ウーマン・イン・ブラック The Woman in Black (2012) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1983年に発表された、スーザン・ヒルのホラー小説”The Woman in Black”を基に製作された作品。
遺言調査のためにある村を訪れた弁護士が、呪われた館で遭遇する怪奇現象を描く、主演ダニエル・ラドクリフキーラン・ハインズ他共演、監督ジェームズ・ワトキンスによるホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:ジェームズ・ワトキンス
製作
リチャード・ジャクソン

サイモン・オークス
ブライアン・オリヴァー
製作総指揮
ガイ・イースト

ニール・ダン
トビン・アームブラスト
原作:スーザン・ヒルThe Woman in Black
脚本:ジェーン・ゴールドマン

撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ
編集:ジョン・ハリス
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
アーサー・キップス:ダニエル・ラドクリフ

サム・デイリー:キーラン・ハインズ
エリザベス・デイリー:ジャネット・マクティア
ジェネット・ハムフリー:リズ・ホワイト
ベントレー:ロジャー・アラム
ジェローム:ティム・マクマラン
ジョセフのナニー:ジェシカ・レイン
ケックウィック:ダニエル・セルクェイラ
フィッシャー:ショーン・ドゥーリー
フィッシャー夫人:メアリー・ストックリー
コリンズ巡査:デビッド・バーク
ステラ・キップス:ソフィー・スタッキー
ジョセフ・キップス:ミーシャ・ハンドレイ
ジェラルド・ハーディ:ヴィクター・マクガイア

イギリス/アメリカ/カナダ/スウェーデン 映画
配給
Momentum Pictures

CBS Films
Alliance Films
2012年製作 95分
公開
イギリス:2012年2月3日
北米:2012年2月10日
日本:2012年12月1日
製作費 $17,000,000
北米興行収入 $54,322,273
世界 $127,730,736


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

20世紀初頭、イングランド、クライシン・ギフォード。
部屋で遊んでいた三人の少女は、突然、何かにとり憑かれたように窓に向かう。

窓を開けた少女らは、その場から飛び降りる。
__________

ロンドン
弁護士アーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、妻のステラ(ソフィー・スタッキー)を亡くし、失意の日々を送っていた。

4歳の息子ジョセフ(ミーシャ・ハンドレイ)に、週末には一緒に過ごせることを告げたアーサーは、事務所に向かう。

アーサーは、上司のベントレー(ロジャー・アラム)から、クライシン・ギフォードの”イールマーシュの館”で亡くなった夫人の遺した文書を調べ、遺言書を見つけるよう指示される。

ベントレーは、この仕事で成果を上げなければ解雇するとアーサーに告げる。

ジョセフを産み亡くなったステラのことを考えながら、旅を続けたアーサーは、汽車内で、サム・デイリー(キーラン・ハインズ)という紳士に出会う。

デイリーに宿まで送られたアーサーだったが、主人のフィッシャー(ショーン・ドゥーリー)は宿泊を断ろうとする。

雨の中で帰すのは気の毒だと言う、フィッシャーの妻(メアリー・ストックリー)は、アーサーと部屋に向かう。

週末に息子も呼び寄せると言うアーサーに、フィッシャー夫人は、休暇ならばよその村にした方がいいと伝え部屋に案内する。(少女達の飛び降りた部屋)

