ザ・ウォード The Ward (2011) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

自身の作風を貫く、鬼才ジョン・カーペンターの9年ぶりの作品
精神科病院に入れられた女性の身に起きる不可解な事件、そしてその恐怖を描く、アンバー・ハードメイミー・ガマーダニエル・パナベイカー他共演のサスペンス・ホラー。


スリラー/ホラー

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・カーペンター
製作総指揮
デヴィッド・ロジャース

アダム・ベタリッジ
リッチ・コーワン
製作
ダグ・マンコフ

ピーター・ブロック
マイク・マーカス
アンドリュー・スポールディング
脚本
マイケル・ラスムッセン

ショーン・ラスムッセン
撮影:ヤーロン・オーバック
編集:パトリック・マクマーン
音楽:マーク・キリアン

出演
クリステン:アンバー・ハード

エミリー:メイミー・ガマー
サラ:ダニエル・パナベイカー

ゾーイ:ローラ=リー
アイリス:リンジー・フォンセカ
アリス・ハドソン:ミカ・ブーレム
タミー:サリー・セイラー
ストリンガー医師:ジャレッド・ハリス

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2011年製作 88分
公開
北米:2011年7月8日
日本:2011年9月17日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $7,760


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1966年、ノース・ベンド精神科病院。
女性患者タミー(サリー・セイラー)が何者かに殺される。

8月8日、オレゴン州、ノース・ベンド
放火犯として逮捕されたクリステン(アンバー・ハード)は、精神科病院に入れられ、”ウォード”(監禁病棟)に収容される。

翌日、様子を見に来たストリンガー医師(ジャレッド・ハリス)に、クリステンは、夜中に誰かが来たことを伝える。

ストリンガーは、部屋には鍵がかけられていたかを確認する。

同じ病棟の、エミリー(メイミー・ガマー)やサラ(ダニエル・パナベイカー)、アイリス(リンジー・フォンセカ)、ゾーイ(ローラ=リー)らと顔を合わせたクリステンは、その後、ストリンガーの診察を受ける。

