乱気流/タービュランス Turbulence (1997) 3/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

旅客機で護送される途中に狂暴化した凶悪犯に立ち向かう乗務員の戦いを描く、監督ロバート・バトラー、主演レイ・リオッタローレン・ホリーヘクター・エリゾンドベン・クロスブレンダン・グリーソン他共演の犯罪アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ロバート・バトラー

製作
デビッド・バルデス
マーティン・ランソホフ
製作総指揮:キース・サンプルズ
脚本:ジョナサン・ブレット
撮影:ロイド・エイハーン二世
編集:ジョン・ダフィ
音楽:シャーリー・ウォーカー

出演
ライアン・ウィーヴァー:レイ・リオッタ
テリー・ハロラン:ローレン・ホリー
アルド・ハインズ警部補:ヘクター・エリゾンド
サミュエル・ボウエン機長:ベン・クロス
スタッブス:ブレンダン・グリーソン
フランク・シンクレアFBI捜査官:ジョン・フィン
レイチェル・テーパー:レイチェル・ティコティン
ブルックス:ジェフリー・デマン
マギー:キャサリン・ヒックス
マーティ・ダグラス:マイケル・ハーネイ
アル・アークエット:グランド・L・ブッシュ
マット・パウエル機長:J・ケネス・キャンベル

アメリカ 映画
配給 MGM
1997年製作 100分
公開
北米:1997年1月10日
日本:1997年7月12日
製作費 $55,000,000
北米興行収入 $11,466,190


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
連続殺人の容疑者ライアン・ウィーヴァー(レイ・リオッタ)は、ロサンゼルス市警の刑事アルド・ハインズ警部補(ヘクター・エリゾンド)らに逮捕される。

フライト・アテンダントのテリー・ハロラン(ローレン・ホリー)は、待っていた恋人のプレゼントだけが届いたためにショックを受ける。

ウィーヴァーの護送を手配したハインズは、別の便でロサンゼルスに戻ることになる。

それをハインズから知らされたウィーヴァーは、証拠を捏造したと言って無実を訴える。

12月24日、午後3時44分(東部時間)、ジョン・F・ケネディ国際空港
5人の乗客に2人の囚人を護送する4人の連邦保安官を乗せた、トランスコンチネンタル47便が離陸準備を始める。

それに搭乗するテリーは、同僚のマギー(キャサリン・ヒックス)に恋人のことを話して励まされる。

マット・パウエル機長(J・ケネス・キャンベル)は、連邦保安官のマーティ・ダグラス(マイケル・ハーネイ)らが連行した強盗犯スタッブス(ブレンダン・グリーソン)とウィーヴァーの搭乗を許可する。