翌日、村人達の冷たい視線を感じながら、地元の弁護士ジェローム(ティム・マクマラン)に会ったアーサーは、封筒に入った夫人の文書を渡されて追い払われる。

全ての文書に目を通す指示を受けていたアーサーは、ケックウィック(ダニエル・セルクェイラ)の馬車で館に向かう。

引き潮で行き来できる場所にある館に着いたアーサーは、不審な物音に気づきながら、膨大な文書を調べ始める。

その後も物音が気になるアーサーは、二階のある部屋の暖炉から侵入したカラスに気づく。

窓を開けたアーサーは、敷地内に人の気配を感じてその場に向かう。

霧の中、女性や子供の叫び声を聞いたアーサーは、迎えに来たケックウィックに気づく。

村に戻り、コリンズ巡査(デビッド・バーク)に館で女性を見かけたことを伝えたアーサーだったが、それを信じてもらえない。

直後に、洗剤を飲んだという少女が連れて来られるが、彼女は吐血して息を引き取る。

宿に戻ったアーサーは、フィッシャー夫人から村を去るようにと忠告されるがそれを拒む。

その後アーサーは、デイリーに食事の正体を受けていたため、彼の屋敷に向かう。

デイリーが息子を亡くしていたことを知ったアーサーは、彼の妻エリザベス(ジャネット・マクティア)と共に食事を始める。

ところが、息子の話をし始めたエリザベスは取り乱し、デイリーが彼女をなだめる。

デイリーから、息子の霊が現れると思い込むエリザベスについて話を聞いたアーサーは、自分も、亡き妻が傍にいてくれるような気がすることを伝える。

翌日アーサーは、このままでは解雇されてしまうことをデイリーに伝え、ジェロームの協力が必要であると話して彼を訪れる。

部屋に閉じ込められた少女に気づいたアーサーはその場を去るが、フィッシャーらに、自分が去らなかったために不幸が起きたと罵られる。

デイリーも侮辱されるが、彼はアーサーを擁護して車で館に送る。

食糧を渡し愛犬を連れて行くようにとデイリーに指示されたアーサーは、館に戻り仕事を始めようとする。

人影に気づくものの何も見つからないまま、朝を迎え、犬が吠えたためにアーサーは館を出る。

敷地内で、夫人の息子や妹”ジェネット・ハムフリー”の墓を確認したアーサーは、屋敷の二階の窓の女性に気づく。

部屋を調べたアーサーは誰もいないことを確認して、その場でジャネットの手紙などを見つける。

ジャネットは、姉の医師に精神障害と診断され、息子を渡して養子縁組を結ばせたのだった。

アーサーは、沼地に置き去りされた息子の死を、姉のせいだと思い込むジャネットの憎しみを込めた手紙も読む。

そしてアーサーは、ジャネットが館で首つり自殺をした死亡証明書を確認する。

眠ってしまったアーサーは、犬の吠える声で目覚めるが、夫人と夫の映る写真が傷つけられていることに気づく。

物音がする二階の部屋に入ったアーサーは、激しく動く揺り椅子が止まった後に、壁紙に隠された”息子は見殺しにされた”という文字を見つける。

その場にあったおもちゃが動き始め、アーサーは、館に向かってくる人影と窓に映った女性に驚く。

階下に向かい入り口を開けようとする者に話しかけたアーサーだったが、外には誰もいなかった。

表に出たアーサーは、森からこちらを見つめる、亡くなった子供達に気づき慌てて館に戻る。

アーサーは、誰かが入った足跡をたどり二階の部屋に向かい、動いているおもちゃを止めて、首を吊るジャネットを目撃する。

沼で溺れたジャネットの息子、ベッドから這い上がる何か、恐ろしくなったアーサーはその場を逃れようとするのだが、そこにデイリーが現れる。

翌朝、館から村に向かうアーサーは、ジャネットや息子を見たことをデイリーに伝える。

途中、ジェロームの家が火事だったため、地下に娘がいることを知っていたアーサーは、彼女を助けようとる。

部屋にはジャネットもいて、娘は自ら火を放ち命を絶つ。

その後アーサーは、ジェロームが以前にも子供を亡くしたため、娘を地下に閉じ込めたことをデイリーから知らされる。

その場にジャネットもいたと言うアーサーに、デイリーは休むよう助言する。

エリザベスは、ジャネットを見た者は、子供を亡くすと言ってアーサーに警告する。

アーサーは、ジョセフに危険が迫ることを察し、その話を知っていながら館に向かわせたデイリーを非難する。

ジョセフの到着が近づき、電報を打とうとしたアーサーだったが、それができないことで館に向かう。

ジャネットに息子を戻すことを考えたアーサーは、馬車と共に沼地に沈んだ息子の遺体を引き上げる。

アーサーは、ジャネットと息子を再会させようとする。

亡霊を信じていなかったデイリーの前にも息子が現れ、それを追った彼は部屋に閉じ込められる。

ジャネットはアーサーの前に姿を現し、部屋から出られたデイリーは、アーサーからジャネットが去ったことを知らされる。

アーサーとデイリーは、ジャネットの墓に息子を埋葬して駅に向かう。

ナニー(ジェシカ・レイン)と共に到着したジョセフを迎えたアーサーは、息子をデイリーに紹介する。

そのままロンドンに帰ることをナニーに伝えたアーサーは、デイリーに感謝する。

その時、ジョセフは何かを感じて、到着する汽車に向かい線路を歩く。

それに気づいたアーサーは、線路に下りてジョセフを助けようとするが、汽車は通過する。

デイリーは、走り去る汽車の窓に映る、ジャネットや子供達を目撃する。

ジョセフを抱きかかえていたアーサーは、デイリーの姿が見えないことに気づく。

そしてアーサーは、現れた妻ステラと再会し、ジョセフと共に霧の中に消える。

その姿を、女性が見つめていた。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

20世紀初頭、ロンドン
貧しい弁護士アーサー・キップスは、妻ステラを息子ジョセフの出産で亡くし、失意の日々を送っていた。
そんなアーサーは、クライシン・ギフォード村の”イールマーシュの館”で亡くなった夫人の遺言書を見つけるよう上司に指示される。
ジョセフを週末に呼び寄せることにしたアーサーは旅立ち、途中、汽車内で紳士デイリーに出会い親切にされる。
村に着いたアーサーは、村人の冷たい視線を感じながら、地元の弁護士ジェロームの協力を得ようとするものの、追い払われてしまう。
館に向かったアーサーは、物音や人影に気づきながら、夫人の膨大な文書に目を通し始める。
そしてアーサーは、夫人に息子を奪われた妹が、館で自殺したことに気づき・・・。
__________

ハリー・ポッター」シリーズ(2001~)で主演を演じたダニエル・ラドクリフが、新境地に挑んだことで注目された作品。

ラスト以外はそれほど驚きの展開とも言えない内容だが、陰鬱な雰囲気を漂わせる映像や舞台設定など、邸な仕上がりは評価できる。

北米興行収入は約5400万ドル、全世界では約1億2800万ドルのヒットとなった。

ハリー・ポッター”のイメージが強過ぎることが懸念されたダニエル・ラドクリフは、落ち着いた雰囲気で主人公を見事に演じている。
ルパート・グリントエマ・ワトソンも、他作出演でなかなか健闘しているため、今後、三人には大いに期待が持てる。

村で唯一人、主人公に協力する富豪キーラン・ハインズが、ドラマを引き締める役柄として実力派らしく確かな演技を見せてくれる。

彼の妻ジャネット・マクティア、亡霊として現れる女性役のリズ・ホワイト、主人公の上司ロジャー・アラム、村の弁護士ティム・マクマラン、主人公の息子ミーシャ・ハンドレイとナニーのジェシカ・レイン、馬車の御者ダニエル・セルクェイラ、宿屋の主人役のショーン・ドゥーリー、その妻メアリー・ストックリー、巡査デビッド・バーク、主人公の妻ソフィー・スタッキーなどが共演している。


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