ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor (2008) 3.03/5 (29)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

古代のミイラを巡る大冒険活劇、”ハムナプトラ”シリーズの第三作。
スティーヴン・ソマーズが製作に専念、ブレンダン・フレイザーの妻役はマリア・ベロ中国が舞台ということでジェット・リーミシェル・ヨーの出演も注目のアクション大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ロブ・コーエン
製作総指揮:クリス・ブリガム
製作
スティーヴン・ソマーズ
ショーン・ダニエル
ボブ・ダクセイ
脚本
マイルズ・ミラー
アルフレッド・ガフ
撮影:サイモン・ダガン
編集
ケリー・マツモト
ジョエル・ネグロン
音楽:ランディ・エデルマン

出演
リック・オコーネル:ブレンダン・フレイザー
エヴリン・オコーネル:マリア・ベロ
皇帝・ハン:ジェット・リー
ジョナサン・カナハン:ジョン・ハナー
ツイ・ユアン:ミシェル・ヨー
アレックス・オコーネル:ルーク・フォード
ミン将軍:ラッセル・ウォン
リン:イザベラ・リョン
ヤン将軍:アンソニー・ウォン
マッド・ドッグ:リーアム・カニンガム
ロジャー・ウィルソン:デヴィッド・カルダー

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2008年製作 114分
公開
北米:2008年8月1日
日本:2008年8月16日
製作費 $145,000,000
北米興行収入 $102,176,165
世界 $401,126,425


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
戦乱の中国、漢皇帝(ジェット・リー)は、強大な武力で中国全土を制圧し、抵抗する者を弾圧した。

捕虜は奴隷として万里の長城を築き、死体や弱った者はその下に埋められた。

皇帝は、不死の力を求め妖術師のツイ・ユアン(ミシェル・ヨー) とミン・グオ将軍(ラッセル・ウォン)を旅立たせる。

しかし、ツイ・ユアンに目を付けた皇帝は、ミン将軍に、彼女に手を出すことを禁ずる。

不死の魔術を見つけたツイ・ユアンだが、ミン将軍と愛し合う仲になってしまう。

都に戻った二人の仲は帝皇帝に知られ、ミン将軍は処刑され、ツイ・ユアンは皇帝に刺されてしまう。

ツイ・ユアンは、皇帝と全ての臣下に呪いをかけて、傷を追いながらも姿を消す。
__________

2000年後、1946年。
冒険家リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)と妻のエヴリン(マリア・ベロ)は、第二次大戦後のイギリスで静かな生活を送っていた。

エヴリンは、エジプトで、二度ミイラと戦ったことを基に小説を発表して成功していた。

戦時中、スパイ活動で手柄をあげていたリックの毎日は、 魚釣りに悪戦苦闘する平凡な日々だった。

その頃、アメリカ留学中だったリック達の息子アレックス(ルーク・フォード)は、中国で、2000年前の皇帝陵を発掘するという偉業を成し遂げていたが、リックらはそれを知らなかった。

ある日リックは、外務省から新たな任務を依頼される。

それは、“シャングリラの眼”という、持ち主を不死の泉へ導くと言われるブルーダイヤを、上海の博物館に戻すとい任務だった。

博物館の友人ロジャー・ウィルソン(デヴィッド・カルダー)や、エヴリンの兄ジョナサン(ジョン・ハナー)も上海にいることから、リックとエヴリンは、久しぶりの冒険旅行が出来ると胸弾ませ、その仕事を引き受けることにする。

1947年旧正月。
上海に着いたリック達は、ジョナサンが経営するナイトクラブ”イムホテップ”を訪れて、そこで、息子アレックスと出くわし驚いてしまう。

さらにリックは、アレックスの発掘したミイラを見るために訪れた博物館で、世界を制覇するため、皇帝復活を企むヤン将軍(アンソニー・ウォン)とウィルソンが手を組んでいたことを知り、”シャングリラの眼”を奪われてしまう。

