トランスフォーマー:リベンジ Transformers: Revenge of the Fallen (2009) 3.07/5 (27)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

スティーヴン・スピルバーグマイケル・ベイが初めてコンビを組み、全世界で7億ドル以上の興行収入を上げたSFアドベンチャー・アクションの大ヒット作「トランスフォーマー」(2007)の続編。
主演シャイア・ラブーフミーガン・フォックスケヴィン・ダンジョン・タトゥーロラモン・ロドリゲスジョシュ・デュアメル他共演。


アクション/アドベンチャー

スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:マイケル・ベイ
製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ

マイケル・ベイ
ブライアン・ゴルドナー
製作
ドン・マーフィー

トム・デサント
ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
イアン・ブライス

脚本
アレックス・カーツマン

ロベルト・オーチー
アーレン・クルーガー
撮影:ベン・セレシン
編集
ロジャー・バートン

ポール・ルベル
ジョエル・ネグロン
トム・マルドゥーン
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
主題歌:リンキ・ンパーク”New Divide”

出演
サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ
ミカエラ・ベインズ:ミーガン・フォックス
シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ
レオ・スピッツ: ラモン・ロドリゲス
ロン・ウィトウィッキー:ケヴィン・ダン

ジュディ・ウィトウィッキー:ジュリー・ホワイト
ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル
ロバート・エップス:タイリース・ギブソン
セオドア・ギャロウェイ:ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
アリス:イザベル・ルーカス
モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー
R・A・コーラン教授:レイン・ウィルソン
エジプト国境警備員:ディープ・ロイ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

2009年製作 150分
公開
北米:2009年6月24日
日本:2009年6月20日
製作費 $200,000,000
北米興行収入 $402,076,689
世界 $836,297,228


アカデミー賞 ■

第82回アカデミー賞
・ノミネート
録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

上海
オートボットとディセプティコンの戦いから2年、秘密攻撃部隊”ネスト”は、悪のトランスフォーマー軍団ディセプティコンの残党を追っていた。

戦いの末、追い詰められたデモリッシャーは”ザ・フォールンが蘇る”といいながら破壊される。

大学に進学することになったサム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)は、家族の誇りだと言って父ロン(ケヴィン・ダン)に励まされ、母ジュディ(ジュリー・ホワイト)は息子との別れを惜しむ。

旅立ちの身支度をしていたサムは、メガトロンを倒した時の”キューブ”の破片を見つける。

その破片は、サムの体内にある情報を入力し、家のあらゆる金属機械を”トランスフォーム”してしまい、大騒動になる。

2年前の戦いの後、愛車カマロとして、サムの護衛となっていたオートボットのバンブルビーが騒ぎを鎮めるが、 サムとの別れを知り悲しむ。

サムは、ガールフレンドのミカエラ・ベインズ(ミーガン・フォックス)に別れを告げ、”キューブ”の破片を彼女に預ける。

地球の大気圏に待機する、情報戦略担当ディセプティコン、サウンドウェーブは、ミカエラが破片を持っていることを地球上の仲間伝え、それを奪うように指令を出す。

ディエゴガルシア、ネスト機密作戦基地。
アメリカ政府は、前回の戦いの教訓から”セクター7”を解散し、世界中のディセプティコンを撃滅させるための精鋭部隊”ネスト” を組織していた。

これまでの戦いで戦果を挙げた、ウィリアム・レノックス(ジョシュ・デュアメル)やロバート・エップス(タイリース・ギブソン)は、オートボット総司令官オプティマス・プライムやその新戦力らと協力し、戦いを繰り広げていた。

その頃、サウンドウェーブはアメリカの軍事衛星をハッキングする。

そして、サウンドウェーブは、ネスト司令部の情報や会話を傍受し、メガトロンが沈められた深海の位置を突き止めて、”オールスバーグ” の破片の所在を知る。

ネスト司令部に到着した国家安全保障担当大統領補佐官のセオドア・ギャロウェイ(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)は、オートボットの存在が、ディセプティコンを呼び寄せているとオプティマスに言い寄る。

両親と共に大学に着いたサムは、ルームメイトになるレオ・スピッツ(ラモン・ロドリゲス)と出会う。

サウンドウェーブは地球にラヴィッジを送り込み、リードマンをネストの基地に侵入させ、保管されたオールスバーグを狙い、攻防戦が繰り広げられる。

キャンパスでの初めての夜、パーティーで魅力的な女子学生アリス(イザベル・ルーカス)に迫られたサムは、ミカエラとのチャット・ デートをすっぽかしてしまう。

サムは、キャンパスに現れたバンブルビー(カマロ)に驚いてしまい、同乗したアリスの気分を害してしまう。

バンブルビーにオプティマスの元に案内されたサムは、オールスバーグの破片が盗まれたことを知らされる。

オプティマスは、自分達がディセプティコンを招いたと言う、人間達を説得して欲しいということを伝える。

大西洋
ラヴィッジは、奪ったオールスバーグの破片で深海に沈んでいたメガトロンを甦らせる。

宇宙の彼方に飛び立ったメガトロンは、自分を地球に置き去りにした、ディセプティコンのNo.2スタースクリームを責める。

そして、メガトロンは師と仰ぐ”ザ・フォールン”に再会して、貴重な情報が、人間の若者(サム)に吸い取られたことを知らされる。

ザ・フォールンは、その情報を奪うことと、かつて兄弟同然であったオプティマスを、サムを利用して倒すことをメガトロンに命ずる。

学生生活は始まり、サムはR・A・コーラン教授(レイン・ウィルソン)の講義の最中、激しい発作に襲われてしまう。

幻覚を見たサムは、突然”エネルゴン”についての講義を始めててしまい、その場から追い出されてしまう。

ミカエラは、キューブの破片を、監視ディセプティコンのホィーリーに奪われるのを阻止してサムの元に向かう。

複数のディセプティコンが東部を移動していることが分かり、ネストは部隊を派遣する。

ディセプティコンだったアリスが、サムを攻撃しようとした時、ミカエラも町に到着してレオと共に3人でアリスを倒す。

車を奪って逃亡したサムらだったが、グラインダー(CH-53 スーパースタリオン)に捕らえられてしまい、メガトロンとスタースクリームの元に連れて行かれる。

メガトロンは、サムの脳内のエネルゴンの情報をザ・ドクターに取り出させる。

エネルゴンの源が地球上にもう一つあったため、サムを案内役にしようとするメガトロンだったが、そこにオプティマスとバンブルビーが現れてサムを助ける。

オプティマスは、メガトロンとスタースクリームを相手に激しい戦いを続ける。

しかし、オプティマスは、メガトロンに致命的な打撃を受けて息絶えてしまい、サムは、駆けつけたオートボットに守られながら逃亡する。

そして、オプティマスの死を知ったザ・フォールンは、地球を目指す。

メガトロンの命令を受けて、アメリカ第2艦隊が全滅させられ、世界各国への攻撃が始められる。

パリ旅行中のロンとジュディも、サムを誘き出すためにディセプティコンに捕らえられてしまう。

ザ・フォールンは、人類に対して地球を破壊できることを伝え、サムを引き渡すよう要求し、世界各国の警察機関はサムの捜索を始める。

オプティマスは、グラインダーによってネスト基地に放り捨てられ、ギャロウェイはこの機を利用して、ネストの解散を画策する。

サムは、オプティマスが死んだことで責任を感じるが、それをバンブルビーが励まし彼らは団結する。

そしてサムは、頭の中に思い浮かぶ文字が何かを知ろうとする。

レオが、オンラインのライバル”ロボウォリアー”なら、その文字が読めるかもしれないことに気づく。

その後、サムは”ロボウォリアー”が、今ではデリを切り盛りする、”セクター7”の元捜査官シーモア・シモンズ(ジョン・タトゥーロ)であることを知る。

シモンズは、職を失ったことでサムを責めるが、エイリアンの文字を頭に投影したという言葉に興味を持ち、彼らを秘密の部屋に案内する。

”セクター7”の資料を隠し持っていたシモンズは、1932年のエジプトのフィルム映像に、サムの思い描く文字を見つける。

シモンズはその結果から、 エイリアンが姿を変えて地球に潜んでいることを説明する。

ミカエラが、捕らえたディセプティコン、ホィーリーにその文字を見せて情報を掴む。

そして、シモンズを仲間に引き入れたサムらは、キューブの破片を使い、スミソニアン航空宇宙博物館の偵察機SR-71:ブラックバードとして展示されていた、 元ディセプティコンの傭兵ジェットファイアを復活させる。

ディセプティコンを見限ったというジェットファイアは、サムの頭の中にあった文字が、ザ・フォールンから自分への命令だということを伝える。

それが”ダガーの剣先”と”鍵”だと語ったジェットファイアは、それを説明する間もなく、一行をエジプトへとテレポートする。

目的地に到着したジェットファイアは、文字の秘密を語り始める。

何千年も前に、ディセプティコンは、種族のパワーの源である”エネルゴン”を捜して、この砂漠のどこかに先祖が太陽を爆発させ、エネルゴンを作る装置を作った。

エネルゴンを収穫しようとする、7体のプライムが太陽に向かうのだが、彼らの掟”生命のある星は滅ぼさない” というルールをザ・フォールンがただ一人破ったのだった。

ザ・フォールンは、装置を使って人類を滅ぼそうとしたが、それを動かすには”鍵”が必要であり、それは”リーダーのマトリックス”と呼ばれた。

マトリックスをめぐり戦いが始まるが、プライム達は無敵のザ・フォールンから”鍵”を隠すしかなかった。

プライム達は命を懸け、自分達の体で墓を作りマトリックスを封印し、その在処は誰も知らなかった。

マトリックスがザ・フォールンに見つかれば、人類は滅びてしまうのだった。

オプティマスだけがそれを阻止できると聞いたサムは、”鍵”(マトリックス)のエネルギーで、オプティマスを甦らせないかと考え、ジェットファイアはその可能性はあると答える。

”暁がダガーの剣先を照らす時、三人の王が扉を示す”と語ったジェットファイアは、一行にその扉を捜すよう指示する。

”ダガーの剣”が、アカバ湾だと気づいたシモンズは、サムの提案で、オプティマスを運ぶため、ネストのレノックスに電話を入れる。

その後、一行は検問所で、エジプト国境警備員(ディープ・ロイ)に怪しまれるが、何とか難を逃れる。

しかし、監視カメラがサムを捉え、サウンドウェーブやCIAが彼の居所を知ってしまう。

スタースクリームがサムを追い、レノックスらのネスト輸送機C-17アカバ湾の指示された座標に向かう。

”三人の王が扉を示す”という言葉をヒントに、三人の王が建てたギザの大ピラミッドの示す方向が、ヨルダンペトラだと気づいた一行はその場に向かう。

レノックスは、同行したギャロウェイを緊急事態だと言ってパラシュート降下させて追い払う。

そして、サムらはペトラの遺跡で、プライムの墓と”マトリックス”を発見するが、それがサムの手の中で砕け散ってしまう。

サムは、まだオプティマスを復活させることができると信じ、塵となったマトリックスをかき集める。

到着したC-17からオプティマスが投下され、レノックスやエップスら部隊もパラシュート降下する。

F-22にトランスフォームしたスタースクリームが、サムらを発見して攻撃を加え、シモンズは、サムを逃がすためにバンブルビーやツインズと共に囮になる。

レノックスの部隊と通信不能なことを疑問を感じたネスト司令官モーシャワー将軍(グレン・モーシャワー)は、ヨルダン軍に協力を要請して、エジプトには無人探査機を飛行させる許可を取る。

スタースクリームは、ネストがプライムを移送したことなどをメガトロンに報告し、彼は集結していたディセプティコンに攻撃を開始させる。

シモンズとレイは、建設車両が合体した巨大ディセプティコン、デバステーターに襲われてしまう。

サムとミカエラは、捕らえられていた両親ロンとジュディに再会するが、ディセプティコンに襲われかける。

そこに、バンブルビーが現れて敵を倒し、サムは両親をバンブルビーに乗せて安全な場所に避難させる。

偵察機で、レノックスらの状況を知ったモーシャワー将軍は援軍を派遣し、シモンズはピラミッドから、アメリカ空母ジョン・C・ステニスに攻撃を要請する。

キザカフラー王のピラミッドの中に隠されていた”サン・ハーヴェスター”(太陽破壊装置)が、デバステーターによって姿を現す。

レノックスと合流したサムは、メガトロンの攻撃を受け致命的な傷を負ってしまう。

瀕死の状態で蘇生処置を施されたされたが、目を覚まさないサムは、幻覚の中で、マトリックスを守ってきた、初代のプライム達に自分の使命を伝えられて息を吹き返す。

そしてサムは、塵から完璧な形に再製されたマトリックスを、オプティマスに合体させ生き返らせようとする。

しかし、現れたザ・フォールンがマトリックスを奪い、サン・ハーヴェスターを起動させてしまう。

ジェットファイアは自らを犠牲にし、オプティマスに自分の部品を与えて甦らせる。

他のプライムを合体させ、強靭な体系にトランスフォームしたオプティマスは、サン・ハーヴェスターを破壊し、そして、ザ・フォールンを倒す。

ザ・フォールンの死を知った、メガトロンとスタースクリームはその場から逃亡する。

空母ジョン・C・ステニスの甲板で、オプティマスは、自分を救ってくれたサムに感謝する。

オプティマスは、太古の昔に人類と結ばれていた自分達が、未来へも共に進むんで行くだろうということを語る。

そして、サムはミカエラとの愛を確かめ、学生生活に戻る。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「トランスフォーマー」(2007)
・「トランスフォーマー:リベンジ」(2009)
・「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(2011)
・「トランスフォーマー/ロストエイジ」(2014)
・「トランスフォーマー/最後の騎士王」(2017)

*(簡略ストー リー)

オートボットとディセプティコンの戦いから2年、アメリカ政府は、ディセプティコンの残党を倒す目的で精鋭部隊”ネスト” を組織していた。
その戦いで活躍した、大学生になったサム・ウィトウィッキーは、”キューブ”の破片を見つけて情報をインプットされた後、それを恋人のミカエラに預ける。
ディセプティコンは、軍事衛星をハッキングして、地球上の情報を入手しサムを追う。
その後ディセプティコンは、オールスバーグの破片を奪い、海底に葬られたメガトロンを甦らせる。
復活したメガトロンは、師であるザ・フォールンから、人類を滅ぼすための情報を握るサムを利用し、オートボットのリーダー、オプティマス・プライムの抹殺命令を受ける。
サムは、自分に入力された文字の謎を解くため、閉鎖させられた”セクター7”の元捜査官シモンズ、ミカエラやルームメイトのレイ、そして”愛車”であるバンブルビーらの協力を得て、地球を救うために戦いを挑む・・・。
__________

スタッフと主なキャストは前作とほぼ同じで、製作費が1億5000万ドルから2億ドルにアップされた。

興行収入は、北米で4億ドルを突破し、全世界では約8億3600万ドルを記録し、前作を上回る大ヒットとなったが、批評家の評価は最悪に近かったのも事実だ。

第82回アカデミー賞では、録音賞にノミネートされた。

大学生となり、2年で随分と大人に成長した感じがする主人公シャイア・ラブーフと共に、そのスケールは前作を格段に上回る。

前作は、アメリカ国内での戦いを描いているが、今回は上海パリヨルダンエジプトなど世界中を駆け巡る。

前作同様、その迫力は目を見張るものがあるが、精巧に作られたトランスフォーマー達の見分けと、敵味方の違いが判断し難いために混乱してしまい、興味もなく見に行ってしまうと、ただのドタバタ・アクションにしか思えない、マニア向けの作品だという感じがするのも事実だ。

予備知識が多少あれば、今回はそのもどかしさがかなり解消されて楽しめるのも確かだ。

これだけ派手な作品であるにも拘わらず、途中で眠くなってしまい、世界遺産でもあるカフラー王のピラミッドや遺跡を容赦なく破壊するシーンなどは、やり過ぎな感じもして冷や冷やしてしまう。

また、ギザの大ピラミッドと、ヨルダンの位置関係が、隣町のように描写されているのが気になるのだが・・・?

急に成長した感じのする主演のシャイア・ラブーフは、どの作品でも同じようなキャラクターと代わり映えのしない役柄を、無難に演じているという感じで、良くもなく悪くもなくというところだろうか・・・。

こちらはさらに色気が増したミーガン・フォックス、前作以上に彼らしい軽妙な演技を見せ好感度が高いジョン・タトゥーロ、大人びた学生の雰囲気で登場するが、ドジな役柄でもあったラモン・ロドリゲス、巣立つ息子に対しエールを送るケヴィン・ダンと子離れできないジュリー・ホワイト、前作よりかなり逞しくなりネストの指揮官として大活躍するジョシュ・デュアメルタイリース・ギブソン、嫌味な大統領補佐官のジョン・ベンジャミン・ヒッキー、美しきディセプティコンのイザベル・ルーカス、ネストの司令官役のグレン・モーシャワー、カリスマ教授のレイン・ウィルソンエジプト国境警備員でディープ・ロイも登場する。


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