ハムナプトラ/失われた砂漠の都 The Mummy (1999) 3.08/5 (13)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ボリス・カーロフ主演による、1932年のホラー映画「ミイラ再生」のリメイク。
監督、脚本スティーブン・ソマーズ、主演ブレンダン・フレイザーレイチェル・ワイズジョン・ハナーアーノルド・ヴォスルー他共演のアクション・アドベンチャー大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:スティーブン・ソマーズ
製作
ショーン・ダニエル
ジェームズ・ジャックス
パトリシア・カー
原作:ケヴィン・ジャー
脚本:スティーブン・ソマーズ
撮影:エイドリアン・ビドル
編集:ボブ・ダクセイ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演
リック・オコーネル:ブレンダン・フレイザー
エヴリン・カナハン:レイチェル・ワイズ
ジョナサン・カナハン:ジョン・ハナー
イムホテップ:アーノルド・ヴォスルー
アナクスナムン:パトリシア・ヴェラスケス
アーデス・ベイ:オデッド・フェール
ベニー:ケヴィン・J・オコナー
テレンス・ベイ博士:エリック・アヴァリ
カイロ刑務所長:オミッド・ジャリリ
ウィンストン・ハーヴェロック:バーナード・フォックス
ヘンダーソン:スティーブン・ダンハム
ダニエルズ:コーリー・ジョンソン
バーンズ:タック・ワトキンス
アレン・チャンベーリン博士:ジョナサン・ハイド

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1999年製作 124分
公開
北米:1999年5月7日
日本:1999年6月19日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $155,247,825
世界 $415,933,406


アカデミー賞 ■

第72回アカデミー賞
・ノミネート
録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

紀元前1290年、エジプトセティ1世の時代。
王に仕える大司祭、死者の番人でもあるイムホテップ(
アーノルド・ヴォスルー)は、王の愛人アナクスナムン(パトリシア・ヴェラスケス)と愛し合ってしまう。

その命をかけた恋の末に、二人は王を暗殺して捕らえられてしまい、アナクスナムンは自害する。

イムホテップと僧侶は、アナクスナムンの遺体を盗み出し、砂漠の奥地、死者の都”ハムナプトラ”で彼女を生き返らせる儀式を行う。

しかし、その最中、イムホテップらは乱入した衛兵に捕らえられてしまう。

イムホテップは、“ホムダイ”と呼ばれる血も凍る極刑を受け、ミイラにされ、死の安らぎは永遠に訪れることはなかった。

その棺を開ければ、人類に死をもたらし、彼を滅ぼすことは不可能だった。
__________

1923年。
アメリカ人の冒険家リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)は、ハムナプトラに眠るといわれる財宝を探し求めていた。

リックは、トゥアレグ族の襲撃を受けるものの、何とか難を逃れることに成功する。

3年後、カイロ
古代博物館の図書館に勤務する学者エヴリン・カナハン(レイチェル・ワイズ)は、兄ジョナサン(ジョン・ハナー)が入手した、セティ1世玉璽が入った地図とパズル・ボックスに興味を示す。

