13ゴースト Thirteen Ghosts (2001) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1960年に公開されたホラー映画「13ゴースト」のリメイク。
亡くなった冒険家の叔父から豪邸を相続した教師と家族に襲いかかる恐怖を描く、製作ジョエル・シルヴァーロバート・ゼメキス、主演トニー・シャルーブエンベス・デイヴィッツマシュー・リラードF・マーリー・エイブラハム他共演、監督スティーヴ・ベックによるホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:スティーヴ・ベック
製作
ジョエル・シルヴァー

ロバート・ゼメキス
ギルバート・アドラー
脚本
ニール・マーシャル・スティーヴンス
リチャード・ドヴィディオ
撮影:ゲイル・タッターサル

編集
デレク・G・ブリーキン
エドワード・A・ウォーシルカ
音楽:ジョン・フリッゼル

出演
アーサー・クリティコス:トニー・シャルーブ

カリーナ・オレツィオ:エンベス・デイヴィッツ
デニス・ラフキン: マシュー・リラード
キャシー・クリティコス:シャノン・エリザベス
サイラス・クリティコス:F・マーリー・エイブラハム
マギー・バス:ラー・ディッガ
ベン・モス:JR・ボーン
ボビー・クリティコス:アレック・ロバーツ
ロイス・クレイトン:クレイグ・オレジニク

アメリカ 映画
配給
ワーナー・ブラザーズ(北米)
コロンビア・ピクチャーズ(世界)
2001年製作 90分
公開
北米:2001年10月26日
日本:2002年8月31日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $41,867,960
世界 $68,467,960


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

冒険家であるゴースト・ハンターのサイラス・クリティコス(F・マーリー・エイブラハム)と心霊能者の助手デニス・ラフキン(マシュー・リラード)は、あるスクラップ置き場に到着する。

逃げるべきだと言うデニスの意見を無視するサイラスは、彼に40人も殺害した”破壊者”を捜すよう指示する。

現れたゴーストの解放者カリーナ・オレツィオ(エンベス・デイヴィッツ)らに人間を殺していると非難されたサイラスは、呪文と13番目のゴーストがいなければ何もできないと言われる。

カリーナらを追い払ったサイラスは、12体のはずのゴーストがもう1体あるのかとデニスに問われる。

議論している暇はないと言うサイラスは、相手を誘い出すようデニスに指示する。

血を噴くタンクローリーが現れ、サイラスは隔離用のキューブの扉を開けて音楽を流す。

その場にいた者達は現れた”破壊者”に次々と襲われるが、デニスは12体目をキューブに閉じ込めることに成功し、それをサイラスに伝える。

しかしデニスは、サイラスらが犠牲になったことを確認する。

火事で妻ジーンを亡くした学校教師のアーサー・クリティコス(トニー・シャルーブ)は、悲しみに耐える日々を送っていた。

娘のキャシー(シャノン・エリザベス)と息子ボビー(アレック・ロバーツ)、そして家政婦兼乳母のマギー(ラー・ディッガ)と共に小さなアパートで暮らしていたアーサーは、叔父サイラスの不動産を管理する弁護士ベン・モス(JR・ボーン)の訪問を受ける。

子供の頃に数度会っただけのサイラスの代理だというモスから、遺言映像を見せられたアーサーらは、自分が財産の相続人だと言われ、譲り受ける家の鍵を渡される。

豪華な家が相続できることになったアーサーらは驚く。

サイラスの映像は、あの世で再会しようと言って締めくくられる。

直ぐにでも引っ越せるとモスから言われたアーサーは、モスに案内されて2時間かかるウィローグローブという町に向かう。

運が向いてきたと言うアーサーは、キャシーと共に胸弾ませる。

目的地に着いたアーサーは、風変わりな外見ではあるものの豪邸だったため驚く。

その場で待っていた、電力会社の作業員に扮したデニスは、この家のせいで付近が停電していることをモスに伝える。

モスは翌日来てくれと言ってデニスを追い払おうとするが、アーサーが構わないと伝える。

受け取った鍵を使い建物の内部に入ったアーサーらは、その不思議な構造などに驚く。

サイラスが何をしたのかを考えるデニスは、モスに地下を調べることを伝える。

地下に向かったデニスは、何かを感じて刺激を受ける。

キャシーらにホールから出ないように伝え、契約を済ませるためにモスと別の部屋に向かったアーサーは、サイラスが”ハンター”だったことを知る。

子供の前では話せなかったと前置きするアーサーは、単なる教師であり火事で資産を失ってしまった立場で、このような豪邸の税金などを払えないことをモスに伝える。

モスは、サイラスが全て処理していたため、財政的な心配は一切ないとアーサーに伝える。

苦しむデニスは、その場に霊が閉じ込められていることに気づき逃げ出す。

納得して契約書にサインしようとているアーサーの元に向かったデニスは、自分がサイラスと共に、さ迷うゴーストを捕獲していたことを伝える。

それを信じないアーサーは、子供達を家から逃がせば何もかも話すとデニスに言われる。

霊を感じ続けるデニスは、アーサーが話を理解しないため取り乱し、意識を失いかける。

心配するアーサーに触れられた瞬間に、デニスは彼の焼死した妻ジーンの霊を感じる。

キャシーらは、アーサーの指示に従わずに家の内部を見て回り、怪奇趣味のボビーは、その場にあった特殊メガネをかけて浮かび上がる文字に驚く。

メガネをしたモスは地下に向いゴーストを確認し、その場にあった大金を持ち出そうとするものの、体を真っ二つに切断されてしまう。

子供達の姿が見えなくなったため、アーサーはデニスと共に手分けをして捜す。

キャシーはある部屋が気に入るが、ゴーストがその場にいることに気づかない。

バスルームでキャシーを見つけたアーサーは、マギーがボビーを見失ったことを知り彼を捜す。

地下からの声に誘われ、ボビーはその場に向かってしまう。

ボビーを見つけられないアーサーは、デニスから自分達が閉じ込められたことを知らされる。

壁になっている強化防音ガラスに書かれているのは呪文で、ゴーストがその場は通れないと説明するデニスだったが、アーサーらはそれを信じないままボビーを捜す。

メガネをしていたボビーは、ゴーストを見てしまったために慌ててガラスの壁に激突して気を失う。

床にまで念入りに呪文が書かれていることに気づいたデニスは不思議に思い、地下に向かおうとするアーサーを制止する。

サイラスに貸しがあると言うデニスにそれを払うことを約束したアーサーは、ボビーを捜す手助けをしてほしいことを伝えて納得させる。

気がついたボビーは、地下に向かう前から聞こえていた母のゴーストの声に従いメガネをする。

母のゴーストに上に行くよう指示されたボビーだったが、その場にサイラスが現れる。

地下に向かったアーサーはキャシーと、デニスはマギーとで手分けして行動する。

キューブが開いていることに気づいたデニスはゴーストに脅かされ、メガネを渡されたマギーもそれを確認する。

その場から去ろうとしたデニスは、自分が襲われる姿を見てしまう。

ボビーのレコーダーを見つけたアーサーは、録音されていた叫び声を聴き動揺し、キャシーが父を気遣う。

最も狂暴なゴースト”ジャッカル”の印を見つけたデニスは、階上に避難した方がいいとマギーに伝える。

デニスの言葉を信じ始めていたキャシーは、ゴーストなどいないとアーサーに言われ、拾ったメガネをした瞬間にゴーストに襲われる。

キャシーを助けようとするアーサーは、現れたカリーナと共にその場から逃げる。

カリーナは、キャシーがしていたメガネをかけるようアーサーに指示し、彼はゴーストを確認する。

ゴーストがサイラスの犠牲者だと話すカリーナは、それを解放するとアーサーに話し、偶然見つけた入り口から入ったことを伝えて秘伝書を見せる。

アーサーに何者かと聞かれたカリーナは、捕えられたゴーストの解放を仕事にしていると話し、それを信じない彼らを助けようとしていることを伝える。

悪魔が設計した未来を見る装置の作り方を参考にして、この家自体をそれとして造ったのがサイラスであることを、カリーナはアーサーに話す。

装置の原動力は死者だというカリーナの説明が信じられるはずもないアーサーだったが、まずゴーストを解放することに協力してほしいと言われる。

キャシーが姿を消したことに気づいたアーサーは、階上に向かおうとするもののゴーストが現れる。

デニスも上に向かおうとするが、ある空間に閉じ込められてしまう。

ゴーストに襲われたデニスだったが、何んとかそれを逃れる。

図書室が呪文で守られていることをアーサーに話したカリーナは、その場に行く方法を考える。

カリーナに出くわしたデニスは驚き、彼女の指示に従い4人でその場から離れる。

ゴーストに襲われたアーサーを助けて図書室に避難した4人だったが、この事態に至ったのはゴーストを捕えたせいだと言ってカリーナはデニスを非難する。

サイラスの計画だと言うデニスは、霊能者であるため異常者扱いされていた自分を、彼が受け入れてくれたので協力したと反論する。

利用されたのだと言ってデニスを尚も非難するカリーナだったが、アーサーは揉めている場合でないことを伝える。

4番目のゴーストの話をデニスがアーサーにしていないことに気づいたカリーナは、妻ジーンのゴーストもこの場にいることをアーサーに知らせる。

憤慨したアーサーはデニスを殴るが、サイラスがジーンを選んだと言われる。

キャシーとボビーは救えると言うカリーナは、意図的に集められた、装置を動かすために必要な12体のゴーストの説明をする。

”オキュラリス/地獄の目”を開くのが目的だと言うカリーナは、それが未来を見通せる目であり、手にした者は最強になると話し、サイラスがそれになろうとしてたことを伝える。

