私がクマにキレた理由 The Nanny Diaries (2007) 3.43/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2002年に発表された、エマ・マクローリンニコラ・クラウスの、ベストセラー同名小説の映画化。
先の人生が見えない女性が、ひょんなことから富豪夫人に”ナニー”(子守兼教育係)として雇われ、利己的な雇い主に家族の絆の大切さを理解させるまでの奮闘を描く、主演スカーレット・ヨハンソンローラ・リニポール・ジアマッティクリス・エヴァンス他共演、監督、脚本シャリ・スプリンガー・バーマンロバート・プルチーニによる痛快コメディ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督
シャリ・スプリンガー・バーマン

ロバート・プルチーニ
製作
リチャード・N・グラッドスタイン

ダニー・ウルフ
原作
エマ・マクローリン

ニコラ・クラウス
脚本
シャリ・スプリンガー・バーマン

ロバート・プルチーニ
撮影:テリー・ステイシー
編集:ロバート・プルチーニ
音楽:マーク・スオッゾ

出演
アニー・ブラドック:スカーレット・ヨハンソン

アレグサンドラ・X:ローラ・リニー
スタン・X:ポール・ジアマッティ
ヘイデン”ハーバード・ホッティ”:クリス・エヴァンス
グレイヤー・アディソン・X:ニコラス・アート
リネット:アリシア・キーズ
ジュディ・ブラドック:ドナ・マーフィー
タニヤ:ブランド・ロデリック
マリア:ローザ・ニノ

アメリカ 映画
配給
MGM

ザ・ワインスタイン・カンパニー
2007年製作 104分
公開
北米:2007年8月24日
日本:2008年10月11日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $25,925,200
世界 $47,732,820


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニュージャージーの大学を卒業し、ニューヨークでの就職を考えるアニー・ブラドック(スカーレット・ヨハンソン)、21歳。

優秀な成績で大学を卒業したものの、アニーは就職の面接で、自分がどんな人物なのかも答えられない。

自分の将来図を思い描きながら、今後の方向がつかめないでいたアニーは、セントラルパークで物思いに耽っていた時に、ある事件が起きる。

少年グレイヤー(ニコラス・アート)を事故から救ったアニーは、彼の母親のミセスX/仮名(ローラ・リニー)に気に入られてしまう。

自分の名前”アニー”を名乗るものの、ミセスXに”ナニー”(子守兼教育係)と聞き間違えられてしまう。

アニーは、ミセスXに見込まれて、グレイヤーのナニーを依頼され、名刺を渡される。

突然、周囲の人々から、ナニーとしての自分に声をかけられてしまい、アニーはひと夏だけ”ナニー”の経験をしてみることを決意する。

ミセスXとランチを共にしたアニーは、彼女にナニーとして雇われることになる。

母親ジュディ(ドナ・マーフィー)には、マンハッタンの銀行に勤めることになったということにして、アニーは親元を離れ、”アッパー・イーストサイド”にあるミセスXの高級アパートに向かう。

