アンダーワールド:エボリューション Underworld: Evolution (2006) 3/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ヴァンパイア族と狼族の争いを描く、人気ホラー・アクション・シリーズの第2作。
ヴァンパイアと狼族の双方から追われる男女の運命、そして、種族誕生の秘密が明らかになる。
原作、監督レン・ワイズマン、主演は彼の妻のケイト・ベッキンセイルスコット・スピードマンシェーン・ブローリービル・ナイデレク・ジャコビ他共演。


アクション/アドベンチャー

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■

監督:レン・ワイズマン
製作総指揮
スキップ・ウィリアムソン

ヘンリー・ウィンタースターン
テリー・マッカイ
ジェームズ・マクウェイド
製作
ゲイリー・ルチェシ

トム・ローゼンバーグ
リチャード・S・ライト
原作
ケビン・グレヴィオー

レン・ワイズマン
ダニー・マクブライド
原案
レン・ワイズマン

ダニー・マクブライド
脚本:ダニー・マクブライド
撮影:サイモン・ダガン
編集:ニコラス・デ・トス
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
セリーン:ケイト・ベッキンセイル

マイケル・コーヴィン:スコット・スピードマン
マーカス・コルヴィナス:トニー・カラン
クレイヴン:シェーン・ブローリー
アレクサンドル・コルヴィナス/ロレンゾ・マカロ:デレク・ジャコビ
ヴィクター:ビル・ナイ
アンドレアス・タニス:スティーヴン・マッキントッシュ
ウィリアム・コルヴィナス:ブライアン・スティール
アメリア:ジータ・ゴロッグ
サミュエル:ジョン・マン
ルシアン:マイケル・シーン

アメリカ 映画
配給 スクリーン・ジェムズ

2006年製作 106分
公開
北米:2006年1月20日
日本:2006年4月22日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $62,318,875
世界 $111,340,801


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

西暦1202年。
討伐部隊を率いる、ヴァンパイアのヴィクター(ビル・ナイ)、マーカス・コルヴィナス(トニー・カラン)、アメリア(ジータ・ゴロッグ)は、ある村を狼族/ライカンに襲撃され、仲間達を惨殺されたことを知る。

ライカンのウィリアム・コルヴィナス(ブライアン・スティール)の仕業ではあるが、双子の兄マーカスは、弟を傷つけたくない気持ちを抑えながら、ヴィクターの指示に従い村を焼き払う様子を見守る。

しかし、襲われた村人達は次々とライカンに変身して抵抗したため、ヴィクターらも戦いに加わる。

ヴィクターは、マーカスが殺された場合に一族が滅びてしまうことを恐れ、彼をその場から退避させる。

その後、ウィリアムは付近の森で捕えられて傷つけられ、それを知ったマーカスは、弟への同情をヴィクターに非難される。

マーカスは、自分かウィリアムを殺した場合の結果を口にしてヴィクターに言葉を返すが、結局は屈服するしかなく、ウィリアムは終生監禁されることになる。
__________

ヴァンパイアのデス・ディーラー(処刑人)セリーン(ケイト・ベッキンセイル)は、家族を殺したヴィクターへの復讐を果たすものの、そのため同胞からも追われることになる。

セリーンの味方は、遥か昔、不死者となったハンガリーの将官”アレクサンドル・コルヴィナス”の末裔、ヴァンパイアとライカンの混血、マイケル・コーヴィン(スコット・スピードマン)だけだった。

助かる道は一つ、最後の長老マーカスを復活させて事情を説明することであり、眠ったままでは、裏切者クレイヴン(シェーン・ブローリー)に殺されてしまうのは確実だった。

屋敷に戻ったクレイヴンは、既に復活していたマーカスに襲われる。

マーカスはクレイヴンに咬みつき、血の記憶から情報を得て彼を殺す。

セリーンは武器などを調達して、独りでマーカスの元に向かおうとする。

マイケルは同行しようとするが、初めての混血種でもある彼に、血を補給しなければ人を襲うと言い残し、セリーンはその場を離れる。

その頃、人類最初の不死者である、マーカスとウィリアムの父親アレクサンドル・コルヴィナス(デレク・ジャコビ)は、アメリアとヴィクターの死を確認し、マーカスの遺体が屋敷にはなかったことを知る。

