サンダーバード Thunderbirds (2004) 2/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★☆☆☆

1965-1966にイギリスで放映された、人形劇によるSFテレビ・ドラマ”サンダーバード”の実写版映画。
地球の平和を守る国際救助隊の活躍を描く、監督ジョナサン・フレイクス、主演ビル・パクストンベン・キングズレーアンソニー・エドワーズブラディ・コルベット他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ジョナサン・フレイクス
製作
ティム・ビーヴァン

エリック・フェルナー
マーク・ハッファム
製作総指揮
ライザ・チェイシン

デブラ・ヘイワード
脚本
マイケル・マッカラーズ

ウィリアム・オズボーン
原案
ピーター・ヒューイット

ウィリアム・オズボーン
原作:キャラクター
ジェリー・アンダーソン

シルヴィア・アンダーソン
撮影:ブレンダン・ガルヴィン
編集:マーティン・ウォルシュ

音楽:ハンス・ジマー

出演
ジェフ・トレーシー:ビル・パクストン

ザ・フッド/トラン・ベラガント:ベン・キングズレー
ジョン・トレーシー:レックス・シャープネル
スコット・トレーシー:フィリップ・ウィンチェスター
ヴァージル・トレーシー:ドミニク・コレンソ
ゴードン・トレーシー:ベン・トージャーセン
アラン・トレーシー:ブラディ・コルベット
ファーマット・ハッケンバッカー:ソレン・フルトン
ホラチオ”ブレインズ”ハッケンバッカー:アンソニー・エドワーズ
ティンティン:ヴァネッサ・ハジェンズ
レディ・ペネロープ・クレイトン=ワード:ソフィア・マイルズ
アロイシャス・パーカー:ロン・クック
トランサム:ローズ・キーガン
マリオン:デオビア・オパレイ
キラノ:バスカー・パテル

アメリカ/イギリス 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2004年製作 95分
公開
イギリス:2004年7月23日
北米:2004年7月30日
日本:2004年8月7日
製作費 $57,000,000
北米興行収入 $6,880,917
世界 $28,283,637


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

2010年、マサチューセッツ州、ウォートン校。
国際救助隊/IR”サンダーバード”の創設者で、大富豪である元宇宙飛行士ジェフ・トレーシー(ビル・パクストン)の14歳の息子アラン(ブラディ・コルベット)は、家族で構成されている活動に参加できずにいた。

アランは、IRの専属科学者であるホラチオ”ブレインズ”ハッケンバッカー(アンソニー・エドワーズ)の息子ファーマット(ソレン・フルトン)と共に、ロシア油田事故現場に到着して救助活動をする父や兄達をニュース映像で見守る。

サンダーバード2で現場を指揮するジェフの指示を受け、三男ヴァージル(ドミニク・コレンソ)が油田作業員の救助活動を開始し、サンダーバード1の次男スコット(フィリップ・ウィンチェスター)が、火災現場にロケットを発射して酸素を奪い火災を鎮火させる。

春休みとなり、アランとファーマットは、ジェフの代理であるイギリスの秘密諜報員レディ・ペネロープ・クレイトン=ワード(ソフィア・マイルズ)と共に、執事兼ドライバーのアロイシャス・パーカー(ロン・クック)の運転する”ファブワン”で空路、太平洋に浮かぶ孤島に向けう。

サンフランシスコ
ジェフらは、油田作業員を病院に送り届けるが、かつてジェフに見捨てられて恨みを持つザ・フッド(ベン・キングズレー)の部下マリオン(デオビア・オパレイ)が、サンダーバード1に追尾用の液体を付着させる。

トレーシー・アイランド。
IRの秘密基地でもあるトレーシー家の住居に着いたアランは、父や兄との再会を喜ぶ。

しかしアランは、学生だという理由からミッション参加を父ジェフに認められず気落ちする。

油田火災に黒幕がいるとの連絡を受けたペネロープは帰国することになり、ジェフに別れを告げる。

その後アランは、ファーマットと共にサンダーバード1に乗り込み計器を操作してしまい、それをジェフに知られる。

ファーマットは、機体に付着している科学物質の液体に気づき、その成分をアランに伝える。

アランは、謝罪する前に液体のことを報告しようとするが、ジェフは、IRの秘密と隊員を危険にさらす行為だと言って厳しく非難する。

それにアランが納得しないためにジェフは悩み、亡き妻のことを想う。

宇宙ステーションのサンダーバード5の長男ジョン(レックス・シャープネル)から連絡を受けたジェフは、地球の監視報告とアランのことなどを話す。

ファーマットは、父ブレインズにサンダーバード1の付着物についてを知らせる。

ザ・フッドは、トレーシー一家が島から離れる状況を作り出すため、サンダーバード5を攻撃する。

それを知ったジェフは、三人の息子と共にサンダーバード3で宇宙に飛び立つ。

ファーマットは、ビーチにいたアランと使用人キラノ(バスカー・パテル)の娘ティンティン(ヴァネッサ・ハジェンズ)に、サンダーバード5が攻撃されたことを知らせる。

三人は、沖に浮上した潜水艇を確認してその場から逃れる。

ファーマットは、例の液体により侵入者がこの場を知ったという考えをアランに伝え、ブレインズがいる司令室に向かう。

被害を受けたジョンからの連絡を受けながら、サンダーバード5にドッキングしたジェフらは乗り移る。

アシスタントのトランサム(ローズ・キーガン)とマリオンらと共に、ザ・フッドは司令室に押し入り、IRを指揮するのが憎きジェフ・トレーシーであることを確認する。

ザ・フッドは超能力を使い、コントロール・システムをブレインズに作動させ、それを制御したことをジェフらに知らせる。

その場に連れてこられた使用人キラノは、死んだはずである目の前の兄(ザ・フッド)に驚く。

世界中の銀行を襲い、それをIRの仕業に見せかけると言うザ・フッドは、兄だけが助けられ自分が見捨てられたことでジェフに恨みを持っていたのだった。

その場の通気口で様子を見ていたアランらは気づかれ、格納庫に逃れる。

アランらは”ファイヤーフライ”に乗り込み、現れたマリオンらに消火剤を浴びせる。

サンダーバード1に乗り込もうとしたアランの前にザ・フッドが現れる。

アランは、発射用のダクトドアのハッチを開けてその場から脱出しようとするが、ザ・フッドはサンダーバード1のロケットを噴射させるようトランサムに指示する。

噴射の炎と共にアランら三人は海に落下し、彼らが死んだと考えるザ・フッドは、銀行を襲うための機材をサンダーバード2に搭載させる。

岸にたどり着いた三人は、コントロール・システムをサンダーバード5に移すため、衛星ポイントに向かい電波をハッキングしようとするファーマットの考えに従い行動する。

ファーマットは、サンダーバード2の誘導プロセッサーを取り外してあるため発進できないことをアランに伝える。

イングランド
ペネロープはザ・フッドらの行動を探り、世界各地の災害にIRが出動していないことをニュースで確認し、緊急事態を司令室に知らせる。

誘導プロセッサーが外されていることに気づいたザ・フッドは、アランらを捜しだすようマリオンに命ずる。

ジャングルを進むアランの肩にサソリがいることに気づいたティンティンは、伯父であるザ・フッドと同じ超能力でそれを追い払う。

衛星ポイントにたどり着くものの装置は故障してしま、ファーマットは、アランの歯の矯正ブリッジの針金を使って直す。

サンダーバード5と交信したアランは、システムを復活させることをジェフに伝えて待機させる。

衛星ポイントの無許可信号をキャッチしたため、それをトランサムから知らされたザ・フッドは、その場にマリオンを向かわせる。

電波発信を妨害されたアランらは、マリオンらが現れたためその場を逃れる。

スクラップエリアでジェット・スクーターを見つけて移動したアランらだったが、ファーマットとティンティンがマリオンに捕えられてしまう。

ファーマットとティンティンは、ブレインズやキラノらと共に冷凍室に閉じ込められてしまう。

ペネロープのファブワンが島に近づき、ザ・フッドがそれに気がつき、アランも彼女の到着を確認する。

酸素不足と大気圏突入間近で諦めかける息子達に、地球で救援活動をするアランを信じるようジェフは言い聞かせる。

ペネロープとパーカーは、トランサムとマリオンと格闘になる。

その場で身を潜めるアランは、ザ・フッドが、超能力を使った直後に体力を消耗することに気づく。

ザ・フッドは、ペネロープとパーカーを超能力で痛めつけ、隠れていたアランからプロセッサーを奪う。

ペネロープとパーカーも冷凍庫に閉じ込めたザ・フッドは、サンダーバード2でロンドン銀行に向かう。

パーカーの拘束を解き、元金庫破りの彼にドアを開けさせたペネロープは、司令室に向かいサンダーバード5と連絡を取る。

