ザ・リング2 The Ring Two (2005) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

鈴木 光司のホラー小説”リング”を基に製作された、日本映画「リング」のハリウッド版リメイク「ザ・リング」(2002)の続編。
謎のビデオの呪いを解いたと考えていた母子に再び襲い掛かる恐怖を描く、主演ナオミ・ワッツサイモン・ベイカーシシー・スペイセク他共演、監督、中田秀夫によるホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:中田秀夫
製作
ウォルター・F・パークス

ローリー・マクドナルド
製作総指揮
マイク・マッカリ

ロイ・リー
ミシェル・ウェイスラー
ニール・A・マクリス
原作:鈴木 光司リング
脚本:アーレン・クルーガー

撮影:ガブリエル・ベリスタイン
編集:マイケル・N・ヌー
音楽
ヘニング・ローナー

マーティン・ティルマン

出演
レイチェル・ケラー:ナオミ・ワッツ

マックス・ローク:サイモン・ベイカー
エイダン・ケラー:デヴィッド・ドーフマン
サマラ・モーガン:ダヴェイ・チェイス
エヴリン:シシー・スペイセク
エミリー:エミリー・ヴァンキャンプ
ジェイク:ライアン・メリマン
エマ・テンプル:エリザベス・パーキンス
マーティン・セイヴィド:ゲイリー・コール
サマラ・モーガン(霊):ケリー・ステイブルス

アメリカ 映画
配給 ドリームワークス

2005年製作 127分
公開
北米:2005年3月18日
日本:2005年6月18日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $75,888,270
世界 $161,451,538


