ザ・ロード The Road (2009) 5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2006年に発表された、コーマック・マッカーシーの小説”ザ・ロード”の映画化。
彼は、本作によりピューリッツァー賞を受賞している。
世界の終焉を迎え、ひたすら南に向かう父子の安息を求めた旅を描く、監督ジョン・ヒルコート、主演ヴィゴ・モーテンセンコディ・スミット=マクフィーシャーリーズ・セロンロバート・デュヴァルガイ・ピアース他共演のドラマ。


ドラマ

シャーリーズ・セロン / Charlize Theron 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・ヒルコート
製作総指揮
トッド・ワグナー

マーク・キューバン
マーク・バタン
ラッド・シモンズ
製作
ニック・ウェクスラー

ポーラ・メイ・シュワルツ
スティーヴ・シュワルツ
原作:コーマック・マッカーシーザ・ロード
脚本:ジョー・ペンホール

撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集:ジョン・グレゴリー
音楽
ニック・ケイヴ

ウォーレン・エリス

出演
男:ヴィゴ・モーテンセン

少年:コディ・スミット=マクフィー
女性:シャーリーズ・セロン
老人/イーライ:ロバート・デュヴァル
旅人:ガイ・ピアース
旅人の妻:モリー・パーカー
盗人:マイケル・ケネス・ウィリアムズ
ギャング:ギャレット・ディラハント

アメリカ 映画
配給
ワインスタイン・カンパニー

ディメンション・フィルムズ
2009年製作 111分
公開
北米:2009年11月25日
日本:2010年6月26日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $8,104,518
世界 $27,635,305


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

世界の終焉を迎え、生き残った男(ヴィゴ・モーテンセン)と息子(コディ・スミット=マクフィー)は、荒廃した原野を、寒さに耐え食料を探し、ただひたすら南に向かい歩き続ける。

男は、”終焉”後の厳しい生活の中、息子を出産した妻(シャーリーズ・セロン)のことを夢に見る。

ある日、車で寝ていた二人は、武装集団のギャングが現れたのに気づき林に逃れる。

そのメンバーの一人(ギャレット・ディラハント)が二人に近づき、男は彼に銃を向ける。

ギャングが息子を捕らえたため、男は彼を射殺して、その場から逃げ去る。
__________

妻は、成長していく息子を見て、絶望の末に拳銃で自殺を考えるが、男がそれを思い止めさせる。
__________

息子と、妻のことを考えることを止めようと約束した男は、彼女が去った時のことを思い出しながら、写真と指輪を捨てる。

その後、ある屋敷を見つけた二人は、そこが人食い集団のアジトだと知り、その場から逃げる。

それに怯える息子に、男は、自分達は“善き者”であるよう諭し、お互いを励ます。

男の生家にたどり着き、息子は街角で自分と同じくらいの年の少年を見かける。

それを追おうとする息子を制止し、男はその場を離れる。

ある家の裏庭に、シェルターがあるのに気づいた二人は、大量の食料を見つけ、空腹を満たして安らかに眠る。

やがて、危険を感じた二人は、カートに詰める限りの食料を持ち、その場を後にする。

その後、二人は、老人イーライ(ロバート・デュヴァル)に出会い、男は、食料を分けようとする息子に仕方なく従う。

焚き火を囲み、老人の身の上などを聞いた男は、翌日、彼と別れる。

少年は、”善き者”であるようにといい続ける父が、老人に優しく出来ないことを疑問に思いながら彼を見送る。

そして、海辺にたどり着いた二人だったが、それを望んでいた息子は発熱してしまう。

息子を介抱した男は、座礁している船を見つけ、咳き込む体を押して船まで泳ぎ、使えるものを探して戻ってくる。

少年が寝ている間に、食料など全てを、盗人(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)に奪われてしまう。

男は、息子を背負い盗人を追い、彼に拳銃を向け、身包み剥ぎ置き去りにする。

盗人を助けたいと言う息子に説得された男は、彼の元に戻り、衣服と缶詰を置いて、二人は再び南に向かう。

ある町で、足に弓矢を受けた男は、それを射った者を殺し、傷を手当てして歩き始める。

衰弱し、浜辺で倒れこんだ男は死を覚悟して、息子に、前に進むよう指示する。

そして少年は、眠っている間に父が息を引き取ったことに気づき、悲しみに暮れる。

浜辺にたたずむ少年の前に、浮浪者(ガイ・ピアース)が現れて、同行するかを聞かれる。

少年は、浮浪者が”善き者”であるかを確認し、父に別れを告げ、彼とその妻(モリー・パーカー)、そして子供達と行動を共にすることを決める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

世界の終焉を迎え、生き残ったある父子は、ひたすら南に向かい歩き続ける。
男は、夢を見る度に亡き妻のことを想い出す・・・。
厳しい生活の中で息子を産んだ妻は、絶望の果てに独り旅立ち、その後、父子も家を離れた。
寒さに耐え食べ物を探し、その日を生き抜くことのみを考える親子は、人食い集団などから逃れながら旅を続ける。
ある日、民家のシェルターに気づいた二人は、そこに大量の食料があるのを見つける。
そして、空腹を満たした二人は、安らかな眠りにつくのだが・・・。
__________

ノーカントリー」(2007)の原作者として知られる、コーマック・マッカーシーの作品だけに、親子愛を描いた物語に伸し掛かるような、陰鬱な雰囲気や先の見えない恐怖などを感じさ、監督のジョン・ヒルコートは、独特の世界観で描き切っている。

その荒涼たる風景や、廃墟と化した街並みのセットなど、ショッキングな映像も興味深い。

父が、”善き者”であるよう息子に諭す場面がしばしば登場するが、その言葉に反するうように、人を避ける主人公の行動で、幼い子供に、その意味を理解させるところなども、なかなか細かい演出だ。

妻を失い、息子を守るために絶望することも出来ない主人公を、ヴィゴ・モーテンセンは、迫真の演技で熱演する。

その父を支えに生き抜き、時に彼を勇気付けるコディ・スミット=マクフィー、絶望し独り旅立つ妻を演ずるシャーリーズ・セロン、孤独な旅を続ける老人ロバート・デュヴァル、父を亡くした少年と行動を共にすることになる旅人ガイ・ピアース、その妻役モリー・パーカー、主人公に身包み剥がれる男役のマイケル・ケネス・ウィリアムズ、ギャングのメンバー、ギャレット・ディラハントなどが共演している。


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