彼女を見ればわかること Things You Can Tell Just By Looking At Her (2000) まだ評価されていません。


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

男性との生活を諦め、または疎遠になった女性の心の痛みや孤独感を切実に描く、監督、脚本ロドリゴ・ガルシア、出演グレン・クローズホリー・ハンターキャシー・ベイカーキャリスタ・フロックハートキャメロン・ディアスグレゴリー・ハインズ他によるオムニバス・ドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ロドリゴ・ガルシア
製作総指揮
エリー・サマハ
アンドリュー・スティーヴンス

製作:ジョン・アヴネット
脚本:ロドリゴ・ガルシア

撮影:エマニュエル・ルベツキ
編集:エイミー・E・ダドルストン
音楽:エドワード・シェアマー

出演
エレイン・キーナー:グレン・クローズ

キャロル・フェイバー:キャメロン・ディアス
クリスティーン・テイラー:キャリスタ・フロックハート
ローズ:キャシー・ベイカー
キャシー・フェイバー:エイミー・ブレネマン
リリー:ヴァレリア・ゴリノ
レベッカ・ウェイノン:ホリー・ハンター
カルメン・アルバ:エルピディア・カリーロ
ウォルター:マット・クレイヴン
ロバート:グレゴリー・ハインズ
サム:ミゲル・サンドバル
アルバート:ダニー・ウッドバーン
ジェイ:ノア・フレイス
ナンシー:ペネロペ・アレン
デビー:ローマ・マフィア
ジューン:ミカ・ブーレム

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ

2000年製作 109分
公開
北米:2000年1月22日(サンダンス映画祭)/劇場未公開
日本:2001年5月19日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス
自殺事件現場に着いたキャシー・フェイバー刑事(エイミー・ブレネマン)は、死体が、高校時代の同級生だったカルメン・アルバ(エルピディア・カリーロ)だと気づく。

”こちらキーナー医師”

エレイン・キーナー(グレン・クローズ)は、痴呆症の母親の介護をしている。

ある日エレインは、友人の紹介で訪れたタロット占い師のクリスティーン・テイラー(キャリスタ・フロックハート)に、考えや心に思うことを言い当てられる。

エレインは、人生の転機だと考える今年についてを占ってもらい、彼女が心を寄せる人物ではなく、知らない男性と出会うと言われる。

その後エレインは、母親の世話や電話に出る気もしなくなってしまう。

”レベッカについての妄想”

銀行の支店長であるレベッカ・ウェイノン(ホリー・ハンター)は、三年もの間、妻帯者のロバート(グレゴリー・ハインズ)と不倫関係を続け、彼女は妊娠したことに気づく。

翌日の休憩時間に、駐車場でタバコを吸っていたレベッカは、ホームレスのナンシー(ペネロペ・アレン)が煙草を欲しがったためにそれを渡す。

部下に男性社員がいるレベッカに、彼らは命令に従い、性的な妄想を抱くとナンシーは伝える。

レベッカは、そのことを副支店長のウォルター(マット・クレイヴン)に話す。

産婦人科医デビー(ローマ・マフィア)の診察を受けたレベッカは、妊娠6週間だと知り堕胎を希望する。

39歳のレベッカに、子供を産む最後のチャンスだと言って、数日考えることを勧めたデビーだったが、レベッカの気持ちは決まっていた。

翌日処置することを決めたレベッカは、その夜、ロバートにそれを伝える。

レベッカは、出産した場合はどうなるかをロバートに尋ねるが、彼は言葉を返さないままその場を去る。

その後、堕胎についてやや悩みながら街に出たレベッカは、ウォルターと出くわし、バーで軽く飲み、彼の家に誘われ愛し合ってしまう。

翌朝、駐車場でウォルターに会ったレベッカは、その場に現れたナンシーに、蛇のような女だと言われるが、自分の心を見通す彼女憎むことができない。

一度付き合っただけで、恋人のような態度をとるウォルターを、レベッカはやや敬遠し、ナンシーが車に置いてあった、彼女の結婚指輪に気づき病院に向かう。

デビーにもう一度処置のことで確認されたレベッカは、心を決めたことを伝え、担当の医師エレインと顔を合わせる。

処置を終えたレベッカは、放心状態のまま病院を出て涙してしまい、ナンシーを見かけるものの、彼女はそのまま立ち去る。

”ローズに誰かを”

