マイティ・ソー Thor (2011) 3.65/5 (31)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1962年にマーベル・コミックスに初登場した、スタン・リーラリー・リーバージャック・カービーにより創造された、北欧神話を基にスーパーヒーローを主人公にしたファンタジー・アクション大作。
父王に背き地球に追放された神の世界アスガルドの王位継承者ソーと王座を狙う弟ロキとの戦いを描く、監督ケネス・ブラナー、主演クリス・ヘムズワースナタリー・ポートマントム・ヒドルストンアンソニー・ホプキンスステラン・スカルスガルド他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ケネス・ブラナー
製作総指揮
ルイス・デスポジート
スタン・リー
パトリシア・ウィッチャー
製作:ケヴィン・フェイグ
原案
J・マイケル・ストラジンスキー
マーク・プロトセヴィッチ
原作
スタン・リー
ラリー・リーバー
ジャック・カービー
脚本
アシュリー・エドワード・ミラー
ザック・ステンツ
ドン・ペイン
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
編集:ポール・ルベル
音楽:パトリック・ドイル

出演
ソー・オーディンソン:クリス・ヘムズワース
ジェーン・フォスター:ナタリー・ポートマン
ロキ:トム・ヒドルストン
オーディン:アンソニー・ホプキンス
エリック・セルヴィグ:ステラン・スカルスガルド
ダーシー・ルイス:カット・デニングス
フィル・コールソン:クラーク・グレッグ
ヘイムダル:イドリス・エルバ
ラウフェイ:コルム・フィオール
シフ:ジェイミー・アレクサンダー
ヴォルスタッグ:レイ・スティーヴンソン
ホーガン:浅野忠信
ファンドラル:ジョシュア・ダラス
フリッガ:レネ・ルッソ
シットウェル:マキシミリアノ・ヘルナンデス
クリント・バートン / ホークアイ:ジェレミー・レナー
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
”ムジョルニア”を引こうとするトラックの老人:スタン・リー

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2011年製作 114分
公開
北米:2011年5月6日
日本:2011年7月2日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $181,030,620
世界 $449,326,620


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューメキシコ州、プエンテ・アンティグオ。
天文物理学者ジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)は、科学者エリック・セルヴィグ(ステラン・スカルスガルド)や学生のダーシー・ルイス(カット・デニングス)と共に、ある大気の乱れを観測していた。

オーロラのような現象に興奮するジェーンだったが、突然、現われた男に車で激突してしまう。

ジェーンは、その男がどこから来たのか疑問に思う。
__________

紀元965年。
世界のどこかに神々や恐ろしい者が住んでいると信じていた人々の前に、無数の巨人達が現れる。

巨人は人々を襲い、その世界は氷に覆われようとしていたが、それに立ち向かう者がいた。

戦いの末、氷の巨人を追い返したオーディン(アンソニー・ホプキンス)は、巨人の王を倒し、パワーの源である”箱”を奪い取った。

その後、オーディンらは人間の世界を離れ、永遠の世界アスガルドへと戻った。

アスガルド王オーディンは、息子達ソーとロキに、むやみに戦うことを教えることなく、常にその準備をするように伝える。

成長したソー・オーディンソン(クリス・ヘムズワース)は、オーディンから王位を継ぐことを誓わされようとしていたが、そこに氷の巨人が攻め入ってくる。

”箱”は守られるものの、巨人の王ラウフェイ(コルム・フィオール)とは休戦していると言うオーディンに、ソーは攻撃を仕掛けるべきだと意見し、そらは受け入れられない。

ロキ(トム・ヒドルストン)は、一応ソーの意見を認めるが、王には逆らえないことを伝える。

考えを変えないソーは、ロキ、そして戦士のファンドラル(ジョシュア・ダラス)、ヴォルスタッグ(レイ・スティーヴンソン)、ホーガン(浅野忠信)、そしてシフ(ジェイミー・アレクサンダー)らを従え、ヨトゥンヘイム(巨人の国)へ向かおうとする。

