アイアン・フィスト The Man with the Iron Fists (2012) 3.15/5 (20)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

両腕を奪われた鍛冶屋が“鋼鉄の拳”を武器に武装集団に立ち向かう戦いを描く、監督、原案、脚本、音楽、主演RZAリック・ユーンラッセル・クロウルーシー・リューパム・グリアデビッド・バウティスタ他共演のカンフー・アクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:RZA
製作
イーライ・ロス

マーク・エイブラハム
エリック・ニューマン
製作総指揮
トーマス・A・ブリス

トム・カーノウスキー
クリステル・レイブリン
原案:RZA
脚本
RZA

イーライ・ロス
撮影:チャン・チーイン
編集:ジョー・ドーガスティン
音楽
RZA

ハワード・ドゥロッシン

出演
鍛冶屋/サディアス:RZA

ゼン・イー:リック・ユーン
ジャック・ナイフ/ジャック・C・ウェールズ:ラッセル・クロウ
マダム・ブロッサム:ルーシー・リュー
金剛/ブラス・ボディ:デビッド・バウティスタ
レディ・シルク:ジェイミー・チャン
銅獅子/ブロンズ・ライオン:カン・リー
銀獅子/シルヴァー・ライオン:バイロン・マン
毒剣鬼/ポイズン・ダガー:ダニエル・ウー
ジェーン:パム・グリア

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2012年製作 95分
公開
北米:2012年11月2日
日本:2013年8月3日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $15,634,090
世界 $19,721,245


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

19世紀、中国、叢林村。
武装集団間の争いが続く村の鍛冶屋(RZA)は、娼館”粉花楼”の娼婦で、愛するレディ・シルク(ジェイミー・チャン)のためにひたすら働いていた。

ある日、武装集団”猛獅会”の金獅子は総督に呼び出され、金塊の輸送隊の護衛を依頼される。

それを引き受けた金獅子だったが、部下の銀獅子と銅獅子に裏切られて殺害される。

二人は、金獅子の息子ゼン・イー(リック・ユーン)の抹殺も企む。

父、金獅子の死を知ったゼン・イーは叢林村に向かう。

猛獅会の首領となった銀獅子は、戦いを前にそれに備える。

抗争により鍛冶屋への武器の注文が殺到し、金塊輸送の噂を聞いたよそ者が村に集まる。

そんな中、イギリス人のジャック・ナイフ(ラッセル・クロウ)は、粉花楼の女主人マダム・ブロッサム(ルーシー・リュー)に迎えられる。

ジャック・ナイフは、ある無法者を八つ裂きにして力を見せつける。

疲労困憊の鍛冶屋はレディ・シルクの元に向かい、彼女のために働いていることを伝える。

村に近づいたゼン・イーは、男達に襲われるものの撃退する。

金塊強奪の計画を練る銀獅子は、能力や何者かが不明な皇帝の密使が派遣されたことを知らされる。

銀獅子は体を真鍮に変化させる能力を持つ金剛/ブラス・ボディ(デビッド・バウティスタ)を呼び、ゼン・イーを抹殺するために差し向ける。

村に着いたゼン・イーは、金剛に叩きのめされるものの、鍛冶屋に命を救われる。

剣の達人、双飛夫妻の率いる金塊輸送隊も村に到着し、その場に現れた金獅子らに金塊を要求されて襲われる。

双飛夫妻は立ち向かうものの、毒剣鬼/ポイズン・ダガー(ダニエル・ウー)の毒矢により命を奪われる。

ジャック・ナイフは、銀獅子らが金塊を持ち出した後の現場を調べ、水銀の矢を作ったのが鍛冶屋だと知る。

金塊強奪は総督に報告され、最強の胡狼軍が派遣される。

ゼン・イーを介抱した鍛冶屋は、自分の作った武器で彼の父、金獅子が殺されたことを後悔していることを伝える。

金剛に壊された武器の製造を、ゼン・イーは鍛冶屋に依頼する。

鍛冶屋はそれを最後の仕事と考え、ゼン・イーが武器で仇を討てば借りを返すことになり、レディ・シルクと共に旅立とうとする。

しかし、鍛冶屋は銀獅子に捕えられ、ゼン・イーの居場所を吐かないため、金剛に両腕を切り落とされる。

鍛冶屋を救ったジャック・ナイフは、水銀の矢の武器を作ったことを彼に確認する。

アメリカ南部の奴隷の子として生まれたサディアス/鍛冶屋は、母親ジェーン(パム・グリア)のお蔭で自由の身となるが、旅立つ直前に白人を殺してしまい逃亡した。

忍び込んだ船が沈没して流れ着いたのが中国であり、鍛冶屋は僧侶に救われ、全ての者が平等だという仏陀の教え受けて修行を続ける。

鍛冶屋は、最高の武器を作ることを約束し、ジャック・ナイフに協力を求め、出来上がった鋼鉄の腕を得る。

全快したゼン・イーは、鍛冶屋が死んだことをレディ・シルクから知らされる。

鍛冶屋は、現れたゼン・イーとジャック・ナイフと共に、今後の行動について話し合う。

その頃マダム・ブロッサムは、粉花楼の地下に銀獅子らを案内して、金塊を預かることで報酬を要求し、それが受け入れられる。

ジャック・ナイフは、金塊が粉花楼の地下にあることを知る。

マダム・ブロッサムは、金塊を奪うため、女達に銀獅子の部下の相手をさせて抹殺する。

レディ・シルクは、金剛の相手をして毒を使おうとするものの、叩きのめされる。

金剛は、マダム・ブロッサムが黒蜘蛛団だと気づき襲われる。

鍛冶屋はレディ・シルクが傷つけられたことを知り、ジャック・ナイフとゼン・イーは粉花楼の地下道を見つけ、銀獅子の部下を倒す。

レディ・シルクは息絶え、怒りに燃えた鍛冶屋は敵に立ち向かう。

マダム・ブロッサムは銅獅子と一騎打ちとなり、共に命を落とす。

ジャック・ナイフとゼン・イーは、銀獅子とポイズン・ダガーと相対する。

皇帝直属の密使であることをジャック・ナイフはポイズン・ダガーに伝え、ゼン・イーは銀獅子と戦う。

鍛冶屋は金剛と格闘になり、互角に戦うものの叩きのめされる。

ジャック・ナイフはポイズン・ダガーを倒し、ゼン・イーは銀獅子を金塊の下敷きにして殺す。

反撃した鍛冶屋は金剛を倒し、レディ・シルクの仇を討つ。

胡狼軍は粉花楼に総攻撃を仕掛けようとするが、ジャック・ナイフは、自分が皇帝の密使ジャック・C・ウェールズだと名乗り、店を制圧したことを指揮官に伝える。

金塊は胡狼軍に渡され、鍛冶屋は、ゼン・イーから兄弟だと言われ、旅立つジャックに別れを告げる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

19世紀、中国、叢林村。
武装集団間の抗争が続く村の鍛冶屋に、武器製造の仕事が殺到していた。
総督から金塊輸送隊の護衛を依頼された武装集団”猛獅会”の首領、金獅子は、部下である銀獅子と銅獅子に裏切られ殺害され、彼らは金塊強奪を計画する。
金獅子の息子ゼン・イーは、それを知らされて村に向かうものの銀獅子が差し向けた者に命を狙われる。
村に現れた謎のイギリス人ジャック・ナイフは、娼館”粉花楼”に滞在しながら周辺を探る。
その後、村に着いたゼン・イーは、銀獅子の部下、金剛に襲われ、鍛冶屋が彼を救う。
鍛冶屋は、ゼン・イーに武器の製造を依頼されるものの、銀獅子に捕えられ、金剛に両腕を切り落とされてしまう。
瀕死の鍛冶屋はジャック・ナイフに救われて、”鋼鉄の腕”を武器に、彼やゼン・イーと共に銀獅子に対抗しようとするのだが・・・。
__________

マーシャルアーツやカンフー映画などを愛するRZAが、原案、監督、音楽そして主演も演じた意欲作であり、超大物のラッセル・クロウが脇を固める魅力的なキャスティングも注目で、単なるアクションと言ってしまうにはやや惜しい作品。

上記のようにカンフー映画などへのオマージュが込められたような作風は興味深いのだが、アクションはともかく、どぎついシーンが多々あるため、好き嫌い分かれてしまうのは致し方ないところだろう。

ラッセル・クロウを絶対的な主演にして、製作費をかけて作れば大いに受けたように思うが、あくまでRZAの作品であり、盟友クエンティン・タランティーノの協力を得た内容に、彼としては満足しているようにも思える。

キャストはなかなかいいのだが、評価も悪く、興行的にも成功しなかった。
北米興行収入 $15,634,090
世界 $19,721,245

奴隷としての辛い過去も登場する人情物語も付け加えられている、主人公の鍛冶屋を演ずるRZA、父親の仇を討つため裏切り者と戦うリック・ユーン、謎の男を貫録で演ずるラッセル・クロウ、娼館の女主人役ルーシー・リュー、武装集団に雇われる殺し屋、WWEのスターでもある巨漢デビッド・バウティスタ、主人公の恋人ジェイミー・チャン、武装集団のカン・リーバイロン・マンダニエル・ウー、そして、主人公の母親役でパム・グリアが端役出演している。


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