シングルマザーの童話作家ローズ(キャシー・ベイカー)は、15歳の息子ジェイ(ノア・フレイス)と暮らしていた。

ローズは、向かいに越してきた小人のアルバート(ダニー・ウッドバーン)を買い物の帰りに見かけ、声をかけて車に乗せる。

その後、玄関にアルバートからのプレゼントの盆栽が置いてあったために、ローズは鉢植えの花を渡そうと彼の家を訪ねる。

返事がないために裏庭に回ったローズは、アルバートが裸で寝ていることに気づく。

それをアルバートに見られたローズは、慌てて家に戻る。

帰宅したジェイに、アルバートに会ったことを話したローズは、二人の関係を気にされる。

その後ローズは、ジェイが女友達と寝たことを知りショックを受ける。

その夜、アルバートの家に向かったローズだったが、彼に声をかけることができずに家に戻る。

”おやすみリリー、おやすみクリスティーン”

占い師クリスティーンのパートナー、リリー(ヴァレリア・ゴリノ)は、死期が迫る難病と闘っていた。

しかし、死を恐れているのはクリスティーンだった。

”恋はキャッシーを待っている”

キャッシーは、盲目の妹キャロル(キャメロン・ディアス)と暮らしていた。

カルメンの検死に立ち会ったキャッシーは、検死官サム(ミゲル・サンドバル)から、解剖結果は後日に知らせると言われる。

ウォルターは、娘ジェーン(ミカ・ブーレム)に点字などを教えているキャロルをコンサートに誘う。

翌日キャッシーに会ったサムは、カルメンの解剖の結果、彼女が大量の睡眠薬を飲んでいたことを知らせる。

カルメンの家を調べたキャッシーは、乳児に付けるタグを見つけて、病院に向かい、事務員のアルバートに話しを聞く。

患者の情報の守秘義務があるものの、事件への協力ということで、アルバートは、カルメンが1989年に女児を出産し、翌日、子供が死亡していることをキャッシーに伝える。

その夜キャッシーは、キャロルとウォルターがベッドを共にしていることを知る。

オフィスにいたキャッシーは、電話で食事に誘われて約束をして気分が紛れる。

ジェーンの元に向かったキャロルは、エレベーターで、ウォルターが無視したことに気づく。

キャロルは、姉キャッシーが独身なのは、自分を独りにすることができないからではないかとジェーンに言われる。

その夜キャロルは、出かけようとしているキャシーに、自殺したカルメンの、その理由について推測し、いずれにしても、女には様々な事情があることを語りながら涙する。

ロバートは、出張から戻りレベッカを訪ねるが、彼女は返事をしない。

ウォルターの部屋の隣に住むクリスティーンは、ジェーンと同じカナリヤを飼う。

キャロルに促されて出かけたキャッシーは、迎えに来たサムに笑顔を見せる。

食事の片づけをしていたローズは、アルバートが花を持って現れたことに気づき安堵する。

バーで飲んでいたエレインは、隣に座っていたウォルターに、たばこの火を借り、クリスティーンの言葉を思い出す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

医師エレインは、占い師クリスティーンに心を言い当てられ、知らない男性に出会うと言われる。
銀行の支店長レベッカは、妻帯者のバートと不倫関係にあり、妊娠を知り堕胎を考える。
シングルマザーの童話作家ローズは、15歳の息子の性体験にショックを受けたことをきっかけに、道向かいに越してきたアルバートへの思いが募る。
死期が迫る難病と闘うパートナーのリリーと暮らしていたクリスティーンだったが、死を恐れているのは彼女だった。
刑事のキャッシーは、盲目の妹キャロルと暮らし、異性との交際をする機会もなく、同級生の自殺事件の捜査を始める・・・。
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ハリウッドを代表する実力派、人気女優、豪華競演の作品。

内容は非常に地味で、脚本を兼ねるロドリゴ・ガルシアの、それぞれの個性を生かした繊細な心理描写が見どころの作品。

ロドリゴ・ガルシアは、カンヌ国際映画祭で、”ある視点部門”を受賞した。

よくあるパターンとは言え、5つの物語が全く違う方向で展開しながら、微妙に関係し合う構成は興味深い。

アメリカ国内では劇場で公開されずに、有料放送局”ショウタイム”での放映となったが、これだけのキャストの作品にしては珍しいケースだ。

意中の相手との交際予測を占い師に否定される医師グレン・クローズ、美しい盲目女性キャメロン・ディアス、その姉で刑事のエイミー・ブレネマンハリソン・フォード夫人である、占い師キャリスタ・フロックハートと、難病のパートナー、ヴァレリア・ゴリノ、シングルマザーである童話作家キャシー・ベイカー、その息子のノア・フレイス、隣人ダニー・ウッドバーン、銀行支店長のホリー・ハンターと不倫相手のグレゴリー・ハインズ、副支店長のマット・クレイヴン、その娘役ミカ・ブーレム、自殺女性のエルピディア・カリーロ、ホームレス女性ペネロペ・アレン、産婦人科医ローマ・マフィアなどが共演している。


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