沈黙の戦艦 Under Siege (1992) 3.14/5 (28)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

退役を控えるアメリカ海軍の戦艦”USSミズーリ”で起きるテロに対し、コックとして乗艦していた元”SEALs”隊員が、それに立ち向かう姿を描く、監督アンドリュー・デイヴィススティーヴン・セガールトミー・リー・ジョーンズ共演のアクション大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:アンドリュー・デイヴィス
製作総指揮
J・F・ロートン
ゲイリー・W・ゴールドスタイン
製作
アーノン・ミルチャン
スティーヴン・セガール
スティーヴン・ルーサー
脚本:J・F・ロートン
撮影:フランク・タイディ
編集:デニス・ヴァークラー
音楽:ゲイリー・チャン

出演
ケイシー・ライバック兵曹:スティーヴン・セガール
ウィリアム・ストラニクス:トミー・リー・ジョーンズ
クリル中佐:ゲイリー・ビジー
ジョーダン・テイト:エリカ・エレニアック
ドーマー:コルム・ミーニイ
アダムス艦長:パトリック・オニール
ベイツ提督:アンディ・ロマーノ
トム・ブレイカー:ニック・マンクーソ
ニック・ガーザ大佐:デイル・ダイ
タックマン:ダミアン・チャパ
シャドウ:エディ・ボー・スミスJr.
テイラー少尉:グレン・モーシャワー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1992年製作 102分
公開
北米:1992年10月9日
日本:1993年9月18日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $83,363,139
世界 $156,400,000


アカデミー賞 ■

第65回アカデミー賞
・ノミネート
録音・音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

真珠湾に向け航海を続けていた、アメリカ海軍の戦艦”USSミズーリ”は、現地で行われるブッシュ大統領を迎えての式典に向け準備を進める。

アダムス艦長(パトリック・オニール)は、コックである元特殊部隊”SEALs” の隊員ケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)を呼び出して、礼服を着るように指示する。

ライバックがそれを拒否したため、アダムスは、式典の間、姿を隠しているよう命ずる。

式典を終えたミズーリは最後の航海に出発し、アダムス艦長の誕生パーティーが、艦内で開かれることになり、ヘリコプター(CH-46)で”プレゼント”が空輸されることになっていた。

クリル中佐(ゲイリー・ビジー)は、艦長が、なぜライバックに一目置くのかを知らぬままに、彼を冷凍庫に監禁してしまう。

到着したヘリから、プレイメイトのジョーダン・テイト(エリカ・エレニアック)や、バンドのウィリアム・ストラニクス(トミー・リー・ジョーンズ)が乗艦して、パーティーの準備が進められる。

パーティが盛り上がる中、ストラニクスは、会場に居た上級士官を、クリルも艦長を射殺する。

CIAのストラニクスやドーマー(コルム・ミーニイ)ら、ヘリで現れたテロリストらは、クリルと手を組み艦内を制圧する。

銃声の聞こえたライバックは、監視役の二等兵に異常を訴えるが、聞き入れられずにいた。

交代要員が現れ二等兵は殺されるが、ライバックは彼らを冷凍庫に閉じ込めて、その場から逃亡する。

冷凍庫から脱出したテロリスト二人を殺したライバックは、その後、艦長の死を確認する。

ストラニクスは、接近したF/A-18偵察機を撃墜し、事件を知ったベイツ提督(アンディ・ロマーノ)と連絡を取り牽制する。

ライバックは、何も知らずにケーキに隠れていたジョーダンに気づき、仕方なく彼女を連れて行動する。

キッチンを調べたストラニクスは、ライバックの殺しの手口がプロだと気づく。

その後、クリルはライバックの資料を見つけ、彼が、パナマ侵攻などに参加した特殊部隊”SEALs”の隊員だということをストラニクスに知らせる。

ライバックは、ベイツ提督やニック・ガーザ大佐(デイル・ダイ)ら対策メンバーに衛星電話を使い連絡を入れる。

ストラニクスが、核弾頭を搭載するトマホークの運搬装置を用意し、クリルも反乱を起こしていることをライバックは伝え、彼は”SEALs”が到着するまで待機することを命ぜられる。