47便はロサンゼルスに向けて離陸し、ウィーヴァーは、証拠が刑事に捏造されたことをダグラスに伝えるが、信じてもらえるはずはなかった。

犯人と連邦保安官を担当することになったテリーは、ウィーヴァーを気にする。

午後5時25分(東部時間)、オハイオ州上空。
パウエル機長は、気流の乱れに注意し着席中のシートベルトの着用を指示する。

食事の準備が始り、トイレに行きたいというスタッブスに、アル・アークエット(グランド・L・ブッシュ)ら2人の連邦保安官が付き添う。

ダグラスもウィーヴァーを連れてトイレに向かおうとするが、テリーに着席するよう言われる。

気流が乱れるため席に戻るようにという機内放送があるが、スタッブスは隙を見て洗面所の蛇口を外し、それを突き刺してアークエットを殺す。

もう一人を銃撃して人質に取ったスタッブスは、銃を構えるダグラスに近づく。

一人と揉み合ったスタッブスは、様子を見に来たパウエル機長を射殺してしまう。

発砲した銃弾は機体を貫通し、気圧低下のために下降する。

副操縦士は自動操縦をセットしてコックピットを離れようとするが、機体が揺れたために頭を打って気を失う。

自動操縦は解除されてしまい、テリーがブリーフケースを空いた穴に当てて、気圧の低下を抑える。

自動操縦は作動するが、一人を射殺したスタッブスは、テリーを捕えて銃を向ける。

ダグラスは再び銃を構えるが、ウィーヴァーが、スタッブスに銃を捨てさせようとする。

冷静なウィーヴァーは銃を持っていることをダグラスに伝え、何の考えもないスタッブスと自分は違うと伝える。

ウィーヴァーはダグラスの銃を奪い、スタッブスがダグラスに襲い掛かり機外に放りだそうとする。

それを止めようとしたテリーは殴られ、ウィーヴァーがスタッヴスを射殺してダグラスも撃たれる。

コックピットに向かったウィーヴァーは、副操縦士も死に、自動操縦で飛行していることを知る。

午後3時5分(太平洋時間)、LAX/ロサンゼルス国際空港、危機管理センター。
レイチェル・テーパー(レイチェル・ティコティン)とブルックス(ジェフリー・デマン)は、応答のない47便が大型低気圧に近づいていることを知り、航空局とFBIに連絡する。

スタッブスとダグラスは死亡し、戻って来たウィーヴァーは、副操縦士は頭を打っただけで、数十分後には着陸することをテリーに伝える。

ウィーヴァーと話したテリーは、自分を救ってくれた彼が殺人犯には思えない。

無実だと言うウィーヴァーは、コックピットを見てくると言うテリーを見守る。

副操縦士が死んでいることに気づいたテリーは、動揺しながら対処しようとする。

午後4時20分(山岳部時間)。
ワイオミング上空を飛行中のタワー航空91便のサミュエル・ボウエン機長(ベン・クロス)は、LAXからの連絡を受けて47便に指示を出す。

その指示に従ったテリーは、周波数を合わせてボウエンと交信し、LAXのレイチェルとも話す。

パイロットは2人死亡し、囚人の1人が暴れたことを伝えたテリーは、FBI捜査官のフランク・シンクレアFBI捜査官(ジョン・フィン)から操縦している者が誰かを訊かれ、誰も操縦していないと答える。

墜落はしないとテリーに伝えたレイチェルは、自動操縦ボタンには触らないようにと言って励ます。

嵐のことが心配なテリーだったが、大丈夫だと言われる。

その頃、内部調査課が自分を調べていると言われたハインズは、ウィーヴァーの件で連絡を受ける。

午後5時35分(中部時間)、アイオワ上空。
自分が嘘をついていることにマギーが気づいたため、ウィーヴァーは、乗客と搭乗員を仮眠室に閉じ込めて彼女を絞殺する。

自動操縦と着陸についての説明を受けることになるテリーは動揺するが、カテゴリー6レベルの嵐が近づいていることをレイチェルから知らされ、ボウエンの指示に従うようにと言われる。

午後5時55分(中部時間)、ネブラスカ上空。
ハインズに電話をしたウィーヴァーは、強盗犯が連邦保安官を殺し、自分が収拾したことを知らせる。

機体を墜落させると言うウィーヴァーは、ハインズが証拠を捏造したことを非難し、機内での殺人をほのめかし興奮しながら電話を切る。

コックピットに向かったウィーヴァーは、ドアに鍵がかかっていたため、マギーが怪我をしたと言ってテリーに助けを求める。

LAXに着いていたハインズは、ウィーヴァーを信じないようにとテリーに伝える。

親友のマギーが心配だと言うテリーはコックピットを離れ、客席に誰もいないことを確認し、死体が座らされていたために驚く。

テリーと連絡が取れなくなってしまったハインズらは焦る。

客席にいたウィーヴァーと話したテリーは、マギーがトイレにいると言われる。

マギーが見つからないままウィーヴァーに追われたテリーは、機体が嵐で揺れる隙にコックピットに戻ろうとする。

機体が一回転したためテリーは転んでしまい、ウィーヴァーに追いつかれて、墜落すると言われる。

相手をして楽しませるので皆を助けるようウィーヴァーに伝えたテリーは、彼を誘惑する。

マギーが殺されていることを知ったテリーは、隠していた消火器を噴射してウィーヴァーを殴り、コックピットに戻る。

LAXと交信したテリーは、正気を失っているウィーヴァーが墜落させる気だと言って、彼が全員を殺したことを伝える。

戦闘機を手配したシンクレアは、47便を砂漠地帯で撃墜させようとする。

午後6時15分(山岳部時間)、ユタ上空。
レイチェルからもうすぐ嵐から抜けると言われたテリーだったが、ウィーヴァーは機内で火を点ける。

落ちていた銃を拾ったテリーは、煙が充満し始めたためにその場から出て火を消す。

ウィーヴァーに捕えられたテリーは、銃を向けるものの撃てなかった。

銃を奪われたテリーはそれが空だと知らされるが、ウィーヴァーを階下に突き落としてコックピットに戻る。

午後5時35分(太平洋時間)、ラスベガス上空。
ボウエンの指示を受けたテリーは、自動操縦のまま降下を始めてLAXに向かい着陸態勢に入る。

電子室に向かったウィーヴァーは、ハインズに電話をしながら配電盤を壊す。

自動操縦が解除されてしまい、ボウエンは着陸を中止させる指示を出す。

ホテルや駐車場に接触しながら、何んとか墜落を回避したテリーは、自動操縦の予備回路が作動しているため、再起動させる。

再び着陸態勢に入るが、着陸脚にトラックが引っかかっていたために、失敗して機体は上昇する。

シンクレアは撃墜することを決めるが、テリーがそれに気づき、自動操縦を解除してLAXに戻り着陸しようとする。

撃墜命令を受けた戦闘機のパイロットに話しかけたテリーは、もう一度チャンスを与えてほしいと伝える。

ウィーヴァーがドアを破ろうとしたため、テリーは抵抗する。

ロックオンしたパイロットは撃墜命令を受けて攻撃するが、弾丸はトラックに命中する。

ウィーヴァーに襲いかかったテリーは銃を拾い、落ちていた弾丸を込める。

襲い掛かって来たウィーヴァーに銃を向けたテリーは、撃てないと言う彼を射殺する。

戦闘機のパイロットから邪魔ものは取り除いたと言われたテリーは、ウィーヴァーが死んだことをレイチェルに伝えて、ボウエンの指示を受ける。

全てがセットされた47便は無事に着陸し、救出されたテリーは、仮眠室に閉じ込められていた乗客と乗務員が無事だったことを知る。

ボウエンと目が合いタラップを降りたテリーは、ハインズに迎えらて警官にならないかと言われる。

それを断ったテリーは、ボウエンに歩み寄って感謝し、機体を見つめてその場を去り、手当てを受ける。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
逮捕された連続殺人の容疑者ライアン・ウィーヴァーは、空路ロサンゼルスに護送されることになる。
強盗犯のスタッブスと共に4人の連邦保安官に付き添われたウィーヴァーは、フライト・アテンダントのテリーらと共にトランスコンチネンタル47便でロサンゼルスに向かう。
嵐が近づく中、スタッブスが連邦保安官の1人を殺して銃を奪う。
冷静に対処したウィーヴァーは、スタッブスをなだめようとする。
しかし、スタッブスは連邦保安官や機長を射殺してしまい、抵抗されて自らも命を落とす。
気流の乱れで期待が揺れたため、頭を打った副操縦士も死んだことを知ったウィーヴァーは、それを秘密にしてテリーを信用させる。
コックピットに向かったテリーは、機体が自動操縦で飛行していることを知り、ロサンゼルス国際空港と他の機の機長ボウエンと交信する。
ところが、冷静を装っていたウィーヴァーは、乗員乗客を巻き添えにして機体を墜落させようと企んでいた・・・。
__________

1970年代のパニック映画を思い起こさせる内容に、サイコ・スリラーをミックスさせたようなストーリーで展開する作品。

凶悪犯の犯行に加え、パイロットなしの飛行と嵐への突入などノンストップで進行するアクション、魅力的なキャスティングなども楽しめる、見所満載の作品には仕上がっている。

しかし、様々な出来事に新鮮味がなく、他の作品で見たようなシーンが続き、小ぢんまりまとまり過ぎているところなどは物足りない。

変幻自在の演技を見せる凶悪犯役のレイ・リオッタは個性派らしい演技を見せるが、熱演はするものの、ヒロイン役のローレン・ホリーに今一、魅力を感じない。

犯人を捕らえた刑事ヘクター・エリゾンド、ヒロインに指示を与える機長ベン・クロス、機内で暴れる強盗犯のブレンダン・グリーソンFBI捜査官のジョン・フィンロサンゼルス国際空港の危機管理センターの管制官レイチェル・ティコティンジェフリー・デマン、47便の乗務員キャサリン・ヒックス連邦保安官マイケル・ハーネイグランド・L・ブッシュ、47便の機長J・ケネス・キャンベルなどが共演している。


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