“シャングリラの眼”を利用し、ヤン将軍は皇帝復活の儀式を始める。

リックとエヴリンは、それを阻止しようとするが、ヤン将軍は、陶器のまま生き返った皇帝と共に逃亡する。

一方アレックスは、2000年もの間、皇帝陵を守ってきた族の末裔の女性リン(イザベラ・リョン)と出会う。

リンはブルーダイヤを手に入れた皇帝が、軍隊まで蘇らせてしまう可能性があることをリック達に知らせる。

シャングリラの入口が、ヒマラヤだということを知らされたリックは、外人部隊時代の友人マッド・ドッグ(リーアム・カニンガム)を待ち伏せする。

シャングリラの入口に到着した一行だったが、ヤン将軍と部下に追いつかれて銃撃戦となる。

雪男イエティの助けを借りた一行だったが、皇帝がダイヤを使いシャングリラの位置を確認する。

その時、皇帝が放った剣が、アレックスをかばおうとしたリックに刺さりさらに雪崩が起きる。

イエティのおかげで、雪崩から身を守もられたリックらはシャングリラに到着し、2000年をそこで生きたリンの母親ツイ・ユアンに出会う。

そして、ツイ・ユアンの手によって、リックの傷は完治する。

やがて皇帝が現れて甦えり、三頭龍に姿を変え、リンをさらう。

皇帝は、ヤン将軍と共に皇帝軍を目覚めさせるために皇帝陵に向かう。

ツイ・ユアンは、自分達母娘の不死の命を犠牲にして、皇帝によって虐殺され、万里の長城の下に埋められた兵士を甦らせ、皇帝軍と戦わせようとする。

甦ったミン将軍と兵士のミイラはリック達と共に、地下から現れた皇帝軍兵士と戦うことになり、アレックスはリンを救い出す。

ツイ・アンは皇帝と戦い、傷を負いながら皇帝の龍剣を奪い、それをリンに渡して息を引き取る。

リックとアレックスは、龍剣を持って皇帝の元に向かうが、激しい戦いで剣は折れてしまう。

エヴリンとリンはヤン将軍を倒し、リックとアレックスは、剣の両端で皇帝を刺し殺し、皇帝軍は砂漠へと消え去り、ミン将軍の軍隊も、万里の長城に戻っていく。

やがて、アレックスとリンは愛し合うようになり、上海のクラブ”イムホテプ”はマッド・ドッグに引き渡され、目的を達成したリック達は、楽しい時を過ごしていた。

そしてミイラ嫌いのジョナサンは、”シャングリアの眼”を持って南米に旅立つが、その直後ペルーでミイラが発見される。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「
ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(1999)
・「
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」(2001)
・「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
」(2008)

*(簡略ストー リー)
1946年、イギリス
第二次大戦も終わり、冒険家リック・オコーネルと妻エヴリンは、静かな生活を送っていた。
ある日リックは、持ち主を不死の泉へ導くという、ブルーダイヤ“シャングリラの眼”を、
上海の博物館に戻すとい任務を外務省から依頼される。
リックとエヴリンは、兄ジョナサンも
上海にいることから、それを引き受けて旅立つ。
上海に着いたリック達は、ジョナサンが経営するナイトクラブで、2000年前の皇帝陵を発掘した息子アレックスと出くわす。
リックは、アレックスの発掘したミイラを見るために訪れた博物館で、世界を制覇するため、漢皇帝復活を企むヤン将軍らに、”シャングリラの眼”を奪われてしまう。
そして、ヤン将軍は“シャングリラの眼”を利用し、皇帝を復活させ逃亡してしまう・・・。
__________

前2作の監督スティーヴン・ソマーズが製作に専念して、ロブ・コーエンがメガホンを握った。

インディアナ・ジョーンズ」シリーズの亜流などと言われながらも、人気は高いシリーズだが、本作は、アメリカでの批評家の評価は最悪に近いのもとなってしまった。

作品ごとに伸ばしてきた興行成績も、北米で半減するが、全世界で4億ドルを超す大ヒットとなった。

製作費 $145,000,000

レイチェル・ワイズの降板でエヴェリン役になった実力派のマリア・ベロは、母親としてはレイチェル・ワイズよりも適役と言えるが、インパクトに乏しく、22歳の息子がいる”父親”に見えないブレンダン・フレイザーも、前2作に比べるとやや冴えないような気がする。

それに加え、北京オリンピックに合わせ、舞台を中国にしたのは、宣伝効果として納得いくものの、ジェット・リーの悪役皇帝は完全にミスキャスト、主人公の息子アレックス役のルーク・フォードも印象が薄い。

ミシェル・ヨーのみが、彼女らしい、聡明な美しい中国女性という役柄を、いつもながら華麗に演じている。

全く関係のない、”ハムナプトラ”というタイトルをそのまま付ける無神経さにも呆れるばかりだが、原題が”The Mummy”(ミイラ)では、日本語でうまく表現するのも難しいだろう。

しかし、秦始皇帝陵の兵馬俑坑をモチーフにした、大スペクタクルはなかなか見応えがあり、ミイラの映像もなかなか見事だ。

次回作は南米が舞台という布石を残し、息子の存在を含め益々「インディアナ・ジョーンズ」シリーズに似てきた感じだ。

商才を発揮し始めたエヴェリン(M・ベロ)の兄ジョン・ハナー、皇帝に葬られた将軍役ラッセル・ウォン、その娘イザベラ・リョン、皇帝復活を狙う将軍アンソニー・ウォン、リック(B・フレイザー)の旧友リーアム・カニンガム、博物館のデヴィッド・カルダーなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター