レリック The Relic (1997) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1995年に発表された、ダグラス・プレストンリンカーン・チャイルドによる小説”Relic”を基に製作された作品。
未知の”種”から変異したモンスターに襲われる人々の恐怖を描く、監督、撮影ピーター・ハイアムズ、主演ペネロープ・アン・ミラートム・サイズモアリンダ・ハントジェームズ・ホイットモア他共演のSFホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:ピーター・ハイアムズ
製作
ゲイル・アン・ハード

サム・マーサー
製作総指揮
マーク・ゴードン

ゲイリー・レヴィンソン
原作
ダグラス・プレストン

リンカーン・チャイルド
Relic
脚本
エイミー・ホールデン・ジョーンズ

ジョン・ラッフォ
リック・ジャッファ

アマンダ・シルヴァー
撮影:ピーター・ハイアムズ
編集:スティーブン・ケンパー
音楽:ジョン・デブニー

出演
マーゴ・グリーン:ペネロープ・アン・ミラー

ヴィンセント・ダガスタ警部補:トム・サイズモア
アン・カスバート博士:リンダ・ハント
アルバート・フロック博士:ジェームズ・ホイットモア
ホリンズワース:クレイトン・ローナー
グレッグ・リー:チ・ムオイ・ロー
トム・パーキンソン:トーマス・ライアン
ブライスデール:フランシス・X・マッカーシー

ブライスデール夫人:コンスタンス・タワーズ
ロバート・オーウェン市長:ロバート・レッサー
オーウェン夫人:ダイアン・ロビン
ジョン・ホイットニー:ルイス・ヴァン・バーゲン

エヴァンズ:トーマス・ジョセフ・キャロル
マクナリー:ジョン・カペロス

ベイリー:ティコ・ウェルズ
ブラッドリー:マイク・バカレラ
ウートン:ジョン・ディサンティ
ジョンソン:デヴィッド・プローヴァル

フレデリック・フォード:ジョフェリー・C・ブラウン

アメリカ 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
パラマウント・ピクチャーズ
1997年製作 110分
公開
北米:1997年1月10日
日本:1997年5月31日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $33,956,608


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ブラジル
ある部族の儀式に参加していた人類学者ジョン・ホイットニー(ルイス・ヴァン・バーゲン)は、目の前に現れた”レリック”に怯える。

シカゴに送る予定の荷物を貨物船”サントス・モラレス”から降ろそうとしたホイットニーは、それを船長に断られる。

船に侵入して荷物の中を確認したホイットニーは、叫び声をあげる。

6週間後、シカゴ
ブラジルの貨物船”サントス・モラレス”が、ミシガン湖を漂流中に曳航されて到着する。

無人の船内を調べるシカゴ市警のヴィンセント・ダガスタ警部補(トム・サイズモア)とホリンズワース巡査部長(クレイトン・ローナー)は、船員のものと思われる血液などを確認する。

ホリンズワースは麻薬絡みの事件だと考え、二人は惨殺体を発見する。

1週間後、”フィールド自然史博物館”。
進化生物学者のマーゴ・グリーン(ペネロープ・アン・ミラー)は、館長のアン・カスバート博士(リンダ・ハント)から助成金をグレッグ・リー博士(チ・ムオイ・ロー)に横取りされると言われ彼を批判する。

アルバート・フロック博士(ジェームズ・ホイットモア)に呼ばれたマーゴは、ホイットニーから送られてきた荷物の中にあった、悪魔に敵を滅ぼす誓いを立てたゼンゼラ族の”レリック”の石像の頭部を見せられる。

それに興味を示さないマーゴだったが、人の注目を集められる研究だとカスバートに言われてる。

仕方なく箱を調べたマーゴは、大量の葉に付いた卵のような物を確認し、フロックにカビの一種”菌”だと指摘され焼却するよう指示される。

その一部を冷蔵庫に保存したマーゴは、残りを焼却処分する。

その夜、警備員のフレデリック・フォード(ジョフェリー・C・ブラウン)が、トイレでマリファナを吸っていたが何者かに襲われる。

葉の菌を調べていたマーゴは、自分を脅かす同僚らに帰っていいことを伝える。

学校をサボり館内に入っていた少年二人は、閉館後もその場に残る。

翌朝、事件の報告があり、ダガスタとホリンズワースは博物館に駆け付ける。

マーゴも、グレッグから殺人事件があったことを知らされる。

少年二人を保護した警官に、署に連れて行き尋問するよう指示を出したダガスタは、昨夜、最後に帰ったマーゴを呼び後で質問することを伝える。

トイレを調べたダガスタはその惨状に驚きながら、現場を見てしまい取り乱すマーゴを外に出す。

ダガスタは警戒するよう指示し、貨物船の麻薬抗争と博物館の関係はないと考える。

カスバートに会ったダガスタは、警備主任のトム・パーキンソン(トーマス・ライアン)を紹介される。

研究室の安全以外は確認できないため、開館の許可を求めるカスバートの申し出をダガスタは受け入れようとしない。

マーゴの研究室に向い質問したダガスタは、彼女の研究内容と昨夜の館内の様子を聞く。

ホイットニーの研究室が荒らされていることを伝えたダガスタは、マーゴと共にその場に向う。

ダガスタからホイットニーと麻薬の関係を聞かれたマーゴはそれを否定し、焼却した荷物の件を話し残っている遺物を見に行く。

壊れた石像が、迷信深い人々が神や悪魔の遣いと考えるものだという説明を受けたダガスタは、迷信を信じるため興味を持ちながらその場を去る。

フォードの検死に立ち会ったダガスタは、脳の脳下垂体が失われていたことなどを確認する。

葉のカビの分析結果をチェックしたマーゴは、動物のホルモンを確認する。

研究室を出て帰ろうとしたマーゴは、新装する展示エリアが気になりそれを見に行く。

物音を聞き動揺したマーゴはその場から出てトイレに向い、何者かが入って来たため隠れる。

それが掃除婦だと分かったマーゴは、その場を去る。

翌日、資金集めを兼ねるイベントの準備は始まるが、ダガスタは警戒するようカスバートに伝える。

地下などを調べていた警備員は、血液の足跡のような物を見つける。

貨物船の死体を調べたホリンズワースは、船員の死体の脳に脳下垂体がなかったことをダガスタに伝える。

その頃、地下ではおぞましい生物が生息していた。

マーゴからホイットニーの話を聞こうとしたダガスタは、ホイットニーの師であるフロックを紹介される。

突然変異により不気味で異常な種が生まれる”カリスト進化”を実証するため、ホイットニーの協力が不可欠だったというフロックとマーゴは、ブラジルの儀式で脳下垂体を取り除いた可能性をダガスタに聞かれる。

マーゴはダガスタの質問に驚き、フロックも疑問に思う。

地下の警備員は異変に気づき、現れた者を射殺する。

撃たれたのは前科のあるホームレスで、フォードを殺した犯人にしたい警備主任のパーキンソンだったが、ダガスタはそれを疑う。

しかしダガスタは、ホームレスが船の被害者の所持品を持っていたことを知り、ホリンズワースは犯人だと確信する。

そこにロバート・オーウェン市長(ロバート・レッサー)からの電話が入り、ダガスタは今夜のイベントを楽しみにしていると言われてしまう。

ダガスタは、厳重な警備下でイベントだけは開くことをパーキンソンに伝える。

葉を入れた容器に侵入した甲虫が巨大化していることに気づいたマーゴは、それを叩き潰す。

甲虫を調べたマーゴは、爬虫類と甲虫のデータが同じDNA内にあることを疑問に思い、グレッグに質問して確認する。

その頃、ホイットニーの遺物の復元が修了する。

分析結果をフロックに見せたマーゴは、葉がウイルスに感染していると言われて疑問が膨らむ。

ダガスタの指示で警戒態勢が敷かれる中、イベントとパーティーの準備は整い、市長や有力者のブライスデール夫妻(フランシス・X・マッカーシー/コンスタンス・タワーズ)ら来賓が到着する。

葉のホルモンが人間の脳下垂体で作られていることを指摘するフロックは、犯人がそのホルモンを必要としていたことをマーゴに伝える。

グレッグが最後に研究室を出たことを確認したパーキンソンは、パーティー会場以外を閉鎖するよう指示を出す。

閉じ込められてしまったマーゴとフロックは、非常階段を下りようとする。

ミシガン湖に通ずる坑道を調べたダガスタらは、何かに気づいた警察犬が殺されたため銃撃する。

ダガスタは、会場に向い全員を避難させるようホリンズワースに指示を出すが、警察犬を追ったブラッドリー(マイク・バカレラ)が殺される。

イベントは始まり、カスバートはオーウェン市長を紹介する。

白骨体と共に頭部をもぎ取られたブラッドリーの死体を見つけたダガスタは、その場にいた警察犬を連れ帰る。

展示会場が公開され、オーウェン市長夫妻に内部を案内したカスバートは、”レリック”の石像についての説明をする。

そこに現れたホリンズワースは、カスバートらに危険を知らせる。

その時、警備員の死体が天井から落下してその場はパニックになり、警報システムに異常が発生して電力がストップし全館が封鎖されてしまう。

警備室のウートン(ジョン・ディサンティ)とジョンソン(デヴィッド・プローヴァル)は、電力の復旧を試みるが、二人はモンスター化した生物”コソガ”に殺される。

殺された警備員の無線でパーキンソンに連絡したダガスタは市長と話し、ホリンズワースの指示に従うよう伝える。

地下の設備室に向い坑道を抜ければ博物館前の道に出るとダガスタに言われたホリンズワースは、その場の人々を連れて移動しようとする。

パーキンソンはそれを拒み、ブライスデール夫妻も残るといい出し、ホリンズワースは、二人に付き添うというグレッグと警官のマクナリー(ジョン・カペロス)を残して地下に向かう。

この場に留まるべきだと言うパーキンソンに対し、カスバートは解雇することを伝える。

非常階段を下りて来たマーゴとフロックに出くわしたダガスタは、襲いかかるコソガから何とか逃れる。

フロックは、コソガが何かの突然変異であり、”カリスト進化”によりレリックの神話が事実だと指摘する。

コソガの体液を採取したマーゴは、研究室に戻りそれを調べようとする。

車椅子のフロックは、その場に残ると言うダガスタをマーゴと共に研究室に向かわせる。

警官が大挙して博物館に駆け付け、閉鎖された扉を開けようとする。

ロビーに現れたコソガはパーキンソンを殺害し、ブライスデール夫妻とグレッグ、そしてマクナリーはその場から逃れる。

その後、グレッグとブライスデール、そして屋上から救出に現れたSWAT隊員もコソガに殺される。

フロックも、目の前に現れたコソガに襲われる。

分析の結果、コソガが人間だった可能性を知ったマーゴは、保管してあった葉と共に、温度の変化に弱いはずの相手を倒すため液体窒素のボンベを持ち出す。

フロックが殺されたことを知ったマーゴはショックを受け、ダガスタは彼女を慰める。

ホリンズワースに連絡したダガスタは彼らを追う。

坑道内で最後尾にいた警官のベイリー(ティコ・ウェルズ)と女性がコソガに襲われる。

葉でコソガを誘き寄せたダガスタは襲われそうになるが、マーゴが液体窒素を吹きかけてで追い払う。

ダガスタの指示に従ったホリンズワースにらは、無事に外に出ることができる。

研究室に戻ったダガスタは、マーゴをその場に残しコソガを退治しようとする。

分析結果が更に進んでいたことが分かり、マーゴは、コソガとホイットニーのDNAが一致していたことを知る。

そこにコソガが現れ、戻ったダガスタは閉鎖されたドアを開けようとする。

可燃性液体をばら撒いたマーゴはコソガに迫られるが、その場を発火させてエレベーターで逃れる。

火だるまになりながらコソガが追って来るため、マーゴは浸漬タンクに入りカバーを閉める。

そして、コソガは爆死する。

救出されたオーウェン市長は、騒ぎを起こしたと言ってダガスタを批判する上司に意見する。

研究室を調べたダガスタは、浸漬タンクに隠れていたマーゴを助け出す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

シカゴ、”フィールド自然史博物館”。
無人のブラジルの貨物船から移送された、人類学者ホイットニー宛の荷物を確認した進化生物学者のマーゴ・グリーンは、葉に付着していた菌のような物を調べそれがホルモンであることを知る。
博物館の警備員が惨殺される事件が起き、シカゴ市警のダガスタ警部補は、貨物船との関係などを考えながらマーゴから話を聞く。
その後ダガスタは、警備員の破損した脳の脳下垂体が失われていることを知り、葉のホルモンがそれで作られていることに気づいていたマーゴは疑問に思う。
その頃、地下では、突然変異によりモンスター化した”コソガ”が、イベントを控えて博物館に集まる人々に襲いかかろうとしていた・・・。
__________

科学的根拠と神秘性、更には伝説などが入る物語で、専門用語などの解説が分かり難いが、モンスター・ホラーの醍醐味を味わえるピーター・ハイアムズの演出はまずまず楽しめる。

期待した以上に狂暴で小恐竜のようなモンスターはなかなか迫力があるが、物語に新鮮味がなく他の作品で観たようなシーンの連続は今一物足りない。

製作費に6000万ドルをかけたものの、北米興行収入は約3400万ドルに終わった。

歴史ある”フィールド自然史博物館”全面協力によるロケは見応えがある。

事件解決に協力する進化生物学者ペネロープ・アン・ミラー、狂暴なモンスターから人々を救おうとする警部補トム・サイズモア、その同僚クレイトン・ローナー、博物館館長リンダ・ハント、人類学者ジェームズ・ホイットモア、主人公の同僚博士チ・ムオイ・ロー、警備主任トーマス・ライアン、街の有力者フランシス・X・マッカーシー、夫人コンスタンス・タワーズ、市長ロバート・レッサー、夫人ダイアン・ロビン、モンスターに変異していた人類学者ルイス・ヴァン・バーゲン、警官ジョン・カペロスティコ・ウェルズ、警備室担当のデヴィッド・プローヴァルなどが共演している。


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