スペシャリスト The Specialist (1994) 3/5 (12)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

CIAの爆破請負人が依頼人の美女と共に隠された陰謀に挑む姿を描く、2大スター、シルヴェスター・スタローンシャロン・ストーンジェームズ・ウッズエリック・ロバーツロッド・スタイガー共演、監督ルイス・ロッサによるサスペンス・アクション。


アクション/アドベンチャー
シルヴェスター・スタローン / Sylvester Stallone 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ルイス・ロッサ
製作:ジェリー・ワイントローブ
脚本:アレクサンドラ・セロス
撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集:ジャック・ホフストラ
音楽:ジョン・バリー

出演
レイ・クイック:シルヴェスター・スタローン

メイ・マンロー:シャロン・ストーン
ネッド・トレント:ジェームズ・ウッズ
トマス・レオン:エリック・ロバーツ
ジョー・レオン:ロッド・スタイガー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

1994年製作 110分
公開
北米:1994年10月7日
日本:1995年2月
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $57,362,581
世界 $170,400,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1984年、コロンビアボゴタ
CIA爆破工作員レイ・クイック(シルヴェスター・スタローン)とその上司ネッド・トレント(ジェームズ・ウッズ)は、麻薬王を殺害する任務に就いていた。

しかし、レイは麻薬王の車に子供が乗っていることに気づき、爆破を中止しようとする。

ネッドが、それを無視して車を爆破したため、レイは激怒して彼に襲いかかり痛めつけ、見限って辞職する。

現在、フロリダ州、マイアミ
フリーの爆破請負人になっていたレイは、メイ・マンロー(シャロン・ストーン)という女性から、三人の男の爆殺を依頼される。

一度はそれを断ったレイだったが、幼い頃に両親を目の前で殺された、悲惨な過去を持つメイの素性を調べて、彼女の魅力にも惹かれて調査を始める。

メイは、レイの返事を待たずに行動を起こし、ターゲットであるマイアミの麻薬王ジョー・レオン(ロッド・スタイガー)に接触しようとする。

レイの元上司ネッドは、レオンと手を組んでいたのだが、メイは、両親の殺害に手を下した、レオンの息子トマス(エリック・ロバーツ)に近づく。

その後、メイはトマスと付き合い始めて、レイ彼女を監視する。

しかし、トマスはレイに気づき、彼に因縁をつけて脅す。

そしてレイは、両親の仇と付き合う辛さに耐えようとしているメイに、仕事を受けるという連絡を入れる。

レイは、トマスらに二度と近づかないようにとメイに忠告し、今後は自分が彼らの相手をすることを伝える。

その後レイは、メイの両親を殺したトマスの手下を難なく爆殺する。

それがプロの仕業であり、縄張り争いではなく恨みだということを、ネッドはレオンに指摘する。

トマスはネッドの話に半信半疑だったが、レオンは口を挟む息子を黙らせる。

ネッドにこの件の始末を任せ、黒幕を捜すことを伝えたレオンは、警察署長を買収する。

その間も、レイはメイの監視を続けて、次のチャンスを待つ。

警察署長を呼んだレオンは、犯人を捜すためにネッドを捜査に加えさせる。

ネッドは、非協力的な警察の爆破捜査班の署員に対し、自分の優秀さを教えて脅しをかけ、その場を仕切ってしまう。

レイは2人目も始末するのだが、実は今回の件は、メイを利用してレイを誘き出す、ネッドの企みだった。

ネッドはメイを脅し、姿を現さないレイと会うようにと彼女に強要する。

その後、レイはトマスを殺すことにも成功するが、メイが巻き込まれてしまう。

息子の死を悲しみ怒るレオンは、ネッドの責任を追求し、犯人を生かして捕らえ、連れてくるように命ずる。

ネッドは、死亡したメイがレイと連絡を取っていた番号を使い、パソコン通信にメッセージを流す。

それを知ったレイは、その番号に連絡を入れるものの、ネッドが逆探知をしていることに気づき、彼の悪事を、会話を聞いている同僚に知らせる。

レイの挑発に乗ったネッドは憤慨するが、結局、逆探知はできなかった。

メイの葬儀に参列したレイだったが、被害者が別人だったことを知る。

その場に現れたメイを、レイは連れて立ち去り、ネッドも彼女が生きていることを確かめる。

ホテルで愛し合ったレイとメイだったが、翌朝、彼女は、”私は、信じてはいけない女”というメモを残し姿を消す。

ネッドは、2人の居場所を突き止めてメイを見つけ、彼女は、全てがレイを捕えるための計画だったことを話す。

動揺するメイを捕らえたネッドだったが、彼女は隙を見てレイに連絡を入れる。

メイに裏切られたと考えるレイは電話を切り、部屋に爆薬を仕掛ける。

ネッドはレイの元に向かうが、爆破が起きて、その部屋は海に落下する。

レイは、レオンの手下を倒しながら、ホテル内から逃亡する。

ネッドはメイをレオンの元に連れて行き、両親を殺す命令を下したのが、彼だということを知らされる。

メイは、もう一度レイを誘き出すよう、ネッドに強要される。

仕方なくレイに電話をかけたメイは彼を誘い出すが、メモを思い出すよう伝える。

レイは、メイのメモの”・・信じてはいけない女”という言葉を確認する。

その後、メイをレイの元に向かわせようとしたネッドだったが、彼女は侮辱されて抵抗する。

ネッドはメイに銃を向けて指示に従わせるが、彼女が建物に入った直後に大爆発が起きる。

レイはメイを連れて、ネッドらが混乱する隙にボートで逃走する。

隠れ家でレイと一夜を過ごしたメイは、レオンを殺すと言って彼の元に向かおうとする。

しかしレイは、過去は忘れるべきだと伝えてメイを引き止める。

ネッドは、レイに食材を届ける業者の情報で彼の隠れ家を突き止め、爆破処理班を引き連れて現場を包囲する。

建物に仕掛けてあった、侵入者を感知して作動する爆破装置をセットし、逃亡しようとしたレイとメイだったが、彼らの前にネッドが現れる。

2人に銃を向けたネッドは、メイのタバコ・ケースに爆薬を仕掛けてあることをレイに告げる。

しかしネッドは、床にセットされた起爆装置を作動させてしまい爆死する。

建物の爆破装置は作動し、レイはメイのタバコ・ケースをけ取り安全に爆破させて、その場の爆発寸前に地下道に逃げる。

レイ、メイ、そしてネッドが死亡したという、新聞の記事を確認して、レオンは息子トマスの仇を討てたことで、神に感謝する。

しかしレオンは、送られてきたメイからのペンダントで爆殺される。

そして、目的を果たしたメイは、レイと共に新たな生活を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

CIAや上司のネッドの非道さに嫌気がさして、辞職した元爆破工作員レイ・クイックは、謎の女性メイ・マンローから殺人の依頼を受ける。
幼い頃メイは、麻薬王のレオンに両親を殺され、復讐を誓っていたのだった。
一度はそれを断ったレイだったが、メイの素性を調べ、彼女の魅力にも惹かれ調査を始める。
だが、その裏には、巧みに仕組まれた危険な罠が隠されていた・・・。
__________

ロッキー」、「ランボー」両シリーズが一旦終了し、やや低迷状態であったシルヴェスター・スタローンと、1990年代に入りセクシー女優としてスターダムにのし上がってきた、絶頂期のシャロン・ストーンの共演が注目された作品。
2人の濃厚なラブシーンが、大いに話題になった。

そればかりが強調され、北米興行収入は期待ほどには伸びなかったものの、全世界トータルでは約1億7000万ドルのヒットとなった。

作品自体の評価も低く、ラジー賞では、主演の2人がワーストカップル、シャロン・ストーンは、ワースト女優を受賞してしまい、スタローンや作品賞、更には名優のロッド・スタイガーまでもが、ワースト助演男優にノミネートされてしまった。

しかし、良くも悪くも、いかにも主演の二人に相応しい作品で、プロフェッショナルに徹する主人公を演ずるスタローンの、鍛え抜かれた肉体や爆破のテクニック他、妖艶なシャロン・ストーンの美しさを十分堪能できる作品でもある。

ジョン・バリーの軽快な音楽も楽しめる。

悪役を派手に演じて、主人公を巧みに罠にかける元同僚の工作員、ジェームズ・ウッズの怪演は光る。

ドラマの半ばで抹殺されてしまう、麻薬王の息子エリック・ロバーツも、悪党面が似合う、なかなかのはまり役だが、その父親の麻薬王役ロッド・スタイガーのピアースをする姿は、個人的に好感がもてない。


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