ザ・ライト The Rite (2011) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

悪魔祓いを必要とする人々が増え、エクソシストの不足を懸念したことで実際に起きたバチカンの動きを基に製作された作品。
主演アンソニー・ホプキンスコリン・オドナヒューアリシー・ブラガキーラン・ハインズトビー・ジョーンズルトガー・ハウアー他共演、監督ミカエル・ハフストロームによるホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:ミカエル・ハフストローム
製作総指揮:ロバート・ベルナッキ他
製作
トリップ・ヴィンソン

ボー・フリン
原作:マット・バグリオ
脚本:マイケル・ペトローニ
撮影:ベン・デイヴィス
編集
ピーター・ボイル

デヴィッド・ローゼンブルーム
音楽:アレックス・ヘッフェス

出演
ルーカス・トレヴァント神父:アンソニー・ホプキンス

マイケル・コヴァック:コリン・オドナヒュー
アンジェリーナ:アリシー・ブラガ
ザヴィエル神父:キーラン・ハインズ
マシュー神父:トビー・ジョーンズ
イシュトヴァン・コヴァック:ルトガー・ハウアー
ロザリア:マルタ・ガスティーニ
アンドリア:マリア・グラツィア・クチノッタ
エディ:クリス・マークエット

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2011年製作 113分
公開
北米:2011年1月28日
日本:2011年4月9日
製作費 $37,000,000
北米興行収入 $33,037,754
世界 $96,047,633


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

父親イシュトヴァン・コヴァック(ルトガー・ハウアー)の営む葬儀社を手伝うマイケル(コリン・オドナヒュー)は、その生活に幻滅し神学校に入学する。

4年後。
マイケルは、成績優秀ではあるが、信仰に疑いを感じ司祭になる道を辞退しようと、その考えをマシュー神父(トビー・ジョーンズ)にメールで伝える。

その後、夜道で自転車に乗った女性が車に轢かれる事故に遭遇したマイケルは、瀕死の彼女に頼まれ祈りを捧げる。

その様子を見ていたマシュー神父は、マイケルには、信仰についての迷いがあると考える。

バチカンに悪魔に憑かれたという報告が殺到し、アメリカ中の各司教区にエクソシストを配置することになったことを、マシュー神父はマイケルに話す。

信仰を失い欠けているマイケルに、開設されたエクソシストの講座を受けるよう、マシュー神父は説得する。

バチカンサン・ピエトロ大聖堂
マイケルは、マシュー神父の親友だというザヴィエル神父(キーラン・ハインズ)の講義を受ける。

ザヴィエル神父は、ウェールズ人であるエクソシストイエズス会のルーカス・トレヴァント神父(アンソニー・ホプキンス)をマイケルに紹介する。

ルーカス神父の元を訪れたマイケルは、いきなり、悪魔に憑かれているという妊娠した少女ロザリア(マルタ・ガスティーニ)の”解放の儀式”に立ち会う。

マイケルは、不躾で風変わりなルーカス神父に戸惑いながらも、彼に興味を持つ。

その後マイケルは、同じ講義を受ける女性アンジェリーナ(アリシー・ブラガ)と街で出くわし、彼女がエクソシスムに興味を持つジャーナリストだと知る。

アンジェリーナは、ルーカス神父との取材を希望していたのだがそれが果たせず、彼に会ったマイケルに近づいたのだった。

ザヴィエル神父に、ルーカス神父の儀式は精神異常者が相手だったと伝えたマイケルだったが、ポケットにロザリアのブレスレットが入っているのに気づく。

ルーカス神父の元に向かったマイケルは、ロザリアに会い、彼女にブレスレットを返す。

それが悪魔の仕業だったのか・・・、次の瞬間、ロザリアに憑いた悪魔は、かつてマイケルが葬儀社で処置した自殺者について語る。

ルーカス神父は悪魔祓いを続け、ロザリアはクギを吐き出して落ち着く。

マイケルは、ロザリアが、父親に犯され苦しんでいる精神患者だと言い放つが、ルーカス神父は、悪魔を否定しても自分を守ることはできないと答える。

その後、ある少年の悪魔祓いに、ルーカス神父と同行したマイケルは、彼が小道具を使った偽善者ではないかと疑う。

その頃、ロザリアが病院で溺死を図り、ルーカス神父とマイケルはその場に向かう。

しかし、マイケルは尚もロザリアが異常者で神父より精神科医が必要だと告げその場を立ち去る。

その夜、ロザリアは大量出血のため、お腹の子供と共に死亡する。

ルーカス神父は、悪魔に打ち勝てなかったことを嘆き悲しむ。

ロザリアのことを知ったマイケルは、アンジェリーナに協力することを伝える。

アンジェリーナは、弟が悪魔に憑かれた恐ろしい経験をマイケルに話す。

就寝中、悪夢にうなされたマイケルは、父イシュトヴァンが脳卒中で倒れたことをザヴィエル神父から知らされる。

翌日、ルーカス神父の家にいたカエルが、部屋に大量にいるのをマイケルは見つけ、多くの国で空港が閉鎖され彼は帰国することが出来ない。

父親のことを病院に問い合わせたマイケルは、彼と電話で会話をするのだが、その直後に病院側から、既に父親が亡くなっていたことを知らされる。

幻覚や声に悩まされるマイケルは、アンジェリーナに助けを求める。

ルーカス神父と共に会った少年の、ささやいた言葉が気になったマイケルは、彼が父親の死が近いことを知っていたことに驚く。

マイケルはルーカス神父の元に向かうが、彼は自分の中に悪魔がいることを伝え、ザヴィエル神父を呼ぶよう指示する。

ザヴィエル神父は外出中で不在であり、監禁したルーカス神父の元に戻ったマイケルは、アンジェリーナと共に彼を縛り上げる。

仕方なくマイケルは自ら儀式を始めるが、信仰が足りないことで自信をなくす。

アンジェリーナは、信仰に疑いを持ちながらもこの地に来た理由があるとマイケルを励ます。

悪魔に立ち向かおうとしたマイケルとアンジェリーナは、邪悪な姿に化したルーカスに襲われる。

しかし、神を信じることを告げたマイケルは、名を名乗るようルーカスに迫り、彼は”バール”と叫びながら正気に戻る。

翌朝、ルーカス神父はマイケルに感謝し別れを告げる。

自宅に戻ったマイケルは、アンジェリーナから送られてきた、エクソシストに関する彼女の記事を受け取る。

その後マイケルは神父となり、アメリカ国内のエクソシストの一人となり、ルーカス神父も悪魔祓いを続けている。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

家業の葬儀社の仕事に幻滅した青年マイケルは、父を残し神学校に入学し、優秀な成績で卒業しようとしていた。
しかし、マイケルは信仰に疑問を持ち、司祭への道を辞退することを考える。
それを知ったマシュー神父はマイケルに、不足しているエクソシストの養成講座を受けるよう説得する。
バチカンに着いたマイケルは、講座の講師であるザヴィエル神父の講義を受け、彼からエクソシストのルーカス・トレヴァント神父を紹介される。
ルーカス神父に会ったマイケルは、いきなり悪魔に憑かれてるという、妊娠した少女ロザリアの儀式に立ち会わされる。
その現場を見たマイケルは、ロザリアが精神異常者だとしか思えず、起きた現実を受け止めることが出来ない。
そんな時マイケルは、弟が悪魔に憑かれた経験があるという、同じ講義を受けるジャーナリストのアンジェリーナと親交を深めるのだが・・・。
__________

近代化が進む現在で、悪魔に憑かれる事例が急増しているということに驚くが、それに対応するためにバチカンが、エクソシスト養成プログラムを実行したという現実も興味深い。

悪魔祓いが身近にいる存在として描かれているが、おぞましい悪魔に憑かれた者の様子などは意外に控え目で、激しい”戦い”を期待していると、やや満足できないかもしれない。

あくまで、信仰に疑問を持つ聖職者の自分との闘いを描いた作品なので、悪魔との戦いは付属として考えた方がいいようだ。

アンソニー・ホプキンスエクソシストを演ずるというだけで魅力を感じてしまう作品であり、70歳を過ぎた、円熟というよりは、極めた演技、その怪演はさすがにうならされる。

家業の葬儀社から逃れ聖職者の道を歩むものの、信仰に疑問を持つ青年を好演するコリン・オドナヒュー、彼に協力するジャーナリスト、アリシー・ブラガエクソシスト養成講座の講師である神父キーラン・ハインズ、主人公の恩師の神父トビー・ジョーンズ、主人公の父親ルトガー・ハウアー、悪魔に憑かれる少女マルタ・ガスティーニ、少女のおばマリア・グラツィア・クチノッタ、主人公の友人クリス・マークエットなどが共演している。


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