アニーは、X家のメイド、マリア(ローザ・ニノ)の素っ気無い出迎えを受け、留守中のミセスXからの、仕事に関しての規則書を確認する。

ゲストルームだと知らずに、くつろいでいたアニーは帰宅したミセスXからそれを注意され、使用人部屋に移される。

その後、悪戦苦闘して、グレイヤーの幼稚園のお迎えを済ませたアニーは、同じアパートの住人ヘイデン(クリス・エヴァンス)に出会う。

一目でヘイデンに惹かれてしまったアニーだったが、それに気を取られる間もなく、腕白なグレイヤーの相手に疲れ果ててしまう。

さらに、当初の印象とは違い、神経質で小うるさいミセスXの注文にも苦労する。

仕事が忙しい、父親ミスターX(ポール・ジアマッティ)と接する時間がほとんどないグレイヤーの気持ちを理解したアニーは、彼と仲良しになることに成功する。

ミスターXの会社のパーティーで、アニーは彼が浮気をしていることと、X夫妻の仲が冷えきっているを知る。

グレイヤーと心通うようになったアニーは、彼を連れて”自然史博物館”などで過ごし、その夜、ミセスXのセミナーに同行することになる。

そこで、休暇が欲しいと言ってしまったアニーは、ミセスXの気分を害してしまい、追い払われるように外出を許可される。

アニーは、何もかも手に入れているミセスXが、満たされない人生を送っていることを疑問に思う。

親友リネット(アリシア・キーズ)に会い、それを伝えたアニーだったが、リネットはアニーもミセスXも同類だと言い放つ。

そのバーでヘイデンに出くわしたアニーは、彼の友人達に、”ナニー”の仕事をからかわれて憤慨して帰ってしまう。

ヘイデンはすぐにアニーに電話を入れ、留守電でバーのことを謝るがアニーはそれを無視する。

やがて、娘のことが気になるジュディが、アニーの様子を見にニューヨークに来ることになる。

仕方なくアニーは、リネットのアパートを借りて、母には自分の職業が”ナニー”だということを隠そうとする。

何とか母ジュディの訪問を切り抜けたアニーは、グレイヤーの誕生日パーティーの最中、ヘイデンの訪問を受けデートを申し込まれてしまう。

ミセスXとの約束を破ることになってしまうアニーは、彼女に知られるのを恐れ、デートの約束をしてヘイデンを追い払う。

その後アニーは、グレイヤーが、大学の付属小学校に入学できなかったことの責任を取らされてしまう。

ヘイデンとのデートに遅れてしまったアニーは、彼が苦労を知らないただの若者のように口走ってしまう。

しかし、もちろん裕福な家庭に育ったヘイデンだが、出張続きの父親の愛も知らず、9人ものナニーに育てられたいたことを彼はアニーに語る。

それを知ったアニーはヘイデンに謝罪し、グレイヤーとの別れや、ミセスXへの同情心からナニーを辞められないことを彼に告げる。

二人の心は通い合い、その後ヘイデンの部屋で結ばれる。

そしてアニーは、ナニーを辞める決心をしてそれをミセスXに伝えようとする。

しかし、ミスターXがミセスXとの約束をキャンセルしたために、彼女は限界に達し、グレイヤーをアニーに任せ、数日の間、外出してしまう。

その後、グレイヤーが高熱を出してしまい、動揺したアニーは、仕方なく看護師の母ジュディに助けを求める。

ジュディは、自分に嘘をついていたアニーを責めるが、そこにミセスXが戻り、彼女の態度が素っ気無いため、ジュディはその場を立ち去ってしまう。

ヘイデンに、父の家で休養しようと誘われたアニーだったが、グレイヤーやミセスXを見捨てられず、”ナンタケット”の別荘に向かうX夫妻に同行することにする。

ミセスXが、アパートに自分の監視カメラを設置し、そろそろ見切りをつけようとしていることを知ったアニーは、それとなくグレイヤーに、永遠には一緒にいられないことを告げる。

ミスターXに迫られそうになったところを、ミセスXに見られてしまったアニーは、ヘイデンに電話をするが連絡が取れない。

ミセスXは、アニーとヘイデンの仲に気づき、身分が合わないことを伝え、彼女を追い払おうとする。

アニーは、グレイヤーのこともあり、時間の猶予をミセスXに求めるが、X夫妻は彼女を息子から引き離してしまう。

アパートに戻ったアニーは、テディベアの中に隠されていた監視カメラを発見する。

ミセスXは、カメラの映像をナニーのセミナーで公表するが、そこには、子供に理解されることと、家族の絆の大切さを力説するアニーの姿があった。

さらにアニーは、グレイヤーが、ただ両親といたいだけだということを告げて映像は終わり、それに涙したミセスXは無言で席を立ってしまう。

母ジュディに自分の道を選ぶことを告げたアニーは、奨学金を得て大学に戻ることを決意する。

数ヵ月後、ヘイデンはアニーに、ミセスXから預かった手紙を渡し、彼が、アレグサンドラ(ミセスX)からの感謝の気持ちをこめた手紙を読み上げる。

アレグサンドラが夫スタン(ミスターX)と離婚し、グレイヤーと二人で、充実した日々を送っていることを知り、アニーは感激する。

ナニーとして過ごしたひと夏の経験で、アニーは多くを学び、自分自身を発見することが出来た。

アニーは、そのきっかけを作ってくれたグレイヤーに感謝し、冒険することの尊さを知る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
マンハッタン
優秀な成績で大学を卒業したアニー・ブラドックは、就職の面接で失敗してしまい、自分自身を見定められないでいた。
そんなアニーは、セントラルパークで物思いにふけっていた時、富豪夫人ミセスXの息子グレイヤーを事故から救う。
アニーは、名前を”ナニー”(子守兼教育係)と間違えられ、夫人にナニーとして雇われることになる。
利己的なミセスXと夫は育児に関心がなく、アニーは住み込みでグレイヤーの世話をすることになり悪戦苦闘する。
しかし、孤独なグレイヤーの寂しさを知り、しれを理解したアニーは、次第に彼と心を通わせていく。
その一方、アニーは、同じアパートに住む青年ヘイデンと親密になっていく。
そしてアニーは、冷め切った夫婦関係や、バラバラになった家庭を何とか修復するために、必死に努力するのだが・・・。
__________

富豪達の、人間味のない身勝手で傲慢な生活と行動を皮肉り、そこに飛び込んだ、社会に出たばかりの女性の、直向さと成長を描いた爽やかな雰囲気のコメディ。
設定やセリフなどを注意して見ていると分かるように、ディズニー映画の名作「メリー・ポピンズ」(1964)へのオマージュ的な作品でもある。

嫌味に見える程の、ニューヨークのセレブの極めつけの生活ぶりなども興味深く、対照的に、初々しく素朴なスカーレット・ヨハンソンの熱演も注目だ。

夫婦でいる意味がない冷め切ったセレブ・カップル、地味な役も多いローラ・リニーはなかなかのはまり役で、対する、いつもはナイスガイが似合うポール・ジアマッティが、やや憎まれ役として控えめに登場する。

主人公アニー(S・ヨハンソン)を支え、根気よく口説く上流の好青年クリス・エヴァンス、やんちゃで腕白な”お坊ちゃま”ニコラス・アート、アニーの友人アリシア・キーズ、母ドナ・マーフィー、セクシーモデルのブランド・ロデリックなどが共演している。


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