その後、命令を無視したライバックはヘリを爆破し、閉じ込められていた数人の乗組員を助け出す。

しかし、クリルは、部下を殺す姿をライバックにモニターで見せる。

ライバックは、同僚を助けるために破壊工作を始めて、現場の全権を任せるというベイツ提督の命令を受ける。

SEALs”の搭乗したヘリが近づき、ストラニクスは電源を落とされて攻撃を阻止されるが、スティンガー・ミサイルでそれを撃墜する。

ベイツ提督は、最後の手段としてミズーリに攻撃を加え撃沈する準備を始める。

ストラニクスらは、トマホークを、到着した潜水艦に移すが、手製の爆弾を作ったライバックは、攻撃を受けながらもその舵を損傷させる。

艦に戻ったライバックは、ドーマーに銃口を向けられるものの、そこにジョーダンが現れて彼を射殺する。

潜水艦は潜航できないまま出発し、クリルが舵を修理しながらホノルルに向かう。

ライバックは、舵が直り潜航しようとする潜水艦を、12センチ砲で攻撃して、クリルもろとも撃沈させる。

憤慨したストラニクスは、トマホーク二基をホノルルに向けて発射する。

そしてライバックは、ストラニクスを格闘の末に倒し、F/A-18が一基を撃墜した、もう一基のトマホークを、目標着弾寸前で爆装解除することに成功する。

ライバックらは監禁されていた乗組員を解放し、ミズーリサンフランシスコに向かう。

そして、アダムス艦長を追悼する式典で、ライバックは、”SEALs”の記章を付けて棺に向かい敬礼する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

真珠湾での、ブッシュ大統領が出席する式典に向かっていたアメリカ海軍の戦艦”USSミズーリ”は、無事役目を終えて最後の航海に出る。
しかし、核弾頭を搭載したトマホーク巡航ミサイルを奪おうとして、テロ・グループがパーティーの余興チームに扮して乗艦する。
ミズーリ”副官クリル中佐は、艦長アダムスを射殺し、テロ・グループのリーダーで元CIAのストラニクスと手を組み、艦内を制圧し、対策本部のベイツ提督を牽制する。
元特殊部隊”SEALs”隊員であるが、現在は艦内のコックとしてキッチンを仕切るケイシー・ライバックは、クリルに目を付けられ監禁されていたが、異変に気づきその場を脱出する。
余興で連れて来られていた、プレイメイトのジョーダンに気づいたライバックは、彼女と共に行動し、ベイツ提督に連絡を取り、ストラニクスらの狙いを報告する。
ベイツ提督は、”SEALs”をミズーリに派遣して、待機するようライバックに指示するのだが、彼は同僚らを救うために、ストラニクスらに戦いを仕掛ける・・・。
__________

太平洋戦争で、日本の降伏調印式が行われたことでも有名な、戦艦”ミズーリ”を舞台に繰り広げられるアクションであり、当時、突然、現れた謎の武道家スターとして、人気急上昇であったスティーヴン・セガールと、同じく演技派としてトップ・スターの道を歩んでいたトミー・リー・ジョーンズの共演が、大いに話題になった。

問題は邦題で、人気コミックにあやかって単に付けたタイトルのお陰で、セガール作品は、その後、意味不明な、”沈黙シリーズ”と言われてしまうようになる。

本作の続編としては、同じ主人公が登場する「暴走特急」が1995年に公開されたが、他の”沈黙”作品とは全く関連性がない。

北米興行収入は約8300万ドル、全世界では約1億5600万ドルのヒットとなった。

第65回アカデミー賞では、録音、音響編集賞にノミネートされた。

アンドリュー・デイヴィスの演出はまずまずで、アクションも見応えあるが、上記の通り、その話題に興味深々で観た公開当時は満足できたが、今観ると、強過ぎると言われたセガールの格闘家としての戦いぶりやトミー・リー・ジョーンズの演技も、今一物足りない平凡な作品にしか思えない。

テロに加担する、”ミズーリ”副官のゲイリー・ビジー、「E.T.」(1982)で、主人公エリオット少年にキスされる少女を演じた、勇敢に戦うプレイメイトエリカ・エレニアック、テロ・グループの一員コルム・ミーニイ、艦長パトリック・オニール、対策本部を指揮する提督のアンディ・ロマーノ、その補佐約デイル・ダイCIAニック・マンクーソなどが共演している。


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