トスカーナの休日 Under the Tuscan Sun (2003) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

離婚で落ち込む女性作家が訪れたトスカーナの地で古い家を購入し、現地の人々と触れ合いながら新たな人生を見つけるまでを描く、製作、監督、脚本オードリー・ウェルズ、主演ダイアン・レインサンドラ・オーリンゼイ・ダンカンマリオ・モニチェリ他共演のロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:オードリー・ウェルズ
製作
オードリー・ウェルズ

トム・スターンバーグ
製作総指揮
ローラ・ファットリ

マーク・ギル
サンディ・クループ
原作:フランシス・メイズUnder the Tuscan Sun
脚本:オードリー・ウェルズ

撮影:ジェフリー・シンプソン
編集
アンドリュー・マーカス

アーサー・コバーン
音楽:クリストフ・ベック

出演
フランシス・メイズ:ダイアン・レイン

パティ:サンドラ・オー
キャサリン:リンゼイ・ダンカン
マルチェロ:ラウル・ボヴァ
マルティーニ:ヴィンセント・リオッタ
パベル:パヴェウ・シャイダ
エド:デヴィッド・サトクリフ
花を捧げる老人:マリオ・モニチェリ

アメリカ 映画
配給 ブエナビスタ

2003年製作 113分
公開
北米:2003年9月26日
日本:2004年6月12日
製作費 $18,000,000
北米興行収入 $43,610,723
世界 $58,878,723