クリステンが放火した農家の住所が、手のひらに書いてあったことから、ストリンガーは、何か目的があったのではないかと指摘するが、彼女は何も覚えていない。

ストリンガーは、心の傷に原因がある可能性を考えて話を続けるが、クリステンは解放されることを望むだけで、その場からペーパーナイフを奪う。

その夜、ナイフでドアを開けて部屋を出たクリステンだったが、職員に部屋へ連れ戻されてしまう。

警戒して眠れずにいたクリステンの前には、その夜は誰も現れなかった。

翌朝、クリステンは、絵の好きなアイリスのモデルになりながら、誰かが部屋に来たことを話すが信じてもらえない。

その後クリステンは、シャワー室で、人とは思えないものに襲われ怯えてしまう。

クリステンは薬剤を投与され、処置室でストリンガーに電気ショック療法を試される。

翌日、ストリンガーは全員を集めてセラピーを始め、エミリーがタミーのことを口にする。

最後に退院したという、タミーの話をストリンガーは避けて、サラは、シャワー室では何も見ていないと語り、エミリーはそれを信じると伝える。

退院できそうだと喜ぶアイリスだったが、ストリンガーとの面談で、自分が描いた、誰かが廊下に立っている絵を見せられて動揺する。

ストリンガーに催眠療法を試されたアイリスは、その後、姿を消してしまい、何者かに処置室に連れて行かれて殺害される。

クリステンは、姿を消したアイリスを捜そうとして、残されていたスケッチブックを確認する。

その中の、恐ろしい姿で描かれた”アリス・ハドソン”が気になり、クリステンは部屋で拾ったブレスレットのキューブの文字が”ALICE”になることに気づく。

クリステンは、シャワー室で襲われたのがアリスだろうとストリンガーに話し、アイリスや他の何人が姿を消したのか問い詰める。

エミリーらにもそれを尋ねたクリステンは、アイリスを捜して、この場から逃げて見せると言い切る。

全員も逃がすと言うクリステンは、その夜、エミリーと共にトイレの排気口を通り遺体安置所に向かう。

人が来る気配を感じた二人は身を隠し、その後エミリーが姿を消す。

恐ろしいものの手を見たクリステンはその場を逃れ、ホールでアリスらしき者が現れたため、彼女は気を失ってしまう。

翌朝、部屋で目覚めたクリステンは、捕まっていたエミリーに再び逃げることを伝える。

その後、サラはアリスに襲われ、処置室に連れて行かれて電気ショック療法の装置で殺害される。

サラがいないことに気づいたクリステンは、何かを隠すエミリーとゾーイを問い詰める。

自分達に暴力を振るうアリス(ミカ・ブーレム)を止められるとタミーに言われゾーイらは、彼女を皆で殺したのだった。

そのため、アリスが全員を殺そうとしているとゾーイは語るのだが、エミリーが逃げきれないと悟り、手首を切って自殺しようとする。

しかしエミリーは、現れたアリスに喉を切られて死亡し、これが現実でないと言うクリステンは取り乱すゾーイを落ち着かせる。

ゾーイを人質に取っていると見せかけて、その場から逃げようとしたクリステンだったが、職員に取り押さえられる。

もう少し治療をして、様子を見たいストリンガーだったが、婦長は治る見込みはないと言って、クリステンに鎮静剤を打つ。

拘束服を着せられたクリステンだったが、それを逃れて、婦長と職員を殴り倒し、ゾーイを連れてその場を逃れる。

クリステンは、ゾーイをエレベーターに乗せるものの、彼女はアリスに襲われる。

それに気づいたクリステンは、現れたアリスに立ち向かい彼女を倒す。

ストリンガーのオフィスで、アリスの資料を見たクリステンは、彼女が6人格を持つことを知る。

そこに現れたストリンガーは、全てを話すようクリステンに脅される。

クリステンの本名は”アリス・リー・ハドソン”で、8年前に誘拐され、放火した農家の地下に監禁され、精神に異常をきたした彼女は、心的外傷により多重人格障害となったのだった。

治療を始めたストリンガーだったが、新しい人格がアリスを支配し、数年後に人格を分離することに成功した。

実験療法で人格を消去していったのだが、クリステンが現れたのだった。

その直後にアリスはクリステンと戦い、窓を突き破り落下する。

翌日、一命を取り留めたアリスは、両親の元に戻ることになる。

退院するアリスは身支度を整えるが、キャビネットから現れたクリステンに襲われる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1966年、オレゴン州、ノース・ベンド
若い女性クリステンは放火をして逮捕され、精神科病院に入れられて、”ウォード”(監禁病棟)に収容される。
その日からクリステンは、誰かが部屋に現れたような感じがしたため、それを医師ストリンガーに確認する。
同じ病棟には4人の女性患者がいて、クリステンは彼女らと親交を深めるでもなく、解放されることだけを考える。
その後、クリステンはシャワー室で、人とは思えないものに襲われ怯えてしまい、電気ショック療法を受ける。
ストリンガーのグループ・セラピーで”タミー”という患者の存在を知り、そして患者のアイリスが姿を消してしまう。
アイリスが描いていた絵の中の、恐ろしい姿で描かれた”アリス・ハドソン”が気になったクリステンは、自分の部屋にあったアリスのブレスレットのキューブの文字が、”ALICE”だと気づく。
そしてクリステンは、アイリスを捜して病棟から逃げることを考えるのだが・・・。
__________

ジョン・カーペンターの演出は、可もなく不可もなしといったところだろうか、オーソドックスな恐怖描写に終始ししている。
健在ぶりを見せてくれたということで、ファンを喜ばせてくれた。

恐怖シーンも控えめで、内容にそれほど新鮮味もなく、主人公が、多重人格者だろうということも途中で分かってしまい、ラストも想像ができる。
しかし、ファンにとっては、ジョン・カーペンターがメガフォンを握ってくれるだけで嬉しいはずで、まだ老け込む年でもない、彼の今後の活躍を期待したい。

撮影当時63歳。

アメリカ本土では、公開されたとは言えない程度の扱いで、全く収益の上がらなかった作品。

どこか不可解な行動が、その正体の決め手となるアンバー・ハード、いつまでたってもメリル・ストリープの娘と言われてしまう、患者?メイミー・ガマーダニエル・パナベイカー、ローラ=リー、リンジー・フォンセカ、サリー・セイラー、患者本人ミカ・ブーレム、医師ジャレッド・ハリスなどが共演している。


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