デニスは13番目がいると聞いていたいたが、それは予備で、愛情によりゴーストになる者が必要だとカリーナは語る。

それが自分だと言われたアーサーは、子供を救うために犠牲になることが必要だと説明される。

装置を止めるために爆破を考えるカリーナに、自分に何があってもそれをやり遂げられるかを確認したアーサーは、呪文の書かれたガラスをデニスと共に持ちながらその場から出る。

カリーナとマギーは地下に向い、モスの死体を発見する。

現れたサイラスに驚くマギーを殴り倒したカリーナは、実は協力者だったサイラスに呪文のテープを渡す。

襲いかかるゴーストを倒したアーサーとデニスだったが、再び現れたゴーストからアーサーを守ろうとしたデニスが殺される。

目的のためなら子供も犠牲にすると言うサイラスの言葉に、カリーナは動揺する。

サイラスは装置を動かし、現れたジーンのゴーストも消え去ったためアーサーは悲しむ。

犠牲者だと言われたカリーナは、サイラスに殺される。

捕らわれたキャシーとボビーを確認したアーサーはその場を離れ、二人を助けようとするものの近づけない。

サイラスが現れ、ここが家ではなく悪魔が設計し装置だと言ったカリーナの言葉を思い出したアーサーは、ゴーストの数を数える。

12体のゴーストと自分が13体目だと確認したアーサーは、サイラスが生きていたことを知り襲いかかる。

叩きのめされたアーサーは、必要とされていない哀れな一家を選んだとサイラスに言われる。

その時、マギーが装置を操作して呪文を消したため、ゴースト達は、アーサーに抵抗されて倒れたサイラスに襲いかかり殺害する。

ゴーストとして現れたデニスに、持っているパワーを使いマギーとボビーを助けるようにと言われたアーサーは、危険を冒して二人の元に向い抱きかかえる。

装置は破壊され、解放されたゴーストは外の世界に戻り、デニスも姿を消す。

現れたジーンは、家族に別れを告げて姿を消す。

マギーは、仕事を辞めると言って不満を訴える。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

学校教師のアーサー・クリティコスは、火事で妻を亡くして失意の日々を送っていた。
娘のキャシーと息子ボビー、そして家政婦兼乳母のマギーと暮らしていたアーサーは、亡くなった冒険家の叔父サイラスから、財産を相続することになる。
運が向いて来たと喜ぶアーサーらは、相続したサイラスの屋敷に向かう。
豪邸ではあるが風変わりな家に入ろうとしたアーサーらは、電気工事業者に扮したサイラスの助手で霊能者デニスがいたため、点検を許可して彼と共に内部に入る。
不思議な空間に驚くアーサーは、同行した弁護士モスとの契約を済ませようとする。
地下に向かったデニスは霊を感じ、アーサーらと共に姿が見えなくなったボビーを捜すことになる。
その後、サイラスのある計画により地下に閉じ込められていたゴーストが、何も知らない一家に襲いかかろうとする・・・。
__________

ジョエル・シルヴァーロバート・ゼメキスが製作を担当している作品で、「アビス」(1989)、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989)「レッド・オクトーバーを追え!」(1990)などの特殊効果を担当したスティーヴ・ベックの初監督作。

様々な工夫を凝らした映像と特撮などを駆使した、スティーヴ・ベックの軽快な演出が見所の作品。

多数登場するゴーストの造形も悪くない出来で、からくり小屋のような舞台となる屋敷はアミューズメント・パークのアトラクションのようであり、残酷なシーンなどもあるが子供でも楽しめる内容だ。

名バイプレイヤーとして活躍するトニー・シャルーブが主演というところが注目で、スーパーマン的な活躍をするわけでもない、いつもは脇役が多い彼が、家族を守るためにゴーストや陰謀と戦う、頼りがいのある父親を熱演している。

正義の味方のように登場する霊の解放者であるが、実は・・・というところがなかなか面白い役柄のエンベス・デイヴィッツ、霊能者として存在を発揮するマシュー・リラード、主人公の娘シャノン・エリザベス、息子アレック・ロバーツ、家政婦兼乳母のラー・ディッガ、弁護士JR・ボーン、そして、恐ろしい計画を進める主人公の叔父F・マーリー・エイブラハムなどが共演している。


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