トールマン The Tall Man (2012) 3/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

多くの子供達が連れ去られる荒廃した町、その恐るべき事件に隠された秘密を描く、監督、脚本パスカル・ロジェ、主演ジェシカ・ビールジョデル・フェルランドスティーヴン・マクハティ他共演のサスペンス・スリラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:パスカル・ロジェ
製作
ジーン=チャールズ・レヴィ

ケヴィン・デウォルト他
脚本:パスカル・ロジェ

撮影:カマル・ダーカウイ
編集:セバスティアン・プランジェール
音楽:トッド・ブライアントン

出演
ジュリア・デニング:ジェシカ・ビール

ジェニー・ウィーヴァー:ジョデル・フェルランド
ドッド:スティーヴン・マクハティ
デヴィッド・ジョンソン:ジャイコブ・デイヴィース
チェスナット保安官:ウィリアム・B・デーヴィス
ジョンソン夫人:コリーン・ウィーラー
トレイシー・ウィーヴァー:サマンサ・フェリス
クリスティーン:イヴ・ハーロー

アメリカ/カナダ/フランス 映画
配給 Image Entertainment

2012年製作 106分
公開
北米:2012年8月31日
日本:2012年11月3日
製作費 $18,200,000
世界 $5,212,903


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ワシントン州、コールド・ロック。
顔に傷を負い、治療を受けるジュリア・デニング(ジェシカ・ビール)は、ドッド警部補(スティーヴン・マクハティ)から、誰も見つからないことを知らされる。

36時間前。
小さな町は、6年前に炭坑がj閉鎖され、ゴーストタウンの様になってしまった。

未亡人である看護師ジュリアは、トレイシー・ウィーヴァー(サマンサ・フェリス)に伴われた娘が、苦しみながら現れたことに気づき、妊娠していた彼女を無事に出産させる。

逆子だった子供は、ジュリアの処置で産声を上げる。

トレイシーは病院に行くことを拒み、17歳の娘アルコール依存症の恋人に騙されたことをジュリアに伝える。

その頃、町では、子供達が姿を消す怪事件が多発して、人々は、犯人を”トールマン”と呼んだ。

トレーシーの娘と子供の様子を見に行ったジュリアは、二人がトレーシーの姉の家に行ったことを知る。

ジュリアは、トレーシーの下の娘ジェニーのことが気になり、失語症の彼女から、トールマンを見たと知らされる。

郊外の自宅に戻ったジュリアは、息子デヴィッド(ジャイコブ・デイヴィース)と楽しい時を過ごして、家をシェアしているナニーのクリスティーン(イヴ・ハーロー)と酒を酌み交わす。

