トゥルーマン・ショー The Truman Show (1998) 4.48/5 (31)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

生まれた時からの私生活を、ライブ中継するというテレビ番組の主人公の青年が、30歳手前で転機を迎え、新たな人生に向けて再出発しようとする姿を描く、監督ピーター・ウィアージム・キャリーエド・ハリスローラ・リニー他共演のヒューマン・ドラマ。


ドラマ(ヒューマン)


スタッフ キャスト ■

監督:ピーター・ウィアー
製作総指揮:リン・プレシェット
製作
スコット・ルービン
アダム・シュローダー
アンドリュー・ニコル
脚本:アンドリュー・ニコル
撮影:ペーター・ヴィゾウ
編集:リー・スミス
音楽
フィリップ・グラス
ブルクハルト・ダルウィッツ

出演
トゥルーマン・バーバンク:ジム・キャリー
クリストフ:エド・ハリス
メリル・バーバンク/ハンナ・ジル:ローラ・リニー
マーロン/ルイス・コルトラン:ノア・エメリッヒ
ローレン・ガーランド/シルヴィア:ナターシャ・マケルホーン
アンジェラ・バーバンク:ホランド・テイラー
カーク・バーバンク:ブライアン・ディレイト
ネットワークの重役:フィリップ・ベイカー・ホール
番組ディレクター:ポール・ジアマッティ
番組ディレクター:アダム・トメイ
ローレンス:ピーター・クラウス
ヴィヴィアン:ハイジ・シャンツ
ロン:ロン・テイラー
マイク・マイケルソン:ハリー・シェアラー
クロエ:ウナ・デーモン
キーボード・アーティスト:フィリップ・グラス
バーのウエイトレス:オーラン・ジョーンズ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1998年製作 103分
公開
北米:1998年6月5日
日本:1998年11月14日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $125,603,360
世界 $264,118,201


アカデミー賞 ■

第71回アカデミー賞
・ノミネート
監督
助演男優(エド・ハリス)
脚本賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

テレビ・プロデューサー、クリストフ(エド・ハリス)は、ニセ物ばかりがはびこる業界に新風を巻き起こし、一人の人物を隔離された空間で生活させるライブ番組、”トゥルーマン・ショー”の放映を進めていた。

放映10,909日目。
離れ小島シーヘヴンに住む、保険会社のセールスマン、トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、看護師の妻メリル(ローラ・リニー)と暮らしていた。