”虹の橋”の門番ヘイムダル(イドリス・エルバ)により”ビフレスト”は開かれ、ソーらは転送される。

ソーはラウフェイと対面するものの、ロキに説得されて引き上げようとする。

しかし、ラウフェイに侮辱されたソーは攻撃を仕掛け、激しい戦いを繰り広げる。

負傷者を出したソーらはその場を引き上げようとするが、巨大な獣に襲われる。

ソーは無敵のハンマー”ムジョルニア”で敵を倒すが、その場にオーディンが現われる。

戦いを終わらせようとしたオーディンだったが、ラウフェイはそれを受け入れず、ヘイムダルにより”ビフレスト”は開かれアスガルドに戻る。

オーディンの怒りを買ったソーは、その傲慢さを改めようとせず、”ムジョルニア”を奪われて追放され、人間の世界に降り立ったところでジェーンの車に激突する。

意味不明なことを言い始めたソーを気絶させたジェーンらは、彼を病院に運ぶ。

意識の戻ったソーは暴れ回り、仕方なく医師は彼を眠らせる。

翌日、大気の乱れの中に人影が写る写真に気づいたジェーンらは、病院に向かう。

しかし、ソーは逃げ出してしまい、彼を捜そうとしたジェーンは、車の後ろに現われたソーに再び激突してしまう。

その頃、落下していた”ムジョルニア”が発見され、びくともしないそれを集まった人々が動かそうとする。

アスガルド。
身体の異変を察していたロキは、自分がラウフェイの子だという出生の秘密をオーディンから知らされる。

それが、同盟を結ぶ希望だったと説明するオーディンを責めるロキは、納得することが出来ない。

食事をしていたソーは、重くて引き上げられない落下物の存在を知り、その場に向かおうとする。

ジェーンも同行しようとするが、セルヴィグは北欧神話に登場する言葉を発するソーに深入りするなと忠告し、彼女はそれを諦める。

ソーと別れたジェーンらは、国家組織”S.H.I.E.L.D.”のエージェント、フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)に観測機器などを押収されてしまう。

アスガルド。
オーディンは”眠り”に入ってしまい、ロキは代わって王座に就き、ソーの追放解除を求めるヴォルスタッグらの意見を退ける。

その後ジェーンは、ソーと共に落下物のあるクレーターに向かうが、既にその場は”S.H.I.E.L.D.”により調査が始まっていた。

ソーはその場に侵入し、調査員達を次々と倒し”ムジョルニア”を持ち上げようとするが、地球ではパワーの足りない彼はそれが出来ずに拘束されてしまう。

プエンテ・アンティグオに戻ったジェーンは、神話の児童書により”ムジョルニア”を知り、真相を確かめようとセルヴィグに協力を求める。

同じ頃、コールソンはソーを尋問し、彼の正体を暴こうとする。

ソーの前に現われたロキは、父ディーンが亡くなったことと、王位は自分が継ぎ、母フリッガ(レネ・ルッソ)も戻ることを禁じていることを伝え、兄を気の毒に思いながら別れを告げる。

クレーターに向かったセルヴィグは、ソーを物理学者だと言って解放させるが、コールソンは部下に二人を尾行させる。

バーでソーと話し合ったセルヴィグは、ジェーンを傷つけないためにも町を出るよう彼を説得する。

ヨトゥンヘイム。
ラウフェイに会ったロキは、巨人がアスガルドに侵入するのを手引きしたのは自分だと知らせ、ソーが王になるのを阻止したことを伝える。

ロキは、ラウフェイにオーディンを始末させようと考え、”箱”を渡すことも約束する。

ヘイムダルに自分への忠誠を誓わせたロキは、”ビフレスト”を開けることを禁ずる。

酔ったセルヴィグを運んできたソーは、ジェーンに取り戻した彼女のノートを渡し、自分が来た場所などを教え、二人は親交を深める。

アスガルド。
ヴォルスタッグらはソーを救い出すことで意見が一致し、彼らを呼んだヘイムダルは、ロキの指示に背き”ビフレスト”を開けてしまう。

それを知ったロキは、ソーの帰還を阻止するためデストロイヤーを地球に送り込む。

地球に降り立ったヴォルスタッグらは、人々に奇異な目で見られながらソーとの再会を果たし、彼に父オーディンが生きていることを知らせる。

指示に従わなかったヘイムダルはロキに解任され、彼と剣を交えようとするものの凍らされてしまう。

そして、地上にデストロイヤーが現われ、コールソンは警告を発するが、攻撃を受けてしまう。

デストロイヤーは町を破壊し始め、パワーが発揮できないソーは、仕方なくヴォルスタッグらの戦いを見守るが、彼らが叩きのめされる姿を見て退避させる。

ソーは、自分が犠牲になり戦いを終わらせようと、デストロイヤーと相対する。

デストロイヤーの一撃で命を落としたソーだったが、オーディンは”眠り”の中で、”ムジョルニア”をふさわしき者ソーに渡して、そのパワーを与えようとする。

”ムジョルニア”を授かったソーは戦士として甦り、デストロイヤーを倒す。

ソーは、現われたコールソンに、ジェーンらの機材を返すことを約束させる。

ヘイムダルに”ビフレスト”を明けるよう命じたソーは、ジェーンに必ず戻ることを伝えアスガルドに向かう。

ロキのによってディーンの元に向かわされたラウフェイは、彼を殺そうとする。

しかし、ロキがラウフェイを殺し、現われたソーにヨトゥンヘイムを滅ぼすことを伝えその場を去る。

追って来たソーに、ロキは父ディーンに認められる王になるためにやったことだと伝える。

二人は格闘の末に、ソーがジェーンとの再会を諦めて橋を壊し、目覚めたディーンが息子達を救おうとするが、ロキは自ら身を投げる。

地上ではジェーンも、ソーとは再会できないことを悟る。

オーディンは、学ぶべきことが多くあることを悟ったソーが、よき王になれることを確信し誇りに思う。

地球への道が断たれたことをヘイムダルに語るソーは、まだ希望があることと、ジェーンが自分を捜していることを知らされる。
__________

”S.H.I.E.L.D.”の施設に連れて来られたセルヴィグは、その場にいたニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に、ブリーフケースの中身を見せられる。

それが何かと尋ねたセルヴィグに、使い方さえ分かれば、無限のパワーが得られるとフューリーは答える。

そこに、姿の見えないロキが現われ、セルヴィグに対し”調べてみる価値がある”と語り、彼はそれをフューリーに伝える。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「マイティ・ソー」(2011)
・「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013)

*(簡略ストー リー)
神の世界アスガルドの王位継承者ソーは、最強の戦士として戦いを好み、その傲慢さから、父王オーディンの考えに背き、休戦中の巨人の国ヨトゥンヘイムに攻め入ってしまう。
オーディンの怒りを買ってしまったソーは、無敵のハンマー”ムジョルニア”を取り上げられ地球へと追放されてしまう。
天文物理学者ジェーン・フォスターは、科学者セルヴィグや学生のダーシーと共に大気の乱れを観測していた。
その時、地球に降り立ったソーと、車で激突したジェーンは、彼が大気の乱れの中から現われたことを知る。
やがて、地球に落下した”ムジョルニア”が発見され、誰にも動かせないその物体は、国家組織”S.H.I.E.L.D.”の監視下に置かれ、エージェント、コールソンが周辺の調査も始める。
”ムジョルニア”が地球上にあることを知ったソーは、ジェーンの協力を得て、その現場に向かうが、地球では自分のパワーが発揮できないことを知り、コールソンに捕らえられてしまう。
その頃アスガルドでは、ソーの弟であるロキが、実は、巨人の王ラウフェイの息子だと父王オーディンに知らされる。
そしてロキは、オーディンが”眠り”に入った隙に王座に就き、ソーを抹殺するため、地球にデストロイヤーを送り込む・・・。
__________

ストーリーは単純明快、奇想天外な展開に目を見張る映像とパワフルな肉弾戦、そして魅力的なキャスティングなど、娯楽の要素満載の見応えある作品。

製作費1億5000万ドルをかけ、北米では約1億8100万ドル、全世界では約4億4900万ドルの大ヒットとなった。

神話をベースにしたファンタジックな世界と現代劇のマッチングも面白味があり、地球上での出来事も、どこか古風な雰囲気を漂わせギャグに近いユーモラスな場面も随所に挿入されている、ケネス・ブラナーの巧みな演出は光る。

アイアンマン」(2008)シリーズや「アベンジャーズ」(2012)にも登場する”S.H.I.E.L.D.”フィル・コールソンとニック・フューリー役のクラーク・グレッグサミュエル・L・ジャクソンが共に同じ役を演じているのも注目だ。

鍛え抜かれた肉体と巨体を生かした、パワーだけが売り物かと思いきや、豪快にして”人情味”も見せ王となるものの心の成長なども見事に表現したクリス・ヘムズワースは、なかなか味わい深い演技を見せる。

主人公と親交を深める天文物理学者ジェーン・フォスターのナタリー・ポートマン、彼女をサポートする科学者セルヴィグのステラン・スカルスガルド、その助手で学生カット・デニングス、主人公の弟であり王座を狙うロキのトム・ヒドルストン、その父で神の世界アスガルドの王を演ずるアンソニー・ホプキンス、お馴染み”S.H.I.E.L.D.”のコールソン、クラーク・グレッグ、”虹の橋”の門番イドリス・エルバ、巨人の国の王コルム・フィオール、主人公の幼馴染みジェイミー・アレクサンダー、その友で戦士のレイ・スティーヴンソン浅野忠信ジョシュア・ダラス、主人公の母親役レネ・ルッソ、”S.H.I.E.L.D.”のエーェント、マキシミリアノ・ヘルナンデス、わずかな出演だった弓の名手クリント・バートン/ ホークアのジェレミー・レナー、”S.H.I.E.L.D.”のフューリー、サミュエル・L・ジャクソン、そして、ファンには嬉しいお決まりのカメオ出演でスタン・リーが、動かせない”ムジョルニア”を引こうとするトラックを運転するの老人で登場している。


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