ほろ酔い気分のジュリアは眠ってしまい、物音に気づいて目覚め階下に向かう。

キッチンで大音量のラジオを止めたジュリアは、傷を負って縛られているクリスティーンに気づく。

二階に向かったジュリアは、デヴィッドがいないことを確認してキッチンに戻るが、黒いフードの人物がデヴィッドを連れ去る。

逃げ去る車にしがみつくジュリアだったが振り落とされ、人物が車を降りて荷台に向かった隙にデヴィッドを助け出そうとする。

犬に襲われて、それを石で殴り倒したジュリアだったが、人物に叩きのめされ荷台に乗せられる。

ジュリアは、犬に威嚇されながらも縛られた腕の紐を切り、運転している人物に襲いかかり車は横転する。

デヴィッドは人物に連れ去られ、自転車で通りかかったジェニーがそれを目撃する。

無事だったジュリアは車から脱出し、森に中でデヴィッドを捜すが見つからなかった。

街道に戻ったジュリアは倒れてしまい、通りがかったドッドに助けられる。

ドッドは、ジュリアをダイナーに連れて行き、後を任せて捜査に向かう。

ジュリアは、店にいる者達の態度が気になり、外で話しているチェスナット保安官(ウィリアム・B・デーヴィス)らが、何かを企んでいる様子に気づく。

更にジュリアは、奥の部屋でデヴィッドの写真などを見つけてその場を逃げ出す。

男達はそれに気づき、銃を持って森に向かい、チェスナットは、ドッドが犯人を追っていることを無線連絡で知る。

チェスナットのパトカーに潜み、廃墟に向かったジュリアは、そこでデヴィッドを見つけるが、黒いフードの人物に殴り倒される。

しかし、その人物はジョンソン夫人(コリーン・ウィーラー)で、彼女は子供を奪われた母親の気持ちをジュリアに伝える。

毎日、息子を捜していたジョンソンは、数日前、ジュリアの家でデヴィッドを見つけたのだった。

ダイナーのオーナーに、デヴィッドを見つけたことを知らせ、信じてもらったジョンソンはジュリアの家に侵入して息子を取り戻した。

ジョンソンは、他の子供体を誘拐してどこに連れて行ったのかをジュリアにい問い、トールマンに引き渡したと言う彼女を殴る。

デヴィッドに、自分の息子ではないとジュリアに言わせようとしたジョンソンは、彼女に殴らて気を失う。

逃れたデヴィッドを追うジュリアは、その場に現れ彼を助けたジェニーと共に家に戻る。

しかしジェニーは、クリスティーンがトールマンを呼んだとジュリアに教える。

ジェニーから、トールマンに会いたいとも言われたジュリアは、クリスティーンに全てが知られたことを伝える。

ジュリアは、デヴィッドを連れて地下室に向かい、戻った彼女は、ジュニーに、住所と名前をトールマンに教えてきたことを伝え、口外しなことを警告して帰るように指示する。

翌日、ジュリアは、住民達に罵られながらドッドに連行され、クリスティーンは首を吊って自殺する。

その後ドッドは、チェスナットと共にジュリアの家の地下室に向かい、坑道を見つけてる。

顔の傷の治療を受けていたジュリアは、現れたドッドに、誰も見つからないことを知らされる。

ドッドに尋問されたジュリアは、年の離れていた亡くなった医師の夫と住民の関係などを聞かれる。

尊敬されていた夫は、鉱山が閉鎖されたために、その犠牲になった子供達を思い誘拐し、クリスティーンが面倒を見ていた。

トールマンというのは住民が付けた名前で、それは存在せず、単独の犯行だったことをジュリアは認める。

ドッドの、子供達を殺したのかという質問に、ジュリアは答えられない。

その後も子供達の消息は掴めず、ドッドはジョンソンを呼びジュリアと面会させる。

多くを語ろうとしないジュリアだったが、ジョンソンが納得しないため、崩壊している大人達の世界に、子供を放置しておくことができなかったと語る。

しかし、子供達全員は救えず、坑道や町のあらゆる場所にいることを、ジュリアはジョンソンに伝えて話を終える。

ジェニーは、姉のことで母トレイシーを責める恋人を見て苦しんでいたが、トールマンらしき男に連れ去られる。

実は生きていた、ジュリアの夫だった男は、ジェニーをある女性に預け、あの地区での仕事は終わったことを伝えて立ち去る。

数か月後。
トレイシーを訪ねたドッドは、ジェニーを捜していることを伝えて、ジュリアに死刑が求刑されることを知らせる。

しかし、ジュリアが子供達の埋葬場所を話す可能性があり、それが認められないだろうということも伝える。

ジェニーを連れ去ったのは別人ではなく、彼女は家出だとトレイシーに告げたドッドは立ち去る。

産みの親トテイシーと二番目の母親ジュリアが、自分を愛してくれたことを思い、ジェニーは、三番目の母親の元で新しい人生を送り、言葉も話せるようになる。

ある日ジェニーは、デヴィッドが新しい母親の元で暮らしているのを目撃する。

この生活から逃げ出そうとも考えるジェニーだったが、彼女は、それが自分で選んだ人生だと言い聞かせる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ワシントン州、コールド・ロック。
炭鉱が閉鎖されて荒廃する一方の町で、子供達が誘拐される事件が多発し、住民は犯人を”トールマン”と呼んだ。
医師の夫を亡くした看護師ジュリア・デニングは、ある夜、息子のデヴィッドを自宅で何者かに連れ去られてしまう。
ジュリアは必死にデヴィッドを追うが、息子を助け出すことはできずに傷を負う。
ドッド警部補に救われ、町のダイナーに連れて行かれたジュリアだったが、保安官他、住民の態度に異変を感じてその場を立ち去る。
保安官のパトカーに潜んで、廃墟に向かった
ジュリアは、デヴィッドを連れ去ったのが、その場にいた彼の実母ジョンソン夫人だったことを知る。
実はジュリアは、ある目的で町の子供達を誘拐していたのだった・・・。
__________

話は単純で、様々な趣向を凝らしながら物語を複雑化させているような脚本と構成、努力は認めるが、少々混乱してしまう内容だ。

普通の大人の考えであれば、苦しい生活に追われる日々を送る人生であっても、産みの親と暮らすことが、幸せの第一条件であることは明らかであり、主人公とその夫は”狂人”としか思えない。

まともに考えると、恐ろしいどころか笑ってしまう物語であり、映像他、全てにおいて平凡としか言えない作品。

熱演はするものの、上記のように正常な人間に思えない主人公のジェシカ・ビール、母親(サマンサ・フェリス)に愛されていると言いながら、自ら新しい生活を望む少女役のジョデル・フェルランド、事件を捜査する警部補スティーヴン・マクハティ、主人公に育てられる少年のジャイコブ・デイヴィース、その母親コリーン・ウィーラー、保安官ウィリアム・B・デーヴィス、主人公と共謀するナニーのイヴ・ハーロー等が共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター