U-571 (2000) 4/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

第二次大戦下、ナチス・ドイツの誇るUボートに配備されていた特殊暗号機”エニグマ”を奪取する作戦を描く、製作ディノ・デ・ラウレンティス、監督、原案、脚本ジョナサン・モストウ、主演マシュー・マコノヒービル・パクストンハーヴェイ・カイテルジョン・ボン・ジョヴィトーマス・クレッチマン他共演の戦争スペクタクル大作。


ドラマ(戦争)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョナサン・モストウ
製作
ディノ・デ・ラウレンティス
マーサ・デ・ラウレンティス
製作総指揮:ハル・リーバーマン
原案:ジョナサン・モストウ
脚本
ジョナサン・モストウ
サム・モンゴメリー
デビット・エアー
撮影:オリヴァー・ウッド
編集:ウェイン・ワーマン

音楽:リチャード・マーヴィン

出演
アンドリュー・タイラー大尉:マシュー・マコノヒー
マイク・ダルグレン大佐:ビル・パクストン
ヘンリー・クロフ曹長:ハーヴェイ・カイテル
マシュー・クーナン少佐:デヴィッド・キース

ハーシュ大尉:ジェイク・ウェバー
ピート・エメット大尉:ジョン・ボン・ジョヴィ
ギュンター・バスナー艦長:トーマス・クレッチマン
ビル・ウェンツ:ジャック・ノーズワージー
テッド”トリガー”フィッツジェラルド:トム・グイリー
ロナルド”ラビット”パーカー:ウィル・エステス
エディー・カーソン:T・C・カーソン
チャールズ”タンク”クレメンス:デイブ・パワー
ハーブ・グリッグス:ダーク・チートウッド

キース・ラーソン少尉:マシュー・セトル
アンソニー・マッツォーラ:エリク・パラディーノ
ダルグレン夫人:レベッカ・ティルニー

アメリカ/フランス 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
StudioCanal
2000年製作 116分
公開
北米:2000年4月21日
フランス:2000年9月6日
日本:2000年9月9日
製作費 $62,000,000
北米興行収入 $77,086,030
世界 $127,666,415


アカデミー賞 ■

第73回アカデミー賞
・受賞
音響編集賞
・ノミネート
録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1942年春、第二次大戦下の北大西洋
ナチス・ドイツの誇るUボートは、1000隻以上の連合国の艦船を撃沈していた。

Uボート、U-571は敵艦船に魚雷を命中させた後、爆雷攻撃を受けて死傷者を出し、艦体に損傷を受けてしまう。

未来の潜水艦艦長を約束されている、アメリカ海軍大尉アンドリュー・タイラー(マシュー・マコノヒー)は、マイク・ダルグレン大佐(ビル・パクストン)から、経験不足を指摘されてショックを受ける。

休暇中だったアメリカ巡洋潜水艦S-33の乗組員は、特別任務で直ちに出向が命ぜられる。

ドイツ語が堪能な、海軍情報局のハーシュ大尉(ジェイク・ウェバー)や通信員ウェンツ(ジャック・ノーズワージー)が鍵を握る作戦に、海兵隊少佐クーナン(デヴィッド・キース)も加わり、Uボートに似せて改造したS-33は出航する。

S-33の任務とは、故障停泊中のU-571に侵入し、暗号機エニグマを奪取することだった。

U-571の修理は遅れ、撃沈した敵艦の生存者が近づくが、艦長ギュンター・バスナー(トーマス・クレッチマン)は、乗船も漂流させることも許可せず、彼らを射殺する命令を出す。

その後、ダルグレン大佐はU-571を発見し、作戦開始の命令をタイラーに出し敵艦にボートで接近、U-571乗組員は友軍の救援部隊到着に歓喜する。

U-571までたどり着き、ウェンツのドイツ語の返答で敵を安心させたタイラーらだったが、監視兵が彼らを敵兵であることを見破り銃撃戦となる。

部隊は犠牲者を出しながらもU-571に侵入し、エニグマを奪い生存者を捕虜にするが、S-33が別のUボートの攻撃を受けて撃沈されてしまう。

海中に投げ出されたダルグレン大佐は、U-571の甲板に残っていたタイラーに、艦内に戻り潜航するよう指示をだし息を引き取る。

曹長ヘンリー・クロフ(ハーヴェイ・カイテル)、大尉ピート・エメット(ジョン・ボン・ジョヴィ)、大尉ハーシュ、ウェンツらのわずかな人員で、U-571の操作に手こずりながら、敵Uボートを魚雷で撃沈したタイラーらは、S-33の生存者の救助のために浮上する。

