ハッピー・フライト View from the Top (2003) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

田舎町で育った女性が、国際線のスチュワーデスになる夢を叶えようと努力し奮闘する姿を描く、 監督ブルーノ・バレット、主演グウィネス・パルトロークリスティナ・アップルゲイトマーク・ラファロキャンディス・バーゲンマイク・マイヤーズ他共演のロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:ブルーノ・バレット
製作
ブラッド・グレイ

マシュー・ベアー
ボビー・コーエン

製作総指揮
エイミー・スロトニック
ロビー・ブレナー

アラン・C・ブロンクイスト
脚本:エリック・ウォルド
撮影:アフォンソ・ビアト

編集
クリストファー・グリーンバリー

レイ・ハブリー
音楽:セオドア・シャピロ

出演
ドナ・ジェンセン:グウィネス・パルトロー

クリスティン・モンゴメリー:クリスティナ・アップルゲイト
テッド・ステュワート:マーク・ラファロ
サリー・ウェストン:キャンディス・バーゲン
ジョン・ホィットニー:マイク・マイヤーズ
ランディ・ジョーンズ:ジョシュア・マリーナ
スティーヴ・ベンチ:ロブ・ロウ
シェリー:ケリー・プレストン
トミー・ボウレイ:マーク・ブルカス
ジャック:ウェストン:チャド・エヴェレット
搭乗客:ジョージ・ケネディ

アメリカ 映画
配給 ミラマックス

2003年製作 87分
公開
北米:2003年3月21日
日本:2004年4月10日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $15,614,000
世界 $19,526,014


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ネバダ州、シルヴァースプリングス。
小さな町で生まれ育ったドナ・ジェンセン(グウィネス・パルトロー)は、この町を出ることが夢だった。

ドナは、ショッピング・ストアーの副店長である恋人トミー・ボウレイ(マーク・ブルカス)と、誕生日に町を出る約束をしていた。

しかし、ドナはトミーから別れ話を切り出され、田舎暮らしが合っていると言われてショックを受け、仕事を辞めて一人バーに向かう。

その時ドナは、テレビに出演していたサリー・ウェストン(キャンディス・バーゲン)の話に注目する。

テキサスの田舎娘が、いかにして世界一のスチュワーデスになったかが書かれたサリーの著書”My Life in the Sky”を紹介する番組だった。

どんな場所に産まれ惨めな生活をしていても、努力すれば夢が叶うと言うサリーの言葉に、ドナは心を動かされる。

今直ぐ行動に移すことだと言うサリーの著書を読んだドナは、荷物をまとめて旅立つ。

求人広告を見て弱小航空会社”シエラ・エアライン”の面接を受けたドナは、訓練生として採用され、派手な制服を着て初仕事の日を迎える。

ベテラン・スチュワーデスのシェリー(ケリー・プレストン)と共に旧型のプロペラ機に搭乗したドナは、緊張しながら仕事をこなしてコックピットに向かう。

離陸を前に機長は居眠りをしていたが、副操縦士のスティーヴ・ベンチ(ロブ・ロウ)が、問題ないことをドナに伝える。

ところが、始めて飛行機に乗ったドナは取り乱してしまい、失意の内に初フライトを終えて落ち込み、スティーヴに励まされる。

その後、ドナは順調なフライトを続けて、訓練生のクリスティン・モンゴメリー(クリスティナ・アップルゲイト)の指導までするようになる。

休暇をシェリーやクリスティンとハヴァス湖で過ごすドナは、パトロールをするテッド・ステュワート(マーク・ラファロ)と出会う。

テッドは、ドナとクリスティンをボートに乗せて湖を案内する。

弁護士を目指していたテッドは、問題なくその道を歩めたのだが、物足りないものを感じ、自分を幸せにしてくれる何かを求めて生きていることをドナに伝える。

ある日、ドナ、クリスティン、シェリーの三人は、大手航空会社のスチュワーデス達と自分達の違いを実感して愕然とする。

仕事では負けないと言うドナに、以前、倒産した”パンナム”に在籍したことがあるシェリーは、その素晴らしさを語る。

自分達の実力を生かせる場所があると言うドナは、”ロイヤルティ空港”の就職説明会がサンフランシスコであることを二人に伝える。

チャンスだと言うドナに誘われて、クリスティンとシェリーはその気になり、三人は会場に向かう。

担当した風変わりなジョン・ホィットニー(マイク・マイヤーズ)の面接を受けた三人だったが、シェリーは不合格となってしまう。

気落ちするシェリーだったが、ドナとクリスティンを激励する。

訓練生となったドナは、お祝いということでテッドと食事をするが、その後の進展はなく二人は別れる。

研修センターに向かったドナとクリスティンは、訓練教官のジョンに迎えられるが、彼は二人を憶えていなかった。

ドナは、業界ではカリスマ的な存在のサリーが講師だと知り驚き、彼女を知らないクリスティンに著書を見せる。

そこに、サリーに招待されるという連絡があり、ドナら訓練生は彼女の屋敷に向かう。

サリーと夫ジャック(チャド・エヴェレット)に迎えられて食事をしたドナらは、別世界のような空間に驚く。

ドナはサリーに気に入られ、成功の全てがあるという部屋に案内され、必ず夢は実現できると言われる。

翌日からジョンによる研修が始まり、厳しい指導に耐えるドナは優等生となり、ついていけそうもないと嘆くクリスティンを励ます。

クリスティンがサリーの屋敷から石鹸を持ち帰ったことが、会社の倫理違反になることを指摘したドナだったが、クリスティンは気にしなかった。

試験も余裕で終わり、研修終了となったドナは自信をもっていたが、なんと近距離線の配属だった。

信じ難い結果に驚くドナは、成績が悪かったクリスティンが、国際線のニューヨーク勤務となったことでショックを受ける。

納得いかないドナはジョンに抗議するが、意見は受け入れられず、同僚であるゲイのランディ・ジョーンズ(ジョシュア・マリーナ)と共にクリーブランドの近距離線で勤務することになる。