アメリア、ルシアン(マイケル・シーン)、そしてヴィクターの遺体を確認したアレクサンドルは、ヴィクターの胸部を切開して、ある物(鍵)を摘出する。

マーカスは、マイケルの所在を確認するが、彼は血を飲むことができずに、人間と同じ食べ物を求めてしまう。

セリーンに禁じられた食べ物を口にしたマイケルに異変が起き、その場にいた警官は、テレビの報道で指名手配されている彼のことを知る。

狂暴になったマイケルは逃亡するが、銃弾を受けながら、戻って来たセリーンに助けられる。

セリーンは、マイケルに自分の血を飲ませて、その場を離れようとするが、そこにマーカスが現れる。

マーカスはセリーンに襲いかかり、マイケルが、彼を銃撃して二人はその場を逃れ、トラックを奪い走り去る。

追いついたマーカスに襲われた二人だったが、セリーンは彼を振り切り、マイケルが落ちていたペンダントを拾う。

しかし、夜が明けてしまい、セリーンを日光から守ったマイケルが、ハンドルを操作してある建物の倉庫に突っ込む。

マイケルは光を遮断しセリーンをコンテナ入れ、惹かれ始めていた二人は、その場で愛し合う。

その後、マーカスが所持していたペンダントを、セリーンは、子供時代に見た覚えがあることをマイケルに伝える。

ペンダントの謎を知ると思われる、”アンドレアス・タニス”という一族の年代記編集者で、ヴィクターの蛮行を正直に記述したために、彼の命令で自分が300年前に追放したタニスを、セリーンは捜そうとする。

セリーンとマイケルは、タニス(スティーヴン・マッキントッシュ)が監禁されている施設に向かい、なぜか彼を守るライカンに襲われながら内部に入る。

タニスと対面した二人は、ヴィクターに裏切られたために、彼がルシアンに加担していたことを知る。

ヴィクターを殺したことを、タニスに伝えたセリーンは、マーカスが持っていたペンダントについてを彼に問い詰める。

ヴィクターはヴァンパイアの先祖ではなく、かつては人間でありこの地を治めていた人物で、マーカスこそが最初のヴァンパイアだった。

残虐なヴィクターは、老いた際に生にこだわり、そこに現れたマーカスから、ヴァンパイアとしての”永遠の生命”を与えられた。

その見返りにヴィクターは軍を出し、最初のライカンであるマーカスの双子の弟ウィリアムの捕獲を命じた。

古文書を見せたタニスは、セリーンが目に止めたものが、彼女の父親が建造したウィリアムの牢だと語り、そこで使う鍵がペンダントだったことを思い出す。

それがセリーンの家族が殺された理由で、彼女の父親は、ウィリアムの牢の鍵(ペンダント)を持っていたルシアンの逃亡により、多くを知り過ぎた存在になってしまったとだった。

セリーンは、ウィリアムの牢の場所を知る、唯一人の生存者だった。

ヴィクターは、幼いセリーンが覚えていないと判断するのだが、マーカスは、彼女の血に記憶として残ることを知っていた。

今なぜマーカスが、ウィリアムを捜すのかは不明だったのだが、それを止められる者を、見返りを条件にタニスはセリーンに教える。

その後、タニスの元に現れたマーカスは、牢の二つの鍵の在処を教えるようにと彼を脅す。

マーカスは、それがセリーンの首にかけられ、ヴィクターの体内にあることを知る。

タニスに咬みついたマーカスは、埠頭に停泊している”ロレンゾ・マカロ”の船のことを、彼がセリーンに話したと血の記憶から入手する。

ロレンゾ・マカロ(デレク・ジャコビ)にペンダントを見せたセリーンは、彼が不死者アレクサンドル・コルヴィナスだと気づく。

それを認めたアレクサンドルは、自分の子孫であるマイケルにペンダントを渡す。

セリーンはアレクサンドルに、マーカスの行動を止めさせるための協力を求める。

その時、マーカスの襲撃でマイケルが痛めつけられ、セリーンが立ち向かうもののペンダントは奪われる。

マーカスはセリーンに襲いかかり、彼女の血を飲み、その記憶でウィリアムの牢の場所を知ろうとする。

セリーンは反撃してマーカスは去るが、マイケルは彼女の蘇生にも拘わらず息を引き取る。

マーカスは父アレクサンドルの元に向かい、彼を傷つけてもう一つの鍵を奪う。

アレクサンドルはセリーンを呼び、自分の血を吸わせて、未来が築ける、マーカスを倒すためのパワーを授ける。

セリーンは、マイケルの遺体と共にヘリコプターで飛び立ち、アレクサンドルは爆弾で自ら命を絶つ。

牢に向かったマーカスは、二つの鍵を合体させて扉を開けて内部に入る。

セリーンも、アレクサンドルの部下サミュエル(ジョン・マン)らと共に水没している牢に向かい、マーカスが来ていることを察する。

ウィリアムを解放したマーカスは、セリーンに襲いかかるものの、鍵を奪った彼女に扉を閉められ閉じ込められる。

その頃、混血種として強靱な生命力を有したマイケルは息を吹き返す。

ウィリアムがセリーンらに襲いかかり、サミュエルが殺され、彼女は爆破でそれに対抗する。

セリーンは、ライカンに変身したサミュエルらと戦うことになるが、そこにマイケルが現れて彼女に加勢する。

ウィリアムが二人に襲いかかり、マーカスも扉を開けて脱出し、上空のヘリを墜落させて戦いに加わる。

マイケルがウィリアムを倒し、セリーンは、傷つけられながらもマーカスをヘリのローターめがけて突き飛ばし彼は粉砕する。

やがて日が昇り、セリーンは、それを浴びても無事でいられることに気づく。

そして、戦い終わったセリーンとマイケルは、愛を確かめ合う。


解説 評価 感想 ■

参考:
アンダーワールド(2003)
アンダーワールド:エボリューション(2006)
アンダーワールド:ビギンズ(2009)
アンダーワールド 覚醒(2012)

*(簡略ストー リー)

ヴァンパイアの処刑人セリーンは、家族を謀殺していた長老ビクターへの復讐を果たした。
しかし、そのためにセリーンは同胞からも追われ、初めての混血種となったマイケルだけが味方だった。
セリーンは、長老の一人マーカスに事情を説明するしか方法のない状況だった。
その頃、既にマーカスは復活し、彼はヴィクターにより監禁された双子の弟で、狼族ライカンのウィリアムを救い出そうとする。
マーカスは、ウィリアムの閉じ込められている牢の場所を、自身の血の記憶として知っているはずのセリーンに襲いかかる。
それを逃れたセリーンとマイケルは、マーカスが所持していたペンダントを手に入れる。
そして、そのペンダントを、かつて見た覚えのあるセリーンは、秘密を探ろうとするのだが・・・。
__________

どこか他作でも見たような雰囲気で進行する物語なのだが、イギリス人俳優、そして、それを代表する名優も登場しkて、その重厚な演技なども楽しめる作品。

北米でそれほど受けないことが影響してか、前作の倍以上5000万ドルの製作費をかけたものの、北米興行収入は約6200万ドル、全世界では約1億1100万ドルと、1作目の微増という結果に終わった。

ハリウッドのアメリカ人大物スターが出演していないことが原因かもしれないが、引けを取らないイギリス人スターにこだわるレン・ワイズマンの演出は、作品がヨーロッパを舞台にしているだけに悪くはない。

冷静さを保ち続ける美しいヴァンパイア役ケイト・ベッキンセイルも、前作に比べて銃器の扱いに慣れて隙がなく、逞しくもなってきた。

主人公を支える混血種スコット・スピードマン、本作のキーマンである、最初のヴァンパイア、トニー・カラン、呆気なく姿を消す前作の裏切り者シェーン・ブローリー、ヴァンパイアと狼族ライカンの双子の息子を持つ、人類初の不死者を演じ存在感を見せる名優デレク・ジャコビ、過去の場面で登場するヴァンパイアの統率者ビル・ナイ、牢の秘密を知るスティーヴン・マッキントッシュ、マーカス(T・カラン)の双子の弟でライカンのブライアン・スティール、ヴァンパイアのジータ・ゴロッグ、アレクサンドル(D・ジャコビ)の部下ジョン・マン、ライカンのリーダー、マイケル・シーンなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター