ハムナプトラ2/黄金のピラミッド The Mummy Returns (2001) 3.35/5 (34)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

全世界で4億ドル以上の興行収入を上げた、「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(1999)の続編。
5000年前の戦士スコーピオン・キングと闇の神アヌビスの呪いを解こうとする者達に立ち向かう冒険家の戦いを描く、監督、脚本スティーブン・ソマーズブレンダン・フレイザーレイチェル・ワイズジョン・ハナーアーノルド・ヴォスルーオデッド・フェールドゥエイン・ジョンソンた共演のアクション・アドベンチャー大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:スティーヴン・ソマーズ
製作総指揮
ボブ・ダクセイ
ドン・ゼッフェル
製作
ショーン・ダニエル
ジェームズ・ジャックス
脚本:スティーヴン・ソマーズ
撮影:エイドリアン・ビドル
編集:ボブ・ダクセイ
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
リチャード”リック”オコーネル:ブレンダン・フレイザー
エヴリン”エヴィー”カナハン・オコーネル/ネフフェルタリレイチェル・ワイズ
ジョナサン・カナハン:ジョン・ハナー
イムホテップ:アーノルド・ヴォスルー
アナクスナムン/ミーラ・ナイサ:パトリシア・ヴェラスケス
アーデス・ベイ:オデッド・フェール
スコーピオン・キング:ドゥエイン・ジョンソン
アレックス・オコーネル:フレディ・ボース
イジー・バトンズ:ショーン・パークス
ロック・ナー:アドウェール・アキノエ・アグバエ
バルタス・ハフェズ大英博物館館長:アラン・アームストロング
ジャック:ジョー・ディクソン
レッド:ブルース・バイロン
スパイヴィー:トム・フィッシャー

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2001年製作 129分
公開
北米:2001年5月4日
日本:2001年6月9日
製作費 $98,000,000
北米興行収入 $202,019,790
世界 $433,013,270


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
紀元前3067年、エジプトテーベ
世界を支配しようとする、どう猛な戦士スコーピオン・キングドゥエイン・ジョンソン)は、大軍を率いて戦いに挑んだ。

戦いは7年にも及んだが、スコーピオン・キングの軍は敗北し、アム・アシェアーの聖なる砂漠に追いやられた。

焼けつく太陽で兵士達は次々と倒れ、スコーピオン・キングだけが唯一人、生き残る。

死の間際のスコーピオン・キングは、闇の神アヌビスに、”自分の命を助け、敵を倒させるなら魂を捧げる”という誓いを申し出る。

その場に現れたサソリを口にした瞬間、砂漠は緑に代わりアム・アシェアーのオアシスとなる。

スコーピオン・キングの命を救い軍の指揮をさせたアヌビスは、彼を永遠の僕とした。

そして、スコーピオン・キングが敵を倒した後、アヌビスの軍は砂漠に戻り、再び目覚める日を静かに待っていた。
__________

1933年、エジプト
アメリカ人の冒険家リチャード”リック”オコーネル(ブレンダン・フレイザー)と妻エヴリン(レイチェル・ワイズ)は、息子アレックス(フレディ・ボース)と共に、ハムナプトラの財宝のおかげで裕福な生活を送っていた。

ある遺跡でスコーピオン・キングの紋章とアヌビスの腕輪を発見したリックとエヴリンは、その場の罠から逃れようとする。

侵入者のジャック(ジョー・ディクソン)、レッド(ブルース・バイロン)、スパイヴィー(トム・フィッシャー)に気づき、からかおうとしたアレックスは、彼らに見つかりそうになる。

流れ込んできた水で溺れそうになったリックとエヴリンだったが、アレックスが倒した柱が壁を壊したために脱出できる。

一方、”死者の都”ハムナプトラでは、謎の女性ミーラ・ナイサ(パトリシア・ヴェラスケス)、殺し屋ロック・ナー(アドウェール・アキノエ・アグバエ)、そして、大英博物館館長バルタス・ハフェズ(アラン・アームストロング)らが、”死者の書”やイムホテップのミイラを掘り起こそうとしていた。

その場に戻ったレッドらは、ハフェズから腕輪を手に入れたかを訊かれる。

その時、地中からスカラベの大群が現れて、作業員に襲い掛かる。

その様子を見ていたミーラは、目的の物が発掘されるのは間もなくだと考え、そして、イムホテップが発見される。

腕輪を手に入れられなかったレッドは、それがロンドンにあることをハフェズに伝える。

ハムナプトラでリックらと共に戦った砂漠の民アーデス・ベイ(オデッド・フェール)は、ロンドンに向かおうとするハフェズを監視していた。

ロンドン
アヌビスの腕輪を使い一刻も早くアム・シェアーのオアシスに行くことを考えるエヴリンは、それをリックに伝える。

ハフェズらは、リックの屋敷に到着する。

荷物を運んだアレックスは、箱を開けて腕輪をはめてしまい、エジプトの光景とカルナック神殿が目の前に広がる。

屋敷に兄ジョナサン(ジョン・ハナー)がいることに気づいたエヴリンとリックは、彼を捜す。

侵入したハフェズとミーラにリックと間違えられたジョナサンは、腕輪の在り処を訊かれ、そこにリックが現れる。

箱を捜すロック・ナーは、エヴリンとアレックスを脅すものの、アーデス・ベイが現れ、屋敷内で大乱闘が始まる。

エヴリンは連れ去られてしまい、アーデス・ベイは、ハフェズが犯人だとリックに伝え、アレックスは、それが大英博物館の館長であることを知らせる。

奪われたと思った腕輪をアレックスがはめていることに気づいたアーデス・ベイは、スコーピオン・キングの呪いの扉が開かれてしまったことをリックに伝える。

アーデス・ベイは、腕輪をつけると、7日でスコーピオン・キングアヌビスの軍が目覚めると話す。

スコーピオン・キングを倒した者は、その軍で世界を支配できるために、ハフェズらは、イムホテップにスコーピオン・キングを倒させようとしたのだった。

大英博物館に着いたリックは武器を用意し、彼の腕の入れ墨を見たアーデス・ベイは、人類の守護神である神の戦士”メジャイ”の印だと伝えるものの、リックはそれを否定する。

ハフェズの呪文により甦ったイムホテップは、アナクスナムンの生まれ変わりだというミーラと対面する。

箱を開けたロック・ナーは、腕輪がなかったために、アレックスが持っていると考える。

エヴリンは生贄に捧げられそうになるが、リックとアーデス・ベイが彼女を救う。

イムホテップがミイラ兵士を甦らせたため、リックらは建物から脱出し、ジョナサンが調達した二階建てバスに乗り逃走する。

襲い掛かって来たミイラ兵士を何とか倒したリックらだったが、アレックスが連れ去られてしまう。

悲しむエヴリンは、アーデス・ベイから、アレックスは腕輪をしているので手出しはされないと言われる。

エヴリンは、アレックスが見たというカルナック神殿に先回りすることを考える。

エジプトカイロ
肉体が甦りつつあるイムホテップは、腕輪をはめたアレックスに、アム・シェアーのオアシスに案内するよう強要する。

目的の箱を手に入れたと言って現れたレッドらをイムホテップの元に連れて行き閉じ込めたミーラは、彼らに箱を開けるよう指示する。

三人に襲い掛かったイムホテップは、彼らの生気を吸い取る。

冒険仲間のイジー・バトンズ(ショーン・パークス)の元に向かったリックは、エヴリンとジョナサン、そして、メジャイの12部族の首領の協力を得たアーデス・ベイと共に飛行船で飛び立つ。

リックは、アレックスのことを案ずるエヴリンに、必ず連れ戻すことを約束する。

人間に戻ったイムホテップらがカルナック神殿に列車で到着する頃、アレックスはトイレから逃亡する。

しかしアレックスは、神殿で待ち構えていたイムホテップに捕らえられてしまう。

同じ頃エヴリンは、自分がエジプトの王女ネフェルタリである幻覚を見る。

ネフェルタリは、アナクスナムンとイムホテップが関係を持ち、父王セティ1世を暗殺する姿を目撃してしまう。

カルナック神殿では、イムホテップが、アナクスナムンの魂をミーラの肉体と合体させて甦えらせる。

幻覚の話をしたエヴリンは、アーデス・ベイから、自分を守る運命のリックがメジャイであり、それが何千年も前からの定めだと言われるが、リックは偶然だと言い張る。

翌日、カルナック神殿に着いたリックらは、アレックスが残した目印に導かれ、”フィラエ神殿”から”アブ・シンベル神殿”に向かう。

メジャイの首領らは、アーデス・ベイのフクロウ、ホラスが運んできた伝言を受けて、大軍を率いて戦いに備える。

リックらの追跡を知ったイムホテップは、谷間で飛行船を水攻めにしようとする。

迫る水に気づいたリックらは、何とか難を逃れる。

そしてリックらは、アム・シェアーの黄金のピラミッドを発見するが、動力を失った飛行船は、イムホテップに墜落させられる。

飛行船の修理をイジーに任せたリックらはピラミッドに向かい、ロック・ナーはホラスを撃ち落とす。

それに気づいたアーデス・ベイは、ホラスを捜しに行こうとするものの、リックに引き止められてアレックスの救出を優先する。

森林地帯を進むイムホテップは、アレックスは必要なくなったと言うハフェズに、腕輪がアヌビスの軍の鍵を解くと伝える。

ハフェズは、アレックスの腕輪を取るようロック・ナーに命ずる。

警戒するイムホテップらは、小動物のミイラに襲われる。

その隙に逃げたアレックスをリックが救い、アーデス・ベイは、ホラスを殺したロック・ナーを倒す。

アレックスから、日の出の直前にピラミッドに到着しないと自分は死ぬと言われたリックは、ピラミッドに向かい何とか間に合い、アレックスの腕輪は外れる。

しかし、アナクスナムンに剣で刺されたエヴリンが、リックの腕の中で息絶える。

ハフェズが腕輪を手に入れ、イムホテップはアヌビスにパワーを奪われてしまい、普通の人間として戦うことになる。

腕輪を使ったハフェズはアヌビスの軍を解放し、砂漠で大軍を率いるアーデス・ベイは警戒する。

スコーピオン・キングを倒そうとするイムホテップは、アナクスナムンの制止を振り切りピラミッドの奥に向かう。

あることを思いついたアレックスは、ジョナサンと共にエヴリンを生き返らせようとする。

アヌビスの軍は甦えり、アーデス・ベイの大軍との戦いが始まる。

リックとイムホテップは一騎打ちとなり、ジョナサンがアナクスナムンに立ち向かう間に、アレックスが”死者の書”の呪文を唱える。

エヴリンは生き返り、アナクスナムンと剣を交える。

リックとイムホテップの前に、復活したスコーピオン・キングが現れる。

自分が家来だと言うイムホテップは、スコーピオン・キングにリックを殺させようとする。

リックを追ったスコーピオン・キングは、捕えたハフェズを殺す。

アヌビスの軍を倒したと思ったアーデス・ベイだったが、更なる大軍が現れる。

壁の彫刻をヒントにしたリックは、ジョナサンが宝だと思い大切にしていた金の棒が槍だと気づく。

棒を伸ばして槍にしたジョナサンはそれを投げるものの、イムホテップが掴む。

アヌビスの軍を自分のものにしようとしたイムホテップは、槍をスコーピオン・キングに向けて投げるものの、リックがそれを受け止める。

スコーピオン・キングに槍を突き刺したリックは、彼を倒す。

その瞬間に、アーデス・ベイらに襲い掛かろうとしていたアヌビスの大軍も消え去る。

ピラミッドは崩壊し始め、リックとイムホテップは下界に落ちそうになる。

エヴリンがリックを助けるが、アナクスナムンはイムホテップを見捨てて逃げ去る。

絶望したイムホテップは、下界に落下して自ら命を絶ち、アナクスナムンもサソリの餌食となる。

リックらは、全てを吸い込むピラミッドの頂上に登り、飛行船を修理したイジーに救われる。

アーデス・ベイに別れを告げたリックは、エヴリンとの愛を確かめてカイロに向かう。


解説 評価 感想

参考:
・「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(1999)
・「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」(2001)
・「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(2008)

