アンブレイカブル Unbreakable (2000) 4.1/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

前年の「シックス・センス」(1999)に続く、M・ナイト・シャマランブルース・ウィリスのコンビによる、サミュエル・L・ジャクソンロビン・ライト・ペン共演のサスペンス・スリラー。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ブルース・ウィリス / Bruce Willis 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:M・ナイト・シャマラン
製作総指揮
ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
製作
バリー・メンデル
サム・マーサー
M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:エドゥアルド・セラ
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
デイヴィッド・ダン:ブルース・ウィリス
イライジャ・プライス:サミュエル・L・ジャクソン
オードリー・ダン:ロビン・ライト・ペン
ジョセフ・ダン:スペンサー・トリート・クラーク
マティソン医師:イーモン・ウォーカー

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ
2000年製作 107分
公開
北米:2000年11月22日
日本:2001年2月10日
製作費 $75,000,000
北米興行収入 $94,999,143
世界 $249,511,339


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
フィラデルフィア
列車事故の大惨事から、たった一人生き残り、病院の緊急救命室で意識が戻った、地元の大学のスタジアムで警備員をするデイヴィッド・ダン(
ブルース・ウィリス)は、不思議なことに、かすり傷ひとつ負っていなかった。

デイヴィッドは、どうして自分だけが助かったのか、それが心の重荷になり苦悩する。

ある日、デイヴィッドは、意味不明なメッセージを受け取り、その送り主で、コミック・ギャラリーのオーナー、イライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)を訪ねる。

骨形成不全症のイライジャは、怪我ばかりする自分と対極的な人間がいるはずだということを、子供の時に、母から与えられたコミックにのめり込んだのをきっかけに、それを思うようになった。

そして、大惨事に遭いながら、傷ひとつ負わなかったデイヴィッドに興味を持ったのだった。

イライジャは、コミックのヒーローにある、特別な能力と同じような才能が、デイヴィッドにはあると確信する。

デイヴィッド は、イライジャをただのコミック・マニアの変人だと思いながらも、彼の言うことで思い当たることもあり、ますます不安が増していく。

デイヴィッドは、妻オードリー(ロビン・ライト・ペン)と息子のジョセフ(スペンサー・トリート・クラーク)とも、距離を置くような生活を送っていた。

理学療法センターで働くオードリーは、患者のイライジャと話すうちに、自分の夫を、デイヴィッドだと言い当てられたことに驚く。

父デイヴィッドが、不死身だと信じ始めたジョセフは、彼に銃を向けてそれを証明しようとする。

ジョセフの銃を取り上げたデイヴィッドは、イライジャの元に向かい、自分は普通の人間だということを伝え、家族に近づくなと警告する。

イライジャに、自分の弱点が水だと指摘されたデイヴィッドは、一度だけプールで溺れかけたことがあった。

実は、フットボールを諦めるきっかけになった、学生時代のある事故でも、デイヴィッドは怪我をしていなかったことを、イライジャに告白する。

デイヴィッドは自分の使命感に目覚め、イライジャの指示通りに人混みに行き、様々な人々の危機を直感で感じ取り、そして、ある不審な男の後をつけて、監禁されていた家族を救い出す。

使命を果たしたデイヴィッドは、言い知れぬ満足感に浸り、オードリーを受け入れ、息子ジョセフには、彼の感が正しかったことを伝える。

翌日、ギャラリーにイライジャを訪ねたデイヴィッドは、握手した瞬間に、彼のしてきた事を知ってしまう。

イライジャは不死身のヒーローを見つけるため、大惨事を起こし、デイヴィッドのような存在を捜していたのだ。

デイヴィッドは愕然としてその場を立ち去り、警察に通報する。

そして、”ミスター・ガラス”こと、イライジャ・プライスは精神障害施設に監禁される。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
フィラデルフィア
列車事故の大惨事から、無傷のままたった一人生
き残ったデイヴィッド・ダンは、どうして自分だけが助かったのか、それが心の重荷になり苦悩する。
ある日、デイヴィッドは意味不明なメッセージを送ってきた、コミック・ギャラリーのオーナー、イライジャ・プライスを訪ねる。
骨形成不全症のイライジャは、怪我ばかりする自分とは違う人間がいるはずだと、コミックにのめり込んだことでそう思うようになり、大惨事に遭いながらも、奇跡的に無傷で助かったデイヴィッドに、興味を持ったのだった。
デイヴィッドには、コミックのヒーローと同じような特別な能力と才能があると、イライジャは確信する。
デイヴィッドは、イライジャを、ただの変人だと思うものの、言われたことで思い当たることもあり、不安が増していく。
そんなデイヴィッドは、妻オードリーと息子のジョセフとも、距離を置くような生活を送っていた。
オードリーはイライジャに会い、夫をデイヴィッドだと言い当てたことに驚き、父が不死身だと信じ始めたジョセフは、彼に銃を向け、それを証明しようとする。
デイヴィッドはイライジャの元に向かい、自分は普通の人間だと伝え、家族に近づくなと警告する。
しかしデイヴィッドは、自分の弱点が水だと指摘され、学生時代のある事故でも、怪我をしなかったことをイライジャに告白する。
そして、使命感に目覚めたデイヴィッドは、悶々とした日々から脱するきっかけを掴むのだが・・・。
__________

コミック・コレクターのイライジャを除けば、作品の雰囲気や登場人物が、「シックス・センス」(1999)によく似ている作品。

音楽も同作ジェームズ・ニュートン・ハワードなので、イメージが余計ダブるようなところもある。

今回はあまりどぎつい描写はなく、異様なキャラクター”イライジャ”に重点を置いているところがポイントで、滑稽と言ってしまえばそれまでだが、アメリカ人のコミック・ヒーロー好きを考えると、目の付け所は面白いかもしれない。

霧が地面を這うような、重苦しくしも落ち着いた映像表現は、M・ナイト・シャマラン独特の作風であり、淡々と進む中で起きる控えめなエピソードで、緊張感や怖さを煽る、彼の演出は冴えている。

シックス・センス」には及ばなかったものの、北米で約9500万ドル、全世界では約2億5000万ドルの興行収入を上げるヒットとなった。

ブルース・ウィリスの、物静かな抑えた演技も、また「シックス・センス」を思わせる。
アクションだけでない、彼の芸幅の広さを感じる一作だ。

異彩を放つサミュエル・L・ジャクソンの怪演は見もので、いつもは頑強な彼が、”ミスター・ガラス”という、もろい体の持ち主という役柄が実に興味深い。

地味な母親に徹するロビン・ライト・ペンと、 同年に「グラディエーター」(2000)にも出演するスペンサー・トリート・クラークが、息子役で共演している。

 


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