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

サンフランシスコ
作家のフランシス・メイズ(ダイアン・レイン)は、夫の浮気を知り離婚を決意する。

夫に家を渡すことになったフランシスは、アパートに引越す。

親友でレズビアンのパティ(サンドラ・オー)が、妊娠したことを喜んだフランシスは、気晴らしにイタリアトスカーナへの旅行をするようにと彼女に勧められる。

即答を避けたフランシスだったが、現状の生活を考えると気が滅入り、パティに連絡して旅立つ決心をする。

現地に着いたフランシスは、ツアーを楽しみながらトスカーナコルトーナを訪れる。

市場で、中年女性キャサリン(リンゼイ・ダンカン)を見かけて気になったフランシスは、その後、彼女と出くわす。

”ブラマソーレ”(太陽に焦がれる者)という歴史ある家の写真を見ていたフランシスは、キャサリンにそこを買うのかと聞かれる。

1日の滞在だとキャサリンに答えたフランシスは、出発したバスが通りがかった”ブラマソーレ”に運命的なものを感じる。

バスを降りたフランシスは家に向かい、売主の伯爵夫人の代理人マルティーニ(ヴィンセント・リオッタ)に、既に買い手が決まったことを知らされる。

ところが、伯爵夫人が値を上げたために買い手はその場を去り、フランシスが交渉を始める。

伯爵夫人は、フランシスの払える提示額の問題ではなく、神のお告げに従うことを伝える。

サンフランシスコには帰りたくなかったフランシスだったが、仕方なく諦めてその場を去ろうとする。

ところが、家の中にいたハトのフンがフランシスの額に落ち、伯爵夫人は、それがよいことを意味すると言って彼女に家を売る決心をする。

300年前に建てられた家を手に入れたフランシスは、手入れをし始めて、そのことを電話でパティに知らせる。

その後フランシスは、マルティーニの紹介でニノとポーランド移民のパベル(パヴェウ・シャイダ)、エルジー、ズビグニュを家の修繕工事として雇う。

ブドウ園の主人に夕食に招待されたフランシスは、その場に現れたキャサリンと再会する。

フランシスは、風変わりなイギリス人女優のキャサリンと語り合い、悲しいことは忘れて現況を楽しむべきだと助言される。

希望を持とうとして、一人で住むには広すぎる家を買ってしまったフランシスは、悲しい思いをマルティーニに語る。

フランシスの気持ちを理解するマルティーニは、彼女を慰めようとするものの、妻を裏切ってしまいそうな気持ちを伝えてその場を去る。

クリスマスが過ぎ冬も終わり春が訪れた頃、フランシスは、ようやく生活に慣れて人々との触れ合いを楽しむことができるようになる。

ある日フランシスは、シャンデリアの部品を探すためローマに向かい、マルチェロ(ラウル・ボヴァ)という青年に出会う。

マルチェロは、骨董店を営む親戚がいると言ってフランシスを誘い、車でポジターノに向かう。

二人は自然に惹かれ合い一夜を共にして再会を約束して、フランシスは、自分に女としての魅力があることを喜ぶ。

キャサリンに高ぶる気持ちを伝えたフランシスは、前触れなく訪ねて来たパティを歓迎する。

出産間近のパティは、母親になれないと言って出て行った、恋人のことをフランシスに話して涙する。

パティのことを考えたフランシスは、マルチェロとの約束を断ることにする。

パベルが、ブドウ園の娘キアーラと愛し合っていることを知っていたフランシスは、二人の恋の手助けをする。

ある日、家を離れていたフランシスは、マルチェロが訪ねてきたことを知るが、彼は帰ってしまう。

フランシスは、引き止めなかったことでパティを責めるが、陣痛が始まった彼女は無事に女の子を出産する。

家の修繕は終わり、フランシスはパベルら三人との別れを惜しむ。

パティの幸せそうな姿を見たフランシスは空虚な思いになり、マルチェロに会うためにポジターノに向かう。

ところが、会う機会を逃していたマルチェロには恋人ができていたため、フランシスは彼と別れることになる。

コルトーナに戻った失意のフランシスは、パベルとキアーラの愛し合う姿を見て、彼の家族となる思いで、反対される二人の結婚に力を貸す。

パベルとキアーラは結婚式を挙げて、家族や町の人々に祝福される。

フランシスは、”ブラマソーレ”で結婚を祝い、家族を持つという願いが叶ったことことをマルティーニと共に喜ぶものの、自分の幸せについて考える。

そんなフランシスの元に、アメリカ人の作家エド(デヴィッド・サトクリフ)が訪ねて来る。

その後、この地で生まれ変わったフランシスは、エドとの愛を手に入れる。

ある日フランシスは、毎日花を捧げに来るものの、挨拶をしようとしない老人(マリオ・モニチェリ)が、笑みを浮かべたことを喜ぶ。

そしてフランシスは、壊れていた壁の蛇口から、水が出るようになったことで、再び幸せを感じる。


解説 評価 感想 ■

1996年に発表された、フランシス・メイズの体験記”Under the Tuscan Sun”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)

サンフランシスコ
作家のフランシス・メイズは、夫の浮気を知り離婚を決意する。
傷心のフランシスは、親友のパティから、気晴らしにイタリアトスカーナへの旅行を勧められて旅立つ。
現地に着いたフランシスは観光を楽しみながら、コルトーナで、”ブラマソーレ”(太陽に焦がれる者)という名の付いた300年前の家が気になる。
偶然にもその場を通りがかったフランシスは、何かを感じその家を購入して修繕を始める。
フランシスは、風変わりなイギリス人女優キャサリンや、地元の人々との触れ合いを通して、希望を抱き日々を過ごすものの、何か物足りないものを感じる。
そんな時、ローマで魅力的な青年マルチェロに出会ったフランシスは、彼と愛し合うようになり、ついに幸せを実感するのだが・・・。
__________

風光明媚なトスカーナなどのイタリアの風景、悪人などが登場しない心温まるストーリーは、思い通りにはならない人生の難しさなどもきっちりと描かれた作品として見どころも多くどなたでも楽しめる。

壁にある何の変哲もない壊れた蛇口から、水が出ことで幸せを感じられる主人公・・・。
些細なことに喜びを見いだせる、心の成長を映し出す癒されるラストもいい。

人生経験も豊富なオードリー・ウェルズの、女性の目から見た演出は、長い人生の厳しい道のりの中で、幸せとは何かを考えさせてくれる。

美しいのどかな風景と共に、クリストフ・ベックの優しい音楽も心地よい。

子役時代から見ていると、いい雰囲気の女優になったとつくづく感じる、ヒロインを好演するダイアン・レインは、大人の女性としての魅力と、随所で見せるキュートな表情が印象的だ。

主人公の親友サンドラ・オー、ドラマ中ワンポイントとして存在感を発揮する風変わりなイギリス人女優リンゼイ・ダンカン、主人公と出会い愛し合うようになる青年ラウル・ボヴァ、主人公の現地での協力者ヴィンセント・リオッタ、家の修繕工事人として雇われるポーランド移民の青年パヴェウ・シャイダ、主人公と愛し合うようになる作家デヴィッド・サトクリフ、そして、花を捧げる無表情な老人役で映画監督マリオ・モニチェリなどが共演している。


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