コックのエディー・カーソン(T・C・カーソン)と、電気技師だと偽ったU-571艦長バスナーを救助し、艦はイギリスへと向かう。

指揮官として、采配に迷いがあることを指摘されていたタイラーは、経験豊富な古参兵クロフに激励されながら、難局に立ち向かう勇気を与えられる。

敵戦闘機の偵察を回避したタイラーだったが、敵巡洋艦が迫り潜航の準備を始める。

しかし、バスナーが、機関士タンク(デイブ・パワー)を襲い、銃を奪い機関室を制圧してしまう。

マッツォーラ(エリク・パラディーノ)が犠牲になりながら、バスナーを取り押さえたタイラーは、巡洋艦の通信室を砲撃で破壊し、潜航して巡洋艦の船底を通り抜ける。

爆雷の攻撃を受けたU-571は、深度を下げマッツォーラの遺体を含めた廃棄物を放出し、撃沈されたことを装い、敵を欺こうとする。

その後、200mの深度から浮上を始めたU-571だったが、バスナーが巡洋艦にモールス信号を送っていたことが分かる。

ハーシュがバスナーを殺し、タイラーは浮上前に、魚雷発射口の修理を小柄なトリガー(トム・グイリー)に命ずる。

巡洋艦の背後に浮上したU-571は、激しい砲撃に遭いながら、魚雷発射に成功し巡洋艦を撃沈する。

トリガーは犠牲になるが、タイラーは見事に任務を遂行し、U-571を捨てて、エニグマを持ち帰るため部下達と救命ボートで漂流する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1942年春。
第二次大戦下の北大西洋
ナチス・ドイツUボート”U-571”は、敵艦船に魚雷を命中させた後、爆雷攻撃を受けて死傷者を出し、艦体に損傷を受けて運航不能となる。
それを知ったアメリカ海軍は、直ちに巡洋潜水艦”S-33”をUボートに似せて改造する。
そして、”S-33”で”U-571”に近づき、侵入して、暗号機”エニグマ”を奪取する特別任務を与えられ出航する。
”U-571”を発見した、”S-33”の艦長ルグレン大佐は、作戦開始をタイラー大尉に命じ、彼らは救援隊を装い敵艦に接近する。
しかし、正体を知られたタイラーらと”U-571”側は銃撃戦となる。
タイラーらは、犠牲者を出しながらも艦内に侵入した”エニグマ”を確保するのだが、”S-33”が別のUボートに撃沈されてしまう・・・。
__________

軍情報部や実戦部隊の海兵隊が絡むサスペンスとしての面白味に加え、エリート将校が、艦長昇進の壁にぶつかり苦悩する人間ドラマとしても見応えがある。

密室の恐怖や緊張感を伝える、潜水艦内の描写や駆け引き、海上での巡洋艦との戦闘なども、「ブレーキ・ダウン」(1997)や「ターミネーター3」(2003)のジョナサン・モストウが、迫力十分に描き切っている。

第73回アカデミー賞では、音響編集賞を受賞、録音賞にノミネートされた。

若手実力派として、注目を集めていたマシュー・マコノヒーが、軍人らしく丸刈りで登場し、偶然に起きた事件で、指揮官としての試練に苦悩する姿を好演している。

主人公を厳しい目で見守り、後を託して戦死する上官ビル・パクストン、主人公を指揮官として育て上げる古参兵ハーヴェイ・カイテル、作戦実践隊員デヴィッド・キースと情報局のジェイク・ウェバー、どうしても注目してしまうものの、無難な演技に留まるジョン・ボン・ジョヴィ、しぶとく抵抗する敵艦艦長トーマス・クレッチマンドイツ語が堪能な通信員ジャック・ノーズワージー、命を犠牲にして魚雷を発射させるトム・グイリー、コックのT・C・カーソン、機関士デイブ・パワーなどが共演している。


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