パララックス・ビュー The Parallax View (1974) 3/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

殺害された上院議員の死を調査する記者が事件に関係する陰謀に巻き込まれていく、製作、監督アラン・J・パクラ、主演ウォーレン・ビーティポーラ・プレンティスウィリアム・ダニエルズヒューム・クローニン共演の社会派サスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:アラン・J・パクラ
製作:アラン・J・パクラ
脚本
デヴィッド・ガイラー

ロレンツォ・センプルJr.
撮影:ゴードン・ウィリス
編集:ジョン・W・ウィーラー
音楽:マイケル・スモール

出演
ジョー・フレディ:ウォーレン・ビーティ

リー・カーター:ポーラ・プレンティス
オースティン・タッカー:ウィリアム・ダニエルズ
ジャック・ヤンガー:ウォルター・マクギン
ビル・リンテルス:ヒューム・クローニン
暗殺者:ビル・マッキニー
ジョージ・ハモンド:ビル・デイヴィス
ネルソン・シュワルツコフ教授:アンソニー・ザーブ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1974年製作 102分
公開
北米:1974年6月14日
日本:1975年6月日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

シアトル、”スペースニードル”。
テレビ・リポーターのリー・カーター(ポーラ・プレンティス)は、大統領候補でもある上院議員の暗殺現場に居合わせる。

犯人(ビル・マッキニー)は目的を果たすが、もう一人は逃走しようとして落下死する。

政府調査委員会は、愛国者の単独犯であり共同謀議の疑いはないことを発表し、報道規制が敷かれる。

3年後。
地方新聞の記者ジョー・フレディ(ウォーレン・ビーティ)は、酒、ドラッグや女に溺れ自堕落な生活を送っていた。

フレディは警察沙汰を起こして、編集長ビル・リンテルス(ヒューム・クローニン)は、彼の行動に頭を抱える。

元恋人フレディを訪ねたカーターは、動揺しながら、自分が命を狙われていると彼に語る。

3年前の、シアトルでの事件記事を見せたカーターは、目撃者の18人中6人が殺されていると言って怯える。

フレディは偶然に起きた事だと言って、カーターの話をまともに聞こうとはしなかった。

しかし、数日後にカーターは死体で発見され、自殺と断定される。

カーターの死にショックを受け疑惑を抱いたフレディは、シアトルの事件現場にいた、釣りに出かけて事故死した判事の向かった町を訪れる。

バーで保安官補と喧嘩をするものの、保安官に気にいられたフレディは、その場にいた上院議員の選挙参謀オースティン・タッカー(ウィリアム・ダニエルズ)が、既に帰ったことを知らされる。