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

オレゴン州、アストリア
ティーンエージャーのジェイク(ライアン・メリマン)は、エミリー(エミリー・ヴァンキャンプ)をデイトに誘い家に連れて行く。

ジェイクは、11時になることを気にしながら、コピーしたある怖い映画を独りで見て欲しいことをエミリーに伝えてその場を離れる。

エミリーは言われたとおりにそれを見ようとするが、ジェイクは、時間切れだという友人からの電話を受ける。

ジェイクは、1週間以内に誰かにビデオを見せないと自分が死ぬと言われ、ドアから沁みる水に気づきエミリーの元に向かう。

エミリーはビデオを見れなかったことを伝え、怯えるジェイクは、テレビ映像の井戸から這い出す少女サマラ・モーガン(ダヴェイ・チェイス)に襲われる。

シアトルでの事件から約半年後、引っ越してきたレイチェル・ケラー(ナオミ・ワッツ)は、息子のエイダンと共に新生活を始める。

レイチェルは、エイダンが自分を母親と言わずに名前で呼ぶことを気にする。

地元の新聞社で働き始めたレイチェルは、社主のマックス・ローク(サイモン・ベイカー)に歓迎されるが、都会から田舎に来た理由などを彼に話す気にはなれない。

ある日、帰宅しようとしたレイチェルは、シアトルの事件を思わせる殺人事件があったことを知る。

現場に向かったレイチェルは、当事者で放心状態のエミリーの表情を気にしながら、救急車に運び込まれた異常だという被害者の顔を確認する。

元恋人ノアの死と同じ、歪んでいた被害者の顔に驚いたレイチェルは、再び起きる恐怖を予感して怯える。

”見つけた”と言いう遺体袋のサマラ(ケリー・ステイブルス)に腕を掴まれたレイチェルは動揺し、ビデオのコピーは1本だけだったことを考え疑問に思う。

警察署に向かったレイチェルは、取り調べを待つエミリーに歩み寄る。

レイチェルは、エミリーがビデオを見ていないことを確認し、誰が見たかを聞き出そうとする。

事件現場に侵入したレイチェルは、ビデオを持ち去り郊外で焼いてしまう。

エイダンは、テレビに映ったサマラに引き込まれる悪夢を見て目を覚ます。

レイチェルにその内容を聞かれたエイダンは、覚えていないと答える。

エイダンを学校に迎えに行った帰り、フリーマーケットに寄ったレイチェルは、その場でマックスに出くわす。

地元出身のマックスは、長い間ニューヨークで暮らしていたのだが、父親の後を継ぐため戻ってきたことをレイチェルに話す。

レイチェルは、何もない田舎町に来た理由を再びマックスに聞かれ、エイダンのためだとだけ答えて彼と別れる。

トイレに向かったエイダンは、便器から水が吹き出し、水道が異常だということに気づく。

レイチェルは、姿が見えなくなったエイダンを捜す。

蛇口からハエがでてきたことを確認したエイダンは、鏡に映るサマラの写真を撮る。

エイダンを見つけたレイチェルは、彼の体が冷え切っていることに気づく。

レイチェルは、夢を見てから様子のおかしいエイダンを気にする。

夢にサマラが出てきたのかを確認したレイチェルは動揺し、街道にいた鹿を轢きそうになる。

エイダンは車を出すよう叫ぶが、直後に二人は鹿に襲われる。

レイチェルはそれを振り切ろうとするものの、車は鹿に囲まれてしまう。

その場を離れたレイチェルは、帰宅後にエイダンの体温を測り、平熱より3度も低いことに驚く。

その夜、家じゅうで異変が起き、レイチェルはエイデンの部屋でサマラを目撃する。

その場にいたのはエイダンで、壁にはコテージの木が焼き付けて現れる。

危険を感じたレイチェルは、エイダンを連れて新聞社に向かい、サマラが現れた理由を考える。

エイダンは、サマラが、自分達が眠っている時以外の話を全て聞いていることをレイチェルに伝える。

車が傷ついていることなどを気にしたマックスは、レイチェルとエイダンの様子を気にする。

マックスは、エイダンに挨拶するものの返事を返してもらえない。

レイチェルは、マックスに対して素っ気ない態度を取っていたが、彼に助けを求める。

マックスは二人を自宅に連れて行き、レイチェルはエイダンを風呂に入れて体を温めようとする。

しかし、エイダンは水を怖がり、レイチェルは彼に浴槽に入るよう指示して荷物を取りに家に向かう。

レイチェルは、エイダンのカメラにサマラが写っていることを確認する。

その後、浴室のドアが閉まり水が沁み出し、マックスはそれを開けることができない。

戻ったレイチェルは何とか部屋に入り、天井まで達する水に驚きながら、サマラに抱きつかれているエイダンを助けようとする。

エイダンの表情が変わり、空中の水が落下して部屋は水浸しになり、レイチェルは浴槽のサマラを沈めようとする。

それがエイダンに変わり、マックスはエイダンを病院に連れて行く。

レイチェルは、エイダンの体温は下がったものの安定したことを知らされ、力になろうとするマックスに、サマラが写っている写真と彼女についてを話す。

自分がサマラの霊を留めてしまい、それがエイダンに取り憑いてしまったことを悔やむレイチェルは苦悩する。

写真を見ても半信半疑のマックスに、霊が乗り移るのではなく、こうなるという予告だとレイチェルは伝える。

レイチェルは、眠っているエイダンに腕を掴まれ、彼が見ている夢の内容を知る。

そこに精神科医のエマ・テンプル(エリザベス・パーキンス)が現れ、産後にうつ症状となったことでエイダンを愛せないと判断し、レイチェルの息子に対する意図的虐待を疑う。

レイチェルは不快感を示すが、テンプルは彼女の意見を聞き入れず、場所を変えて話をしようとする。

エイダンに囁きかけたレイチェルは、サマラに対し必ず追い出すと警告してその場を離れる。

レイチェルは病院を抜け出し、養子相談所に向かいサマラの実母を探そうとする。

モエスコ島。
サマラが養子となったモーガン牧場に向かったレイチェルは、不動産業者のマーティン・セイヴィド(ゲイリー・コール)に迎えられる。

家具などは引き払われていたため、レイチェルは地下室を調べ、手がかりとなる”聖マグダレン慈善会”のことやサマラの実母のスケッチブックなどを見つける。

その頃、病室のテレビにサマラが映り、エイダンは目覚める。

テンプルは、家に帰りたいというエイダンから、レイチェルについての話を聞く。

レイチェルは自分を愛していると答えたエイダンは、帰宅することを許してもらえない。

そのためエイダンは、テンプルの意識を操り、血管に空気を注射させて殺し病院を抜け出す。

聖マグダレン慈善会を訪れたレイチェルは、サマラの母親が”エヴリン”という女性で、彼女が産まれた子供を救うためだと言って溺れさせて殺そうとしたことを知る。

精神科施設にいるエヴリン(シシー・スペイセク)と面会したレイチェルは、息子を助けたいことを伝える。

レイチェルは、自分と同じことをするようにとエヴリンに言われる。

なぜ自分がこんな目に遭うのかを尋ねたレイチェルは、死者を甦らせたからであり、良い母親として子供に耳を貸すようエヴリンに言われる。

家に戻っていたエイダンに気づき様子を見ていたマックスは、自分も含め誰も必要としないと彼に言われる。

エイダンの写真を撮ろうとしたマックスは、止めるように言われてそれに従う。

帰宅したレイチェルは、抱きついてきたエイダンが自分のことを”ママ”と呼んだことを不思議に思う。

レイチェルは、マックスのコートがあったため、彼の所在をエイダンに尋ね、もういないと言われる。

再びママと言われたレイチェルは、通りに止めてあるマックスの車を調べ、顔が歪んだ彼の死体を発見する。

それをエイダンの仕業だと確信したレイチェルは、家に戻り眠ってしまう。

夢の中でレイチェルは、サマラを倒すために、彼女が怖がるところに行き、自分を殺してほしいとエイダンに言われる。

眠り続けるようにとも言われたレイチェルは、話を聞かれたというエイダンが消えた後で目覚める。

眠らないというエイダンに夜食を作ったレイチェルは、それに睡眠薬を混ぜて彼を眠らせる。

レイチェルはエイダンを水を張った浴槽に沈め、サマラは彼から離れる。

目覚めたエイダンが、自分を名前で呼んだことで安心したレイチェルは居間に向かう。

レイチェルは、映像で現れたサマラが、母親を求めていることを知っていたため、彼女と共に映像に引き込まれて井戸に落ちる。

井戸の壁を登り、サマラに追われながら外に出たレイチェルは蓋を閉める。

レイチェルはその場を離れ、エイダンの呼び声を聞きながら、サマラの母アンナと同じように崖から身を投げる。

エイダンの話しかける声で目覚めたレイチェルは、全て終わったことを伝え。

”ママ”と言われたレイチェルは、暫くは名前を呼んでほしいことをエイダンに伝え、息子を固く抱きしめる。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ザ・リング」(2002)
・「ザ・リング2」(2005)

*(簡略ストー リー)

オレゴン州、アストリア
謎のビデオ事件を克服して田舎町に引っ越し、地元の新聞社に勤め始めたレイチェル・ケラーは、怪事件が起きたことを知り現場に向かう。
シアトルでの事件を思わせる雰囲気を感じながら、被害者の死体を調べたレイチェルは歪んだ顔を見て驚く。
消え去ったはずの少女”サマラ”の霊が現れ、見つけたと言われたレイチェルは動揺する。
被害者がビデオを見たことを知ったレイチェルは、それを手に入れて焼いてしまう。
その後レイチェルは、息子エイダンの異変と彼の体温が下がっていることに気づく。
レイチェルは、新聞社社主のマックスに助けを求めるのだが、エイダンが撮った写真にサマラが写っていることを知る。
エイダンにサマラが取り憑いたことも知ったレイチェルは、彼女の実母エヴリンを捜そうとするのだが・・・。
__________

前作をヒットさせたゴア・ヴァービンスキーに代わり中田秀夫が監督した作品。

続編であるため仕方がないかもしれないが、全てにおいてやや平凡という感じを受ける。

強烈なインパクトとして印象付けられたビデオ映像の効果も今一で、前作に比べて評価も低く、3作目の公開の噂が流れるものの実現していない。

興行収入も前作に比べて激減したが、北米で約7600万ドル、全世界では約1億6100万ドルのまずまずのヒットとなった。
前作:
北米興行収入 $128,579,698
世界 $249,348,933

前作以上に、息子のために命を懸けて戦うシングルマザーを熱演するナオミ・ワッツ、彼女に心を寄せながら協力する新聞社社主サイモン・ベイカー、主演に近い重要な役を演ずる、悪霊に取り憑かれる主人公の息子ダヴェイ・チェイス、悪霊のサマラ(ダヴェイ・チェイス:映像/ケリー・ステイブルス:霊)の実母シシー・スペイセク、怪事件の被害者役ライアン・メリマンエミリー・ヴァンキャンプ、精神科医役のエリザベス・パーキンス、不動産業者ゲイリー・コールなどが共演している。


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