スパイダーウィックの謎 The Spiderwick Chronicles (2008) 4/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

妖精観察図鑑を見つけた少年が、要請に誘拐されたという大叔父の謎を探ろうとする姿を描く、監督マーク・ウォーターズ、主演フレディ・ハイモアサラ・ボルジャーメアリー=ルイーズ・パーカーニック・ノルティジョーン・プロウライトデヴィッド・ストラザーン他共演のファンタジー。


ファンタジー


スタッフ キャスト ■

監督:マーク・ウォーターズ
製作総指揮
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
製作
マーク・キャントン

エレン・ゴールドスミス=ヴィーン
ラリー・J・フランコ
キャリー・カークパトリック
原作
ホリー・ブラック
トニー・ディテルリッジ
脚本
キャリー・カークパトリック

デヴィッド・バレンバウム
ジョン・セイルズ
撮影:キャレブ・ デシャネル
編集:マイケル・カーン

音楽:ジェームズ・ ホーナー

出演
ジャレッド/サイモン・グラース:フレディ・ハイモア
マロリー・グレース:サラ・ボルジャー
ヘレン・グレース:メアリー=ルイーズ・パーカー
マルガラス:ニック・ノルティ
ルシンダ叔母:ジョーン・プロウライト
アーサー・スパイダーウィック:デヴィッド・ストラザーン
シンブルタック(声):マーティン・ショート
ホグスクイール(声):セス・ ローゲン
リチャード・グレース:アンドリュー・マッカーシー

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

2008年製作 95分
公開
北米:2008年2月14日
日本:2008年4月26日
制作費 $90,000,000
北米興行収入 $71,148,699
世界 $162,839,667


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

双子のジャレッドとサイモン(フレディ・ハイモア/ニ役)、姉マロリー(サラ・ボルジャー)は、母ヘレン・グレース(メアリー=ルイーズ・パーカー)と4人で、ニューヨークから、叔母ルシンダ(ジョーン・プロウライト)の家に引っ越してくる。

ルシンダは、父親アーサー・スパイダーウィック(デヴィッド・ストラザーン)が、妖精に誘拐されたと言って精神病院に入れられていたため、その家は空き家だった。

母や姉に心を開かかず、一人浮いた存在のジャレッドは、壁の中に何かがいる気配を感じ、ほうきの枝でつつくがヘレンに止められる。

マロリーとサイモンもそれに気づき、3人は壁の中から食事用のリフトを見つける。

マロリーとサイモンは、そそくさとその場を離れ、鍵を見つけたジャレッドは、興味本位でリフトに乗り階上に向かう。

そしてジャレッドは、屋根裏部屋で、字が書ける生き物に遭遇し、妖精観察図鑑も見つける。

それは、”この図鑑を読むべからず・・・”という警告書と共に封印されていた。

興味が沸いたジャレッドは、その図鑑の封印を解いてしまう。

その図鑑は、80年前に行方不明になった、ルシンダの父親アーサーが、妖精について記録した貴重な資料だった。

ジャレッドは、マロリーとサイモンに、家の中に妖精がいることを話すが、二人はそれを信用しない。

その後ジャレッドは、屋根裏部屋で知りあった、蜂蜜に目のない妖精シンプルタッグ(マーティン・ショート)から、邪悪な妖精マルガラス(ニック・ノルティ)が、その図鑑を狙っていることを知らされる。

また、マルガラスに図鑑が盗まれると、世界も終焉に向かうというのだ。

やがてサイモンが、マルガラスの手下ゴブリン達に森に連れ去られ、マルガラスに図鑑を手に入れてくるよう脅迫される。

マルガラスに恨みを持ち鳥を好物にする、ホグスクイール(セス・ローゲン)という妖精に森で出会ったジャレッドは、サイモンを助けてマロリーにも妖精の存在を信じさせる。

家の周りは保護サークルで守られ、その中にゴブリンは入って来れなかった。

マロリーとサイモンは、図鑑を渡してしまえばと素っ気無く言い放つ。

ジャレッドとシンプルタッグは、それを阻止するために、ゴブリン達の前で図鑑を燃やしてしまおうとするものの、図鑑は燃えなかった。

その後、ジャレッドはマロリーと、ルシンダの助言を求めるために、密のトンネルを抜け彼女の元に向かう。

シンプルタッグと、図鑑を置いていく約束をしたジャレッドだったが、それをルシンダに見せるために持参してしまう。

ゴブリンに追われたジャレッドとマロリーだったが、それを振り切り、家ではサイモンが、ゴブリンを撃退する準備をしていた。

ルシンダのいる療養所に着いたジャレッドとマロリーは、妖精達と戯れるルシンダに図鑑を見せる。

ルシンダは、かつて起こった恐ろしい出来事と、本を処分出来るのは、風の妖精に連れ去られて生きているという、父アーサーだけだということを二人に知らせる。

その頃、マルガラスは保護サークルの除去方法を手に入れていた。

母ヘレンが、ジャレッドとマロリーを町で見かけ、療養所にいた二人を家に連れ帰る。

子供達のことを信じないヘレンに、八つ当たりするしかなかったジャレッドは、父リチャード(アンドリュー・マッカーシー)に連絡を取ろうとする。

マロリーは、既に他の女性と暮らしている父が戻らないことをジャレッドに伝え、彼はショックを受ける。

ジャレッドは、鳥獣のようなグリフィンをまじないで呼び寄せ、マロリーとサイモンを伴い、背中に乗り風の妖精と暮らすアーサーの元に飛び立つ。

そして、風の国に到着したジャレットは、アーサーに図鑑を見せるものの、それは、シンプルタッグにすり替えられていた。

ジャレッドは対抗策を聞くが、アーサー曰く、ここに自分の力で来れたのだから、自分で解決できるはずだと励まし、彼らを送り帰す。

家に戻ったジャレッド達は、母ヘレンにようやくゴブリンの存在を認めさせて、戦いに備える。

保護サークルを破った、ゴブリン達との戦いが始まり、ジャレッド達は酸に弱いゴブリンを大量のトマトソースで倒すものの、マルガラスは、子供達の父リチャードに変身して巧みに言い寄る。

しかし、それを見抜いたジャレッドは、マルガラスと一騎打ちとなる。

ジャレットは、鳥に変身したマルガラスを、危機一髪のところでホグスクイールの餌にしてしまうことに成功する。

そして、母ヘレンとジャレッドは、親子の愛情を取り戻す。

ジャレットの家族は平和な生活を取り戻し、ルシンダを我が家に迎えようとする。

そこに、風の国からアーサーがやってくる。

80年振りの父娘の再会だったが、アーサーは戻らねばならない。

そしてルシンダは、今度は自分が父と風の国に旅することを決意する。

ルシンダは6歳の少女に戻り、二人は大空へ飛び立って行く。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

双子のジャレッドとサイモン姉マロリーは、母ヘレンと4人で、ニューヨークから引っ越して来る。
そこは叔母ルシンダの家であり、彼女は、父親アーサー・スパイダーウィックが、妖精に誘拐されたと言って精神病院に入れられてため、その家は空き家だった。
その後、ジャレッドは何か異変を感じ、隠されていた屋根裏部屋を見つける。
ジャレッドはそこで、字が書ける妖精シンプルタッグに遭遇し、”この図鑑を読むべからず・・”という警告書と共に、封印されていた妖精観察図鑑を見つける。
そしてジャレッドは、その図鑑の封印を解いてしまい、それが大叔父アーサーが、妖精について記録した資料だと知るのだが・・・。
__________

エンドロールの妖精達の映像や、ジェームズ・ホーナーの音楽がとても美しいファンタジーだが、結構グロテスクな怪物のような妖精が出てくるので、小さなお子様にはきついかもしれない。

実際親子連れで見に来ていた観客は、劇場を出たり入ったりで忙しそうだった。

北米興行収入は約7100万ドルに留まるが、全世界では、約1億6300万ドルのヒットとなった。

フレディ・ハイモアの双子の二役が、とても合成に見えないところは見事。
顔は似ているが(似ていて当たり前)、全く違う俳優が演じているように見える。

シリアスな演技を得意とするデヴィッド・ストラザーンが、珍しくファンタジーに出演ということで注目していたが、さすが実力派だけに、冷静な人物を抑えた雰囲気で好演している。

ニック・ノルティの出演も楽しみにしていたが、こちらは、ほんのわずかな特別出演程度で、ややがっかり。
彼もファンタジーというイメージでないので、怪物妖精という役どころがまずまず似合ってはいる。

本作には、二つの親子愛が描かれている。

いかにも現代風のジャレッドの、両親の仲違いによる母子に生じる亀裂と和解、そして、80年振りに再会して幸せを取り戻す父娘の絆は涙を誘う。

また、お気づきだと思うが、製作者のフランク・マーシャルと妻キャスリーン・ケネディが、自ら手がけた「E.T.」(1982)を意識したであろうラスト・シーンは、四半世紀前の感動を想い出し、思わずホロリとさせてくれる。

全く予備知識がなく見たもので、少年の父親役で、いい中年になってしまったアンドリュー・マッカーシーが登場したのにも驚いてしまった。

主人公を、わがままだと決め付けている姉サラ・ボルジャー、母メアリー=ルイーズ・パーカー、深い演技を見せる叔母のジョーン・プロウライト、妖精の声を担当するマーティン・ショートセス・ローゲンなどが登場する。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター