タイムライン Timeline (2003) まだ評価されていません。


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1999年に発表された、マイケル・クライトンのベストセラー同名小説の映画化。
ハイテク企業のバックアップで中世の修道院を発掘していた考古学者達が体験する時空を超えた冒険を描く、製作、監督リチャード・ドナー、主演ポール・ウォーカーフランシス・オコナージェラルド・バトラービリー・コノリー他共演のSFアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:リチャード・ドナー
製作
リチャード・ドナー

ローレン・シュラー・ドナー
ジム・ヴァン・ウィック
原作:マイケル・クライトン

脚本
ジョージ・ノルフィ

ジェフ・マグワイア
撮影:カレブ・デシャネル
編集:リチャード・マークス
音楽:ブライアン・タイラー

出演
クリス・ジョンストン:ポール・ウォーカー

ケイト・エリクソン:フランシス・オコナー
アンドレ・マレク:ジェラルド・バトラー
エドワード・A・ジョンストン教授:ビリー・コノリー
レディ・クレア:アンナ・フリエル
ジョン・ゴードン:ニール・マクドノー
スティーヴン・クレイマー:マット・クレイヴン
ロバート・ドニガー:デヴィッド・シューリス
デヴィッド・スターン:イーサン・エンブリー
ウィリアム・デ・ケア/ウィリアム・デッカー:マートン・チョーカシュ
オリヴァー・デ・ヴァン卿:マイケル・シーン
アルノー・デ・セルヴォルランベール・ウィルソン
フランソワ・ドンテル:ロシフ・サザーランド

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

2003年製作 115分
公開
北米:2003年11月26日
日本:2004年1月17日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $19,480,739
世界 $43,935,763


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニュー・メキシコ
森の中で騎馬兵に追われ、怪我を負わされた男が、街道で瀕死の状態で発見される。

その男は診察の結果、切り刻まれた後に合体されたような人体の内部構造が確認される。

男は、懸命の蘇生処置も及ばず、”カステルガール”と言い残し息を引き取る。

その後、病院に現れたハイテク企業ITCのジョン・ゴードン(ニール・マクドノー)は、その男の遺体と、彼が所持していたペンダントなどを引き取る。

フランス南西部、カステルガール。
ITCの援助を受けている考古学者エドワード・A・ジョンストン教授(ビリー・コノリー)は、息子のクリス(ポール・ウォーカー)、ケイト・エリクソン(フランシス・オコナー)、デヴィッド・スターン(イーサン・エンブリー)、フランソワ・ドンテル(ロシフ・サザーランド)、そしてアンドレ・マレク(ジェラルド・バトラー)ら学生達と、”百年戦争”時代の修道院の発掘作業を続けていた。

ある日、修道院の地下を調べたケイトとアンドレは、現代のメガネのレンズと、1357年4月2日付けのジョンストンの署名、そして”Help Me”と書かれたメモを見つける。

筆跡などからメモはジョンストンのものと分かり、書かれた文字のインクは14世紀の物だった。

2日間留守にしているジョンストンだったが、メモの信憑性が高い事実と、レンズの度数も彼のものと一致した。

その事実から、クリスはITCに連絡を入れ、父の所在を知ろうとする。

ITCの研究所に向かったクリスらは、副社長スティーヴン・クレイマー(マット・クレイヴン)とゴードンに迎えられる。

物体を転送する装置を見せられたクリスらは、その実験の内容を知らされ、行方不明になってしまう物体が、1357年当時のフランスの、カステルガールの森に転送されているらしいという話を聞かされる。

クレイマーは、それが特定の過去の時間と場所につながる”ワームホール”だとクリスらに説明する。

その転送場所を調べるために、ITCが資金援助したことを、社長のロバート・ドニガー(デヴィッド・シューリス)はクリスらに伝え、メガネとメモだけでなく、ジョンストンが14世紀にいることも知らせる。

そして、ジョンストンを救い出すために、クリスらとゴードンが14世紀に向かうことになり、彼らはその準備を始める。

物理学者のスターンは残ることになり、フランス語が話せるフランソワは同行することになる。

そして、中世の服に着替えた一行は、現代に戻るために必要なペンダント”マーカー”を渡され、14世紀のフランスに転送される。

その直後、イギリスの騎馬兵に襲われたゴードンの部下が、手榴弾を持ちながら現代に戻る。

彼が戻った瞬間に手榴弾が爆発してしまい、転送装置は爆破されてしまう。

クリスらとはぐれたマレクは、隠れていたフランス人女性(アンナ・フリエル)と出会い、イギリス兵を殺してその場を逃れる。

クリスらとマレクは合流しカステルガールの村に向かうが、その日にこの一帯が焼き払われてしまうことを思い出す。

現代。
転送装置の復旧は始まるが、一行が戻るまでの時間は限られていて、それを過ぎると”ワームホール”が閉じてしまい、戻ることができなくなってしまうということだった。

イギリス側のオリヴァー・デ・ヴァン卿(マイケル・シーン)に捕らえられた一行は、フランス人のフランソワが剣で刺し殺されてしまう。

その後、拘束されていたジョンストン教授と再会した一行は、身軽なケイトが部屋から抜け出して看守を倒し、建物から逃亡する。

マレクは、フランス人女性を助けて川に向かい、兵士に救われる。

そこで初めて、マレクは彼女がフランスの傭兵アルノー・デ・セルヴォル(ランベール・ウィルソン)の妹のレディ・クレアだと知る。

アルノーに会ったマレクは、クレアを救ったことを彼に感謝され、カステルガールに戻ろうとする。

ジョンストンらは再び捕らえられ、逃れたクリスとケイトは、彼らが拘束されるラロック城に侵入する方法を考える。

ケイトは、この時代には、修道院から城に通じる地下道があるはずだと確信する。

村に向かっていたマレクも捕らえられてしまい、ジョンストンに、クリスとケイトが死んだと知らされる。

その時、ITCの社員で、この時代に置き去りにされ、兵士に扮していたウィリアム・デ・ケア/ウィリアム・デッカー(マートン・チョーカシュ)が、ゴードンに話しかける。

自分を置き去りにして、未来に戻ったゴードンに恨みを持つデッカーは彼を刺し殺し、転送で体に異変が起きる可能性を、マレクとジョンストンに指摘する。

今はオリヴァー卿の副官となっていたデッカーは、自分を評価してもらうために、ジョンストンにギリシャ火薬を作らせようとする。

城に着いたジョンストンは、火薬作りを命ぜられるが、それを完成させて歴史を変えてしまうことを懸念する。

しかし、マレクは既に、死ぬはずのクレアを助けてしまったことをジョンストンに話す。

クリスとケイトは修道院に入り地下道を見つけ、アルノーをその場に呼ぶよう修道士に指示する。

やがて、陣営を固めたフランス側は攻撃を始め、イギリス側もジョンストンの作った火薬で反撃する。

現代。
残り時間が少なくなり、クレイマーは、ほぼ復旧した装置を試すようドニガーに提案する。

ドニガーは、クリスらが不完全な体で戻ることを恐れるが、クレイマーが、既に装置を稼動させてしまったことを知る。

その頃、オリヴァー卿はクレアをさらし者にして、しぶとい敵を降伏させようとする。

どうにもできないマレクだったが、ジョンストンはそれが歴史だと彼を納得させようとする。

諦めきれないマレクは、たいまつを手に火薬庫に火をつけると、オリヴァー卿に脅しをかける。

地下道に現れたアルノーは、そこが行き止まりだと知らされ、クリスらが裏切り者だと思い込む。

その時、マレクが火薬に火をつけて大爆発が起き、崩落で城への通路が貫通し、アルノーはクリスとケイトに感謝する。

アルノーに続き、城内に侵入したクリスとクレアはジョンストンを救い出し、マレクがクレアを助けようとする。

その後、アルノーはオリヴァー卿を倒し、マレクは奪われていた”マーカー”をデッカーから取り戻してクリスに渡す。

マレクはクレアとの生活を選び、クリスに別れを告げる。

ジョンストンとケイト、そしてクリスは広場で”マーカー”を押し、装置に入ってしまったドニガーは彼らと入れ替えで転送され、殺されてしまう。

三人は無事に現代に戻り、彼らの帰りを待っていたスターンは、マレクやフランソワがいないことに気づく。

修道院の発掘現場に戻っていたジョンストンらは、以前に見つけていた石棺が、マレクとクレアのものであることを知る。

そこには、子供達にクリスらの名前を付けたことや、現代に戻った彼らへのメッセージが遺されていた。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

フランスで、”百年戦争”時代の修道院を発掘調査していた考古学者ジョンストン教授と息子クリスを含めた考古学者グループは、奇妙な物を発見する。
留守だったジョンストン自身が書いた、”Help Me”というメモと彼のメガネレンズが、14世紀の修道院から見つかったのだった。
ハイテク企業ITCの援助で発掘を続けていた教授の所在を調べたクリスらは、会社が物体を転送させる装置を開発したことを知る。
ITCは、物体が1357年の発掘している修道院の近辺に転送されることを知り、教授に援助し調査を進めていたのだった。
教授が、14世紀で助けを求めていることを知ったクリスらは、時空を超えて戦乱の地に向かう決心をするのだが・・・。
__________

全米のみで150万部を売り上げた、人気作家のマイケル・クライトンの大ベストセラー小説を基に、彼らしい、テクノロジーや医学などの科学的根拠に基づく説得力あるストーリーは、時空を駆け巡る矛盾点を巧みにクリアし、壮大なスペクタクルの楽しみも盛り込んだ、見応えある作品に仕上がっている。

しかし、部分的には興味深いシーンはあるのだが、リチャード・ドナーの演出自体に斬新さはなく、どこかで体験したことのあるような内容に新鮮味はあまりない。

平均的に役割が分散されていると言えばそれまでだが、誰が主演でヒーローかという明確な設定もないまま物語は進む。
しかし、歴史を変えた、ほのかな恋物語が描かれるラストは心が和む。

魅力的なキャスト、8000万ドルをかけた大作ではあるが、北米興行収入は2000万ドルにも届かず、全世界でも約4400万ドルという結果に終わってしまった。

主演、ヒーローにしてはやや影が薄い発掘リーダーの教授ビリー・コノリーの息子役ポール・ウォーカー、その同僚で彼の恋人フランシス・オコナー、中世に残る決心をするジェラルド・バトラー、彼がその時代に残る理由となる女性のアンナ・フリエル、ハイテク企業社員役のニール・マクドノー、副社長役マット・クレイヴン、社長デヴィッド・シューリス(A・フリエルはパートナー)、中世に取り残されていた社員マートン・チョーカシュ、教授の教え子達イーサン・エンブリーロシフ・サザーランド(ドナルド・サザーランドの息子)、イギリス側のリーダー、マイケル・シーンフランスの傭兵アルノー・デ・セルヴォル役であるランベール・ウィルソンなどが共演している。


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