ランナウェイズ The Runaways (2010) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1970年代の後半に活躍した、女性ハード・ロック・バンド“ザ・ランナウェイズ”のボーカル、シェリー・カーリーの著書”Neon Angel: A Memoir of a Runaway”を基に製作された作品で、バンド結成からデビューそして栄光と挫折を描く、主演ダコタ・ファニングクリステン・スチュワートマイケル・シャノン他共演、監督フローリア・シジスモンディによるドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:フローリア・シジスモンディ
製作総指揮
ジョーン・ジェット

ケニー・ラグーナ
ブライアン・ヤング
製作
アート・リンソン

ジョン・リンソン
ビル・ポーラッド
原作:シェリー・カーリー”Neon Angel: A Memoir of a Runaway”
脚本:フローリア・シジスモンディ

撮影:ブノワ・デビエ
編集:リチャード・チュウ
音楽:リリアン・ベルリン

出演
シェリー・カーリーダコタ・ファニング

ジョーン・ジェット/ジョーン・マリー・ラーキンクリステン・スチュワート
キム・フォーリーマイケル・シャノン
サンディ・ウェストステラ・メイヴ
リタ・フォードスカウト・テイラー=コンプトン
ロビン・ロビンズ:アリア・ショウカット
マリー・カーリー:ライリー・キーオ
スコッティ/ローディー:ジョニー・ルイス
マリー・ハーモン:テータム・オニール
カーリー:ブレット・カレン
タミー:ハンナ・マークス
デレク:ブレンダン・セクストン3世

アメリカ 映画
配給 Apparition

2010年製作 106分
公開
北米:2010年3月19日
日本:2011年3月12日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $3,571,735
世界 $4,681,651


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1975年、ロサンゼルス
学園祭のステージに立った音楽好きな少女シェリー・カーリー(ダコタ・ファニング)は、”デヴィッド・ボウイ”の真似をして優勝する。

ギターを習い始めたジョーン・マリー・ラーキン(クリステン・スチュワート)は、”ジョーン・ジェット”と名乗るが、女性にはエレキ・ギターを教えられないと言われて止めてしまう。

ある夜ジョーンは、有名なレコード・プロデューサーのキム・フォーリー(マイケル・シャノン)に声をかけ、彼から、ドラムのサンディ・ウェスト(ステラ・メイヴ)を紹介される。

キムに期待された二人は練習を続け、彼は、シェリーにも目をつけてメンバーに入れる。

普通の子でいるのが嫌な程度の考えだったシェリーは、キムが求めるようには歌えなかったが、次第にロックのハートを掴んでいく。

そんなシェリーだったが、女優である母マリー・ハーモン(テータム・オニール)が、結婚してインドネシアに引っ越すと言い出し、双子の姉マリー(ライリー・キーオ)と共に驚いてしまう。

その後、リタ・フォード(スカウト・テイラー=コンプトン)とロビン・ロビンズ(アリア・ショウカット)を加えた、平均年齢16歳のバンド”ザ・ランナウェイズ”はツアーに出ることになる。

インドネシアには行かずに、祖母に世話になっていたシェリーは、母親に追い出された父親(ブレット・カレン)をマリーに任せて旅立つ。

バンドは順調にツアーを続けて、そして、キムから、”マーキュリー・レコード”との契約成立の連絡を受ける。

デビューした”ザ・ランナウェイズ”の人気は、まず日本で火がつき、ツアーに旅立つことになる。

酒やドラッグに頼る日々となっていたシェリーは、手助けしたいという姉マリーを冷たく突き放す。

日本に到着した”ザ・ランナウェイズ”は、熱狂的な歓迎を受け、シェリーは下着同然の衣装でステージに立ち、父親が倒れたというマリーからの電話も無視する。

ドラッグや酒で、体が悲鳴を上げていたシェリーだったが、ステージ上ではカリスマ的パフォーマンスを見せる。

しかしシェリーは、宣伝用に撮った、ワイセツ写真のようなグラビアが雑誌に掲載され、音楽を追求したいという考えのメンバーから非難を浴びてしまう。

その後シェリーは倒れてしまい、入院後に帰国し、マリーに謝罪する。

姉妹のわだかまりは消えるが、シェリーは、父親の顔を見ただけでメンバーの元に戻る。

そんな時、シェリーを中傷する雑誌記事も掲載され、リタは益々、彼女を非難する。

ジョーンはメンバーをまとめようとするのだが、シェリーは、新譜の録音を拒否してしまう。

キムに怒りをぶつけるジョーンは、シェリーが、家族との時間を過ごしたいことを知る。

8ヵ月後。
自堕落な生活を送っていたシェリーは、施設での療養後、演技の勉強を始める。

シェリーはその後、映画に出演し、マリーとレコードを出すものの、ドラッグの問題などで挫折する。

立ち直った後は、その経験を生かして、ティーンをのカウンセラーになり、チェーンソー彫刻のアーティストでもある。

ジョーンは、”ザ・ランナウェイズ”解散後に、”ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ”を結成して、23のレーベルに断られて、自主制作でアルバムを発表する。
そして、”I Love Rock ‘n’ Roll”は1000万枚以上の売上を記録、現在でも活躍している。

キム・フォーリーは、1970年代に”キッス”や”アリス・クーパー”などをプロデュースした。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1975年、ロサンゼルス
少女ジョーン・ジェットは、有名なレコード・プロデューサーのキム・フォーリーと出会い、ドラムのサンディ・ウェストを紹介される。
キムに期待された二人は、バンド結成のために練習を続け、彼は、メンバーにアクセントを加えようと、シェリー・カーリーに目をつけてボーカルを任せようとする。
やがて、リタ・フォードらを加えた平均年齢16歳のバンド”ザ・ランナウェイズ”は、ツアーに出ることになる。
そして、キムの努力で、バンドは”マーキュリー・レコード”と契約し、”ザ・ランナウェイズ”はついにデビューすることになる。
しかし、シェリーらの過激なステージを支えたのはドラッグや酒で、彼女達は、成功していくと共に、次第に人間らしさを失っていく・・・。

__________

10代半ばの少女達の過激なミュージック・ライフ、どう考えても長続きしそうもない乱れた行動に、その瞬間を楽しむことに夢中な、若者達のはかない生き様を感じる。

アメリカ本土での人気は、超メジャー級とは言えないバンドが、1970年代の日本でなぜか大受けしたという事実も興味深い。

スターに成りあがっていくミュージシャンを主人公にした作品は数あるが、お決まりの、ドラッグと酒に溺れる映像には、ややうんざりする。

キャリアはあるとは言うものの、撮影当時15歳のダコタ・ファニングの、お子様スターのイメージを払拭する、若くして挫折を味わうシェリー・カーリーを演ずる大胆な演技が注目だ。

最近の活躍で主演のように扱われているクリステン・スチュワートは、ダコタ・ファニングをサポートする役柄で、クールにジョーン・ジェットを演じている。

風変わりなレコード・プロデューサー役のキム・フォーリーを怪演するマイケル・シャノン、バンド・メンバー、サンディ・ウェストステラ・メイヴリタ・フォードスカウト・テイラー=コンプトンアリア・ショウカットシェリーの双子の姉ライリー・キーオ、二人の母親テータム・オニール、父ブレット・カレン、バンド世話係ジョニー・ルイスなどが共演している。


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