その後、保安官は、フレディをある男に会わせると言って川に連れて行く。

しかし保安官は、ダムの放水でフレディを殺害しようとして銃を向ける。

フレディは、抵抗してその場を逃れてパトカーを奪い、溺死した保安官の家に向かう。

そこでフレディは、”パララックス”社の資料などを見つけ、保安官補が現れたために逃走する。

パトカーでスーパーマーケットに飛び込んだフレディは、トラックの荷台に飛び乗り町を離れる。

フレディはリンテルスの元に向かい、保安官に10万ドル以上の預金があるらことを伝える。

リンテルスは、保安官らが汚職で起訴されていたため、その取材だと思われたフレディの命が狙われたことを指摘する。

その行動に呆れるばかりのリンテルスだったが、フレディは、タッカーを捜すことを伝える。

”パララックス”の、適性テストの用紙を手に入れていたフレディは、専門家であるネルソン・シュワルツコフ教授(アンソニー・ザーブ)を訪ねて意見を求める。

シュワルツコフは、それが反社会的人間を選ぶためのものだと指摘する。

その後、タッカーに会うことができたフレディは、彼のヨットに乗せられて、事件の際の写真(犯人を含めた)を見せられる。

ヨットは爆破されてしまうが、奇跡的に助かったフレディは新聞社に戻る。

フレディはリンテルスを驚かせ、単なる上院議員の暗殺事件ではないと考え、暗殺者集団が絡む陰謀だと判断する。

フレディは、自分が死んだということにして潜入調査を始めようと考え、リンテルスに死亡記事を出すよう頼む。

仕方なくそれに応じたリンテルスは、フレディに金を渡して情況を見守ろうとする。

”パララックス”に適性テストと願書を出していたフレディは、社のスカウトだと言うジャック・ヤンガー(ウォルター・マクギン)の訪問を受ける。

ヤンガーは、フレディが普通の人間とは考えが会わないことを確認し、連絡先を教えて立ち去る。

後日フレディは、”パララックス”を訪ねて人間工学テストを受ける。

その後フレディは、タッカーに見せられた、写真に写っていた男(ビル・マッキニー)を見かけて後をつける。

空港に向かったフレディは、男が荷物を預けた便に搭乗して飛び立つ。

殺された上院議員の、後継者とも言われる議員が機内にいることに気づいたフレディは、男の荷物が爆弾だと確信する。

それを乗務員に知らせたフレディは、その便を引き返させることに成功するのものの、機体は空港に着陸後に爆破する。

帰宅したフレディは、その場で待ち構えていたヤンガーから、採用されてアトランタでの任務が与えられたことを伝えられる。

偽名を使っていたことがバレたフレディだったが、彼の反社会性を買うヤンガーは、必要な人材ではあることを認める。

その頃、食事を届けに来た男(ビル・マッキニー)から夕食を受取ったリンテルスは、そのコーヒーを飲み毒殺される。

ヤンガーから、連絡員に会うよう指示されたフレディは、相手に予定の変更を伝える。

その後ヤンガーをつけたフレディは、次期大統領候補でもある、上院議員ジョージ・ハモンド(ビル・デイヴィス)の演説会場に向かい、本人が参加するリハーサルを監視する。

”パララックス”の暗殺者達は行動を開始し、役目を終えて退場しようとするハモンドを狙撃する。

フレディは犯人と疑われたために身を潜め、ハモンドは到着した救急車で搬送される。

逃れようとしたフレディだったが、”パララックス”の暗殺者に射殺される。

政府調査委員会は、シアトルの事件での錯乱的な推理による調査を進めていたジョー・フレディが、ハモンド議員の陰謀と考えた末の単独犯行であり、政治的陰謀論を否定する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

シアトル
大統領候補でもある上院議員が暗殺されて、犯人は死亡して単独犯と判断される。
3年後、その暗殺現場に居合せた者達が次々と死亡し、新聞記者のジョー・フレディは、元恋人でテレビ・リポーターのカーターも、その一人として怯えていることを知る。
カーターの話に半信半疑だったフレディだったが、彼女が自殺したために、事件を調査する目的で、他の犠牲者が出た町に向かう。
命を狙われながら手がかりを掴んだフレディは、”パララックス”社が、反社会的な者を雇用しようとしていることを知る。
暗殺者集団の存在を確信したフレディは、自らその組織に潜入して、陰謀を暴こうとするのだが・・・。
__________

それまで以前の製作者側の立場から、監督として活躍し始めたアラン・J・パクラが、謎の暗殺組織を調査する、アウトロー的な記者の危険な戦いをスリリングに描く、社会性のあるサスペンスに仕上げている。

今なら、やや手抜きのように思えるところもあ構成なども、それがまた1970年らしくもあり、当時の独特の雰囲気を想い起させる興味深い作品だ。

ハリウッドで、順調にキャリアを重ねていたウォーレン・ビーティは、自堕落な生活を続ける記者として、汚れ役的に登場し、無鉄砲ともいえる行動力で、事件調査に奔走する若者を熱演する。

呆気なく命を落とすのが残念な、主人公の元恋人で、テレビ・リポーター役のポーラ・プレンティス、暗殺される大統領候補の選挙参謀ウィリアム・ダニエルズ、暗殺組織のスカウト、ウォルター・マクギン、主人公が頼る編集長ヒューム・クローニン、暗殺者のビル・マッキニー上院議員のビル・デイヴィス、大学教授アンソニー・ザーブなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター