世界最速のインディアン The World’s Fastest Indian (2005) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

愛車”インディアン・スカウト”のスピード記録に人生を賭けたバート・マンロー実話に基づく闘いと挑戦を描く、製作、監督、脚本ロジャー・ドナルドソン、主演アンソニー・ホプキンスダイアン・ラッド他共演のヒューマン・ドラマ。


ドラマ(ヒューマン)


スタッフ キャスト ■

監督:ロジャー・ドナルドソン
製作
ロジャー・ドナルドソン
ゲーリー・ハナム

脚本:ロジャー・ドナルドソン
撮影:デイヴィッド・グリブル
編集:ジョン・ギルバート

音楽:J・ピーター・ロビンソン

出演
バート・マンローアンソニー・ホプキンス
ジム・モファット:クリストファー・ローファード
ティナ・ワシントン:クリス・ウィリアムズ
エイダ:ダイアン・ラッド
フラン:アニー・ホイットル
フェルナンド:ポール・ロドリゲス
トム:アーロン・ジェームズ・マーフィー
ウェンディ:ジェシカ・コーフィール

ニュージーランド/アメリカ 映画
配給 マグノリア・ピクチャーズ
2005年製作 127分
公開
ニュージーランド:2005年10月13日
北米:2005年12月7日
日本:2007年2月3日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $5,128,124
世界 $18,297,690


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニュージーランド最南端の町、インバカーギル
一人暮らしのバート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)は、往年の名車1920年型インディアン・スカウトの改造に余念がなかった。

隣に住む少年トム(アーロン・ジェームズ・マーフィー)は、それに興味津々だった。

バートは、アメリカに渡航し、ボンヌヴィル・ソルトフラッツで、世界最速記録を打ち立てるのが夢だった。

そんなバートは、若いライダーの挑戦を受けて立ち、スピードでは圧倒するものの、転倒して賭けに負けてしまう。

地元のライダー・クラブはバートを応援するが、渡航費用は足りず、彼が心を寄せる銀行員のフラン(アニー・ホイットル)が援助しようとするものの、彼はそれを断る。

その後、狭心症の発作で病院に運ばれ、バイクに乗ることを禁じられたバートだったが、彼はそれを無視して、土地を担保に渡航費用を用意する。

そしてバートは、町の人々とフラン、賭けで負けた若いライダー達に見送られて、アメリカに旅立つ。

貨物船にコックとして乗り込んだバートは、無事アメリカに入国し、モーテルのゲイのフロント係ティナ・ワシントン(クリス・ウィリアムズ)に親切にされる。

中古車を手に入れたバートは、そこの整備工場を借りて、インディアンを運ぶ荷車を作るが、車の整備の腕を買われ、ディーラーのフェルナンド(ポール・ロドリゲス)に誘われたりもする。

バートは、ティナと税関のインディアンを引き取りにいくが、上箱が破損していてショックを受ける。

しかし、奇跡的にインディアンは無傷のままで、バートはバイクを牽引してモーテルに戻り、ティナに別れを告げる。

ソルトフラッツに向かう途中、荷車の車輪が外れてしまい、バートは先住民に助けられて先を急ぐ。

荷車を直すために民家に立ち寄ったバートは、そこに住むエイダ(ダイアン・ラッド)の協力で、荷車の車輪を直し、彼女と一夜を共にし、再会を約束して旅立つ。

カフェで発作が起きたバートは道端で休息を取り、途中、恋人に会いに行く兵士を車に乗せ、ついにソルトフラッツに到着する。

そして、”スピード・ウィーク”の開幕を迎えたバートは、カリフォルニアから来たジム・モファット(クリストファー・ローファード)に出会う。

各地から、自慢のマシーンをテストする人々が続々と到着し、そ中で、未登録のバートは出場を拒否されるが、ジムの手助けで車検の許可が下りる。

廃品を利用して整備した、42年前のインディアンを見て、オフィシャルは呆れてしまい、何よりも安全面でバートの命を保障することができなかった。

ジムの努力と、バートの頑固振りに折れたオフィシャルは、仕方なくテスト走行を許可する。

ジムが乗る背走する150km以上の車を振り切り、バートは見事な走りを見せて人々を驚かすが、ギアの調子が悪く、セカンドギアでの疾走となった。

それを聞いたジムやオフィシャルは驚き、ついにバートの走行が許可されることになる。

バートの人柄や情熱は次第に人々に感銘を与え、参加者は、地球の裏側から来た”英雄”に敬意を表す。

そして、バートの走行の順番が来て、彼は、狭心症のために飲んでいた、ニトログリセリンをガソリンタンクに入れてスタートし、見事な走行を見せ、324.847kmという新記録を樹立する。

足のすねにタイヤがあたり、火傷を負い転倒したバートだったが、青空を見つめた彼は満面の笑みを浮かべる。

バートニュージーランドのトムに、インディアンが世界最速記録を作ったという連絡を入れる。

意気揚々と帰国したバートは、トムや町の人々に迎えられて、来年に向け準備を始める。
__________

バートインディアンに改良を重ね、9回ソルトフラッツに挑戦し、何度も記録を塗り替えた。

1000cc以下の流線型バイク部門の、1967年のバートの記録は、今も破られていない。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ニュージーランドインバカーギル
一人暮らしの老人バート・マンローは、往年の名車、1920年型インディアン・スカウトの改造に余念がなかった。
バートは、アメリカに渡航し、ボンヌヴィル・ソルトフラッツで世界最速記録を打ち立てるのが夢だった。
しかし、バートの渡航費用は足りず、さらに狭心症の発作で、バイクに乗ることを禁じられてしまう。
それを無視したバートは、土地を担保にして渡航費用を用意する。
そしてバートは、町の人々や、心を寄せる銀行員のフランらに見送られ、貨物船にコックとして乗り込み、アメリカに旅立つ。
そして、無事にアメリカに到着したバートは、現地の人々の優しさに触れながら、目的地に向かう・・・。
__________

実話を基にした作品ではあるが、かなり脚色されていて、スピード記録更新のシーンなどは、意外にあっさりと描かれている。

それよりも、廃品を使った改造インディアンを輸送しながら、主人公が、苦労して目的地にたどり着くまでの間に知り合う人々との、交流や出来事に重点を置いている。

人懐っこい少年のような主人公の人柄や情熱、彼に接する人々の温かさを、ロジャー・ドナルドソンが清々しく描いた、感動のドラマでもある。

一癖ありそうに見える人物も何人か登場するが、全て悪人でないところなども本作の特徴だ。

プライベートの、インタビューなどでの気難しさからは想像できない役柄で、名優アンソニー・ホプキンスは人間味溢れる主人公を熱演し、アクション映画さながらの体を張った多くのシーンも見事にこなしている。

ソルトフラッツで彼を支援する、名優ピーター・ローフォードJFK(ケネディ大統領)の妹パトリシアとの息子クリストファー・ローファード、モーテルのフロント係クリス・ウィリアムズ、主人公が旅の途中に出会う未亡人のダイアン・ラッド、中古車ディーラーのオーナー、ポール・ロドリゲス、地元銀行の行員アニー・ホイットル、隣人の住む少年アーロン・ジェームズ・マーフィーなどが共演している。


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