エヴリンとジョナサンは、地図がハムナプトラを示していることに気づく。

しかし、その秘宝を狙い、どれだけの者が命を落としたかを知る、館長のテレンス・ベイ博士(エリック・アヴァリ)は、それを探そうとする二人の身を案ずる。

エヴリンとジョナサンは、パズル・ボックスを見つけた、投獄されているリックに面会に行く。

リックが処刑される寸前で、エヴリンは刑務所長(オミッド・ジャリリ)を買収して命を助ける。

リック、エヴリンとジョナサンは、ギザ港からハムナプトラに向けて出発することになるが、財宝を狙い、刑務所長も同行することになる。

エヴリンは、粗野だが勇敢そうなリックが気になる存在になる。

リックは、かつてハムナプトラで、自分を裏切った外人部隊の傭兵ベニー(ケヴィン・J・オコナー)を見つけ船から川へ放り投げる。

その後リックらは、船上で地図を狙う賊に襲われてしまい、炎上した船から脱出する。

そして、リック、エヴリン、ジョナサン、刑務所長の4人は、砂漠を渡りハムナプトラへと向かう。

やがて、リックらは、船から放り出されたベニーやエジプト学者のアレン・チャンベーリン博士(ジョナサン・ハイド)らの一行と出くわす。

そして、一同は、先を争って目の前に現れたハムナプトラに向かう。

彼らは別々に発掘を始めるが、遺跡の罠にはまり、刑務所長などが犠牲になる。

しかし、砂漠の民アーデス・ベイ(オデッド・フェール)率いるハムナプトラを守る部族が現れ、一行に立ち去るようにと警告する。

リック達は、石棺を見つけ、パズル・ボックスをキーとしてそれを開けることに気づき、生きたまま閉じ込められたと思われるミイラを見つける。

チャンベーリン博士は、”死者の書”を探し当てるが開くことができない。

それを見たエヴリンは、キーがなければ開けられないことを知り、博士が寝ている間に書を拝借し、記述された呪文を唱えてしまう。

チャンベーリンがそれに気づき、読むなと警告した時には既に手遅れで、一行は、肉食のスカラベや生き返ったミイラ(イムホテップ)に次々と襲われてしまう。

イムホテップは、アメリカ人のバーンズ(タック・ワトキンス)の両目をえぐり、舌を切り奪い取る。

再び現れたアーデス・ベイは、復活したイムホテップを倒すことは不可能だとリックらに警告する。

その頃、イムホテップは、アナクスナムンを甦らせる”聖なる壷”を捜すため、ベニーを手下にする。

カイロに戻った一行だったが、そこにイムホテップが現れ、バーンズから生気を吸い取る。

街に災いを起こしたイムホテップは、徐々に肉体を取り戻していく。

リック達は、アーデス・ベイと図書館館長のテレンス・ベイ博士が、ハムナプトラを守る秘密結社の一員だということを知る。

さらに、エヴリンが、アナクスナムンを甦らせるための生贄に選ばれたことも分かる。

リックとジョナサンはベニーを締め上げ、イムホテップが”聖なる壷”で、アナクスナムンを甦らせようとしていることを知る。

その後イムホテップは、チャンベーリン博士とアメリカ人のヘンダーソン(スティーブン・ダンハム)を襲い、生気を吸い取り”聖なる壷”を奪う。

エヴリンに近づいたイムホテップだったが、”聖獣”の猫を連れたリックが現れ、彼を追い払う。

ほぼ肉体が甦ったイムホテップは、民衆に呪いをかけて扇動し、最後の壷を手に入れて、リック達を捕らえようとする。

イムホテップを葬れる、”アメン・ラーの書”の存在を知ったエヴリンは、それが隠されている場所を知る。

しかし、完全に甦ったイムホテップと民衆はリックらを包囲する。

エヴリンは、リックらを助けるために自ら犠牲となり、イムホテップに連れ去られていく。

イギリス空軍基地に向かったリックらは、知人ウィンストン・ハーヴェロック(バーナード・フォックス)の複葉機を借りてハムナプトラに向かう。

ハムナプトラに着いたイムホテップは、追って来たリック達を砂嵐で追い払おうとする。

複葉機は墜落し、リック、ジョナサン、アーデス・ベイは先を急ごうとするが、ウィンストンは命を落とす。

リックらはハムナプトラに侵入し、財宝が隠されている場所にたどりつく。

そこに、イムホテップが甦らせたミイラが現れ、リックらは襲われるものの、彼らはミイラを倒し”アメン・ラーの書”を見つける。

アーデス・ベイが、再び現れたミイラに立ち向かう隙に、リックとジョナサンはその場を逃れる。

イムホテップは儀式を始め、エヴリンを生贄に捧げようとする。

そこにリックとジョナサンが現れ、エヴリンを救い出す。

しかし、ジョナサンが、間違った呪文を唱えてしまい、ミイラの兵士が甦えってリックに襲いかかり、エヴリンはアナクスナムンのミイラと格闘になる。

ジョナサンは、エヴリンの指示で正しい呪文を唱え、ミイラはアナクスナムンのミイラに襲い掛かる。

エヴリンは、キーで”アメン・ラーの書”を開き、彼女の呪文で人間に戻ったイムホテップは、リックに剣で刺され葬り去られる。

財宝を盗み、一人逃げようとしたベニーは逃げ遅れて
スカラベの餌食になる。

リック、エヴリンそしてジョナサンは、崩壊しようとするハムナプトラから逃げ延びることができる。

脱出していたアーデス・ベイは、リック達に感謝してその場を立ち去る。

ジョナサンは、今回も手に入れるものがなかったことを嘆くが、リックはエヴリンを手に入れる。

そして、リックとエヴリンの乗るラクダには、ベニーが持ち去ろうとした財宝が積まれていた。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「
ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(1999)
・「
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」(2001)
・「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
」(2008)

*(簡略ストー リー)

紀元前1290年エジプト
セティ1世に仕える大司祭、死者の番人でもあるイムホテップは、王の愛人アナクスナムンと愛し合ってしまう。
二人は、王を暗殺して捕らえられてしまいアナクスナムンは自害する。
イムホテップはアナクスナムンの遺体を盗み出し、死者の都”ハムナプトラ”で、彼女を生き返らせる儀式を行う。
しかし、イムホテップは再び捕らえられ、血も凍る極刑を受けてミイラにされ、その棺を開けば、人類に死をもたらし、彼を滅ぼすことは不可能だと言われた。
1923年。
アメリカ人の冒険家リック・オコーネルは、ハムナプトラに眠るといわれる財宝を探し求めていた。
3年後、
カイロの古代博物館の図書館員の学者エヴリンは、兄ジョナサンが入手した、セティ1世玉璽が入った地図とパズル・ボックスに興味を示し、地図が、ハムナプトラを示していることに気づく。
エヴリンとジョナサンは、そのボックスを見つけた、投獄されているリックに面会し、処刑寸前で彼の命を助ける。
そして、逃亡した三人は、ハムナプトラに向けて
ギザ港を出発するのだが・・・。
__________

8000万ドルの製作費をかけ、CGを駆使した迫力ある映像、復活したミイラと生身の人間との戦いなど、見応え十分のアクション・アドベンチャー大作。

インディアナ・ジョーンズ」シリーズの亜流にならないかと心配された作品ではあるが、逞しく力強い敵役イムホテップの存在や、復活する理由が、愛する人を甦らせるためだという、残虐な中にも哀愁漂うロマンチックな物語をうまくミックスさせた、メリハリの利いた歯切れのいい、スティーブン・ソマーズの演出は見ものだ。

ドラマチックなストーリーを盛り上げる、ジェリー・ゴールドスミスの勇壮な音楽も印象に残る。

北米で、約1億55000万ドルの興行収入を上げ、全世界では約4億1600万ドルの大ヒットとなった。

第72回アカデミー賞では、録音賞にノミネートされた。

気のいい若者役などが似合っていたブレンダン・フレイザーが、見かけによらず、逞しく男気のある冒険家を好演している。
細かいことを気にせずに、素早く行動を起こす決断力など、見ていて実に痛快だ。

学者としては優秀なのだが、世間知らずでややドジな役柄のレイチェル・ワイズも、演技派ならではの熱演を見せてくれる。

それに輪をかけておめでたい彼女の兄を、ユーモアたっぷりに演じるジョン・ハナー、ミイラ役を迫力で演ずるアーノルド・ヴォスルー、その愛人で出番は少ないが魅力的なパトリシア・ヴェラスケス、思慮深く知性も感じる部族のリーダー役のオデッド・フェール、イムホテップの僕となるケヴィン・J・オコナー、実は秘密結社のリーダーだった図書館館長エリック・アヴァリエジプトの学者ジョナサン・ハイドなどが共演している。


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