*(簡略ストー リー)
紀元前3067年、エジプトテーベ
どう猛な戦士スコーピオン・キングは、世界を支配しようとして大軍を率い、戦いに挑むものの敗北しアム・アシェアーの聖なる砂漠に追いやられた。
焼けつく太陽に兵士達は倒れて、スコーピオン・キング唯一人が生き残り、彼は闇の神アヌビスに自分の魂を捧げることを誓う。
アヌビスは、スコーピオン・キングに軍の指揮をさせて、敵を倒した彼を永遠の僕として、再び目覚める日を静かに待っていた。
1933年、アメリカ人の冒険家リチャード”リック”オコーネルと妻エヴリンは、息子アレックスと共に、ハムナプトラの財宝のおかげで裕福な生活を送っていた。
リックとエヴリンは、ある遺跡でアヌビスの腕輪を発見し、ロンドンに持ち帰る。
一方、”死者の都”ハムナプトラでは、謎の女性ミーラ、殺し屋のロック・ナー、大英博物館館長のハフェズらが、”死者の書”やイムホテップのミイラを掘り起こそうとしていた。
エヴリンは、アヌビスの腕輪を使いアム・シェアーのオアシスへ行く考えをリックに伝えて彼を説得するが、アレックスが腕輪をはめてしまう。
屋敷に侵入したハフェズらは、腕輪を奪おうとしてエヴリンとアレックスを脅すが、かつて共に戦ったアーデス・ベイが現れ彼女らを助けようとする。
しかし、エヴリンは連れ去られてしまい、 アーデス・ベイは、アレックスが腕輪をしているため、スコーピオン・キングの呪いの扉が開かれてしまったことをリックに知らせる。
スコーピオン・キングを倒した者は、その軍で世界を支配できるのだった。
そのためハフェズらは、イムホテップにスコーピオン・キングを倒させようとして、彼を甦らせてしまうのだが・・・。
__________

前作とほぼ同じスタッフとキャストに加え、実在したと言われているファラオスコーピオン・キングや、結婚したリックとエヴリンの息子アレックスなど、新たに魅力的なキャラクターが登場し、それぞれが特徴を生かした1作目を上回る迫力で展開する作品。

前作を凌ぐスケールと、5000年前の伝説が甦るという壮大なストーリーで、心踊らされる大スペクタクル・アドベンチャーに仕上がっている。

続編にも拘らず、北米で2億ドルを突破し、全世界では、約4億3300万ドルを記録し、前作以上の大ヒットとなった。

フィラエ神殿カルナック神殿アブ・シンベル神殿など、名所巡り的な作りも実に楽しい。

ハムナプトラから復活したイムオテップと、甦ったアナクスナムンとの愛の結末が、前作に続き哀愁漂う形で描かれている。

本作のみの登場が惜しいと思われた、インパクトあるドゥエイン・ジョンソン演ずるスコーピオン・キングは、好評により翌年、本シリーズのスピンオフ作品「スコーピオン・キング」(2002)として製作され、再びスクリーンに登場した。

この時代には二階建てバスがないとか、前回の事件からの経過年数と、子供の歳が合わないなど、細かいことには拘らずに観ることをお勧めします。

主演のブレンダン・フレイザーは、父親になりやや落ち着いた雰囲気があり、平穏な生活を好むようになっているところなども興味深い。

それに対し、母親になったレイチェル・ワイズは、彼をも凌ぐ活躍を見せて、エジプト王女ネフェルタリも演じ、格闘場面なども披露してくれる。

スパイヴィー:トム・フィッシャー
相変わらず、財宝に目のないエヴリンの兄ジョン・ハナー、アナクスナムンに裏切られ悲しい結末となるイムホテップ役のアーノルド・ヴォスルー、今回はかなり登場場面の多い、アナクスナムンとその生まれ変わりである謎の女を演ずるパトリシア・ヴェラスケスアヌビスの大軍に挑む、主人公に協力する頼もしい部族長オデッド・フェールスコーピオン・キングを豪快に演ずるドゥエイン・ジョンソン、主人公の息子で、やんちゃないたずらっ子フレディ・ボース、飛行船で主人公らに協力する冒険家のショーン・パークス、リックの息子に梃子摺る頑強な暗殺者アドウェール・アキノエ・アグバエ大英博物館館長アラン・アームストロング、彼に雇われた男達ジョー・ディクソンブルース・バイロントム・フィッシャーなどが共演している。


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