トゥルーマンは、ヨットの事故で、一緒に乗っていた父親カーク(ブライアン・ディレイト)を亡くし、海恐怖症に陥り島から出たことがなかった。

どうしてもフィジーに行きたいということを、トゥルーマンは親友のマーロン(ノア・エメリッヒ)に相談するのだが、彼はそれに興味を示さない。

メリルにも旅行を提案するトゥルーマンだったが、現実的な彼女には、子供じみた考えだと言われてしまう。

ある日、いつものように出勤するトゥルーマンは、父親に似た人物に出くわし、母親アンジェラ(ホランド・テイラー)の元に向かうが、気のせいだと相手にされなかった。

メリルにも、それを疑われたトゥルーマンだったが、大学時代に知り合ったローレン・ガーランド(ナターシャ・マケルホーン)のことを思い出す。

ローレンに一目惚れしたトゥルーマンは、彼女に”自分達は芝居をしていて、本名は”シルヴィア””だと言われる。

その後、ローレンは精神分裂と判断され、療養でフィジーに連れて行かれてしまったことが、トゥルーマンは気になっていたのだった。

翌日、自分を監視しているような、ラジオの放送を聴いたトゥルーマンは、いつもと違う行動をしてみる。

すると、突然、周囲でおかしなことが連続して起きたため、トゥルーマンはマーロンに島を出る決心を告げる。

結婚式の写真を見ていたトゥルーマンは、メリルがカメラに向かって指をクロスさせ、合図しているような仕草に気づく。

メリルを追及しようとしたトゥルーマンは、彼女の病院に行くものの警備員に放り出され、フィジーに向かうために旅行社に向かう。

しかし、飛行機は一ヶ月先まで満席で、シカゴに向かおうとしたトゥルーマンの、乗ろうとしたバスは故障してしまう。

島を出ようとするトゥルーマンは、自分の行動が明らかに妨害されていることに気づき、無理矢理メリルを連れて車を暴走させるが、放射能漏れ事故の検問で止められてしまう。

警察官が、自分の名前を知っていたことで、トゥルーマンは、間違いなく何かの陰謀に巻きこまれているのに気づく。

林の中に逃れたトゥルーマンは取り押さえられ、自宅に送り届けられてしまい、さすがのメリルも彼の苦悩する姿を見て居たたまれなくなる。

マーロンは、自分を信ずるようトゥルーマンに伝えて、クリストフの指示に従い、彼と父を再会させて不安を取り除く。

クリストフの見事な演出で、番組視聴者は涙し、スタジオのスタッフは安堵するが、それを見ていたローレンの気持ちは沈む。

時代の寵児として注目のクリストフに対して、元キャストのシルヴィア(ローレン)は、彼を猛烈に非難する。

メリルは家を出るものの、父との再会で平常心を取り戻し、いつもの生活を始めたかに見えたトゥルーマンは、突然、姿を消してしまう。

それを知ったクリストフとディレクター(ポール・ジアマッティ)らスタジオ・スタッフは慌ててしまい、島のセットの俳優達はトゥルーマンの捜索を始める。

しかし、トゥルーマンの消息は分からず、ネットワークの重役(フィリップ・ベイカー・ホール)は、マスコミの対応や視聴者からのクレームに追われ、それをクリストフに伝える。

トゥルーマンは、怖いはずの海に向かい、ヨットでローレンを捜しに行くが、クリストフは非情にも嵐を起こし、彼のヨットを転覆させようとする。

トゥルーマンは、何とか持ちこたえて航海を続けるが、ヨットはセットの外壁に追突してしまう。

全てを知ったトゥルーマンは、セットの出口を見つけるが、クリストフは、彼が外に出ることを止めようと説得する。

しかし、トゥルーマンはいつもの決まり文句、”もう会えないと困るから、こんにちは、こんばんは、お休み”と言い残し、セットの外に出てしまう。

それを見ていた視聴者は、テレビの前で大喝采して、シルヴィアはトゥルーマンの元に向かう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

離れ小島シーヘヴン。
保険会社のセールスマン、トゥルーマン・バーバンクは、妻メリルと平凡な暮らしをしていた。
トゥルーマンは、大学時代に知り合い、自分に意味有り気な言葉を残して姿を消したローレンに会いに、
フィジーに向かおうとする。
しかし、生まれてからのトゥルーマンの生活を監視し、TVのライブ番組にしていたプロデューサーのクリストフは、巨大セットの中の演出で、彼の脱出を阻止しようとする。
トゥルーマンは、その頃から、人々の不審な行動に気づき、毎日繰り返していた行動パターンを変えてみる。
そしてトゥルーマンは、スタジオやキャストが混乱を尻目に姿を消してしまい、ついに独りヨットで旅立つのだが・・・。
__________

ジム・キャリー出演ということで、ドタバタ・コメディを想像していると、番組編成などを紹介する、出端をくじくオープニングなど、なかなか凝った演出で始まる。

当初、脚本のアンドリュー・ニコルが監督をする予定だったが、ジム・キャリーのギャラ(1200万ドル)を含めた多額の製作費などの回収のため、失敗が許されず、実力派監督のピーター・ウィアーに代わった経緯がある。

北米興行収入は約1億2600万ドル強、全世界では約2億6400万ドルのヒットとなった。

第71回アカデミー賞では、監督、助演男優(エド・ハリス)、脚本賞にノミネートされた。

ジム・キャリーは、コメディアンとしての才能も十分発揮するが、シリアスな演技も見事にこなし、本作をきっかけに、演技派としても飛躍もすることになる。

彼にしては、やや奇抜なコスチュームで登場するエド・ハリスは、それほど出番は多くはないが、強烈な個性と存在感で、彼らしいクールな演技を見せてくれる。

純真な主人公を見て居たたまれなくなる、妻兼監視役のローラ・リニー、同じく彼の行動修正係ノア・エメリッヒ、大学時代、主人公に真相を明かそうとするナターシャ・マケルホーン、番組ディレクターのポール・ジアマッティ、ネットワーク重役フィリップ・ベイカー・ホール、主人公の母親役ホランド・テイラー、父親役ブライアン・ディレイト、ディレクターのアダム・トメイ、主人公の会社の同僚ピーター・クラウス、新人社員ハイジ・シャンツ、キーボード・アーティスト役で本作の音楽担当のフィリップ・グラス、バーのウエイトレスでオーラン・ジョーンズなどが共演している。


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