意識を失っていたジェフの名前をブレインズが叫んで目覚めさせ、サンダーバード5はコントロールを回復して軌道に戻る。

ザ・フッドがロンドンに向かったことを知ったジェフは、サンダーバード1で現地に向かうと言うアランに任せるしかなかった。

アランは、ファーマットとティンティン、そしてペネロープと共にサンダーバード1でロンドンに向かう。

ジュビリー・ガーデン
着陸したサンダーバード2の格納コンテナから”ジェットモグラ”が現れ、地中に向いテムズ川のモノレールの支柱を破壊する。

サンダーバード1も現地に到着し、ペネロープはパーカーを銀行に向かわせる。

アランらは、サンダーバード2でモノレールの人命救助に向かう。

サンダーバード3のジェフらも現地に近づき、ブレインズから状況を知らされる。

アランは、サンダーバード2に搭載されていた潜水艇サンダーバード4で、水中に落下したモノレールに向かう。

ティンティンが川に飛び込みワイヤーを固定させたことを確認したアランは、彼女を船内に収容しファーマットに車両を引き上げるよう指示する。

ジェフらも到着し、アランらの救助活動を見守る。

車両は水面に浮上し、ジェフは息子達に現場を任せ、アランと共に銀行に向かう。

ザ・フッドは、金庫内に現れたペネロープを捕えて拘束する。

アランからザ・フッドを見捨てたことを聞かれたジェフは、それを否定せずに、どんなに努力しても全員は救えないこともあると伝える。

それは、命を捨ててもいい愛する者であっても同じことだとジェフは付け加える。

母親の話を例にとっていることを理解したアランは、ジェフと共に任務を遂行しようとする。

ザ・フッドは、ペネロープを救おうとするジェフを超能力を使い拘束する。

アランはザ・フッドに立ち向かい、そのパワーを弱めようとする。

ザ・フッドはジェットモグラのドリルを動かし、アランを落下させようとする。

そこにティンティンが現れ、ザ・フッドに超能力で立ち向かう。

ザ・フッドが逆にドリルに落下しそうになり、彼は、父ジェフのように自分を見捨てるのかをアランに問う。

アランはザ・フッドを助けて警察に引き渡し、ジェフらは各サンダーバードで島に向かう。

ジェフは、アラン、ファーマット、ティンティンのお蔭で家族が揃うことができたことを喜び、彼らに隊員バッジを渡す。

大統領からの電話を受けたジェフは、5人の息子達に出動命令を出す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2010年。
国際救助隊/IR”サンダーバード”の創設者で、大富豪である元宇宙飛行士ジェフ・トレーシーの息子アランは、14歳の学生であるため兄達と共に活動に参加できなかった。
ジェフに恨みを持つザ・フッドは、IRの秘密基地であるトレーシー・アイランドの場所を突き止める。
地球を監視する宇宙ステーションのサンダーバード5を攻撃したザ・フッドは、ジェフらが宇宙に向かったことを確認して島を占拠する。
島に残っていたアランは、科学者ブレインズの息子ファーマットと使用人の娘ティンティンと共に司令室に向かう。
アランらは、ザ・フッドが、その場にいたブレインズを脅しコントロール・システムを制御したことを知る。
衛星ポイントに向かったアランらは電波をハッキングして、サンダーバード5に制御を移そうとするのだが・・・。
__________

テレビ・シリーズを継承した人形劇の劇場版映画2作(1966、1968)に続き、それを見て育った世代にとっては待望の劇場版映画であり、「スタートレック」シリーズでウィリアム・ライカー副長を演じ、2作で監督も務めたジョナサン・フレイクスの演出も注目された作品。

しかし、現代的にアレンジされた内容、テレビ・シリーズの創作キャラクターの違いなど、雰囲気を出している程度の内容に幻滅したファンは多いはずで、作品は酷評されてしまった。

ミッションに参加できずに苦悩する五男の活躍と成長を描く内容で、彼に協力する科学者の息子と使用人の娘との三人の奮闘は、キッズ・ムービーの枠を越えていない。

救助隊の指揮官であるビル・パクストンと、怪演と言えるかやや疑問の名優ベン・キングズレーの出演がなければ、観賞に耐えなかったかもしれない。

随所で続編製作を匂わせる場面があるのだが、5700万ドルかけた製作費に対して北米興行収入はなんと700万ドル弱、全世界でも約2800万ドルという惨憺たる結果に終わり、当然、続編製作は見送りとなった。

国際救助隊の創設者で一家をまとめる父親ビル・パクストン、彼を憎む超能力者ベン・キングズレー、トレーシー・ファミリーの長男レックス・シャープネル、次男フィリップ・ウィンチェスター、三男ドミニク・コレンソ、四男ベン・トージャーセン、五男ブラディ・コルベット、科学者アンソニー・エドワーズの息子ソレン・フルトン、使用人の娘ヴァネッサ・ハジェンズ、一家に協力する秘密諜報員ソフィア・マイルズ、その執事ロン・クック、ザ・フッド(ベン・キングズレー)の部下ローズ・キーガンデオビア・オパレイなどが共演している。


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