その場で偶然テッドと再会したドナは、彼が法学部に戻り勉強していることを知る。

近距離線では満足できないため、来年の試験をもう一度受けると話すドナは、テッドが、夢を追う女性に出会ったため復学したくなったことを知る。

以前とは違う新鮮な気持ちで付き合える二人は、同居することになる。

しかし、ドナはフライト、テッドは学費稼ぎのバイトですれ違い生活が続く。

それでも関係は良好で、ドナは、クリスマスにテッドの家族に会うことになる。

故郷のネバダの田舎育ちのことなどを気にするドナは不安ではあったが、家族に温かく迎えられ楽しい時間を過ごす。

その後ドナは、緊急着陸で立ち寄ったクリスティンに再会して喜ぶ。

クリスティンをアパートに招きテッドと共に歓迎したドナは、機内の酒などを持ち出している、以前と変わらない品格に欠ける彼女がエリートと認められたことに、やはり納得がいかない。

サリーを訪ねたドナは、試験の採点にミスがあったのではないかという考えを伝える。

その件を調べてくれたサリーのお蔭で、ドナは、クリスティンが自分の解答用紙とすり替えたことを知ることができる。

サリーは、ドナ達を招待した日に、石鹸が盗まれたことを話して憤慨する。

再試験により優秀さが認められれば引っ越すことになると言われたドナだったが、テッドと話し合う必要があると伝える。

決断するべきだとサリーに言われたドナは、後で連絡すると言い残してその場を去る。

サリーは、会社の内部調査課に電話をして、クリスティンの違反が判明した場合の処置を伝える。

フライト中に機内の酒を持ち出したクリスティンは、調査員に呼び止められる。

ドナは、クリスティンの不正と再試験のことをテッドに話し、成績次第ではニューヨーク勤務になるため、戻れないことを伝える。

自分の夢を果たすために留まる訳にはいかないドナは、仕方なくその場を去り再試験を受ける。

ジョンから満点だったことを知らされたドナは、彼に感謝する。

サリーから贈られた制服に身を包んだドナは、初フライトのため国際線の搭乗便に向かう。

そこにクリスティンが現れ、盗みがバレて解雇されたことをドナに伝える。

友好的に別れようとした二人だったが、クリスティンは、調査員が機内にいたことや、近距離線から突然、国際線になったドナに言いがかりをつける。

ドナは、解答用紙のすり替えの件を話し、それを認めたクリスティンにテッドのことを侮辱されたため、二人は格闘になる。

乗客の搭乗が始まり、クリスティンは警備員に取り押さえられながら、ドナを田舎娘と罵倒する。

ドナはそれを気にせず笑顔を見せ、乗客を迎えてパリへと飛び立つ。

ファーストクラスを担当したドナはパリに到着し、セーヌ川を見下ろすホテルの部屋から、サリーに電話して感謝する。

サリーにパリを楽しむよう言われたドナは、夢が叶ったことを実感する。

ニューヨークに戻ったドナは、休む間もなく続くフライトをこなし仕事の充実感は感じるが、それに追われる日々が空虚に思える。

そんな時ドナは、テッドが弁護士となり法律事務所に勤務し始めたことを知る。

クリスマス・シーズンのパリで、恋人達の姿を見たドナは、テッドと過ごした日々を思い出す。

その場でサリーに出くわしたドナは、テッドの話をしたことを憶えているという彼女に、恋しい気持ちを押さえられないと伝える。

会いに行けばいいと言うサリーに、夢を邪魔するものは避けるべきという、著書の忠告に従ったことをドナは話す。

サリーは、機長が必要とする副操縦士のように、恋人は心の支えになると記したと伝える。

すでに手遅れだと言うドナに、夢に向かって努力した時のことを思い出すよう助言されたドナは、沈んでいた心が晴れる。

ニューヨークに向かう予定だったサリーはフライトは自分が代わると伝え、ドナをシカゴ経由でクリーブランドに向かわせる。

制服に着替えたサリーは、ニューヨーク便のフライトを無事にこなす。

テッドの実家に着いたドナは、自分のことが分からない祖母に辛い日々を語る。

祖母が自分の話を聞いていなかったことに気づいたドナだったが、2階から現れたテッドから、それを聞いていたと言われる。

ドナは愛告げて傍にいたいことを伝え、クリーブランドにいて幸せになれることを確認したテッドは、彼女を抱きしめてキスする。

その後、”ロイヤルティ航空”クリーブランド到着便では、機内放送で着陸することが伝えられる。

マイクを握るのは、もう一つの夢を叶えた機長のドナだった。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ネバダ州の田舎で育ったドナ・ジェンセンは、町を出ることだけが夢だった。
恋人に捨てられた失意のドナは、テレビ番組で、どんな場所に産まれ惨めな生活をしていても、努力すれば夢が叶うと視聴者に伝える、世界一のスチュワーデスと言われたサリー・ウェストンの言葉でに心を動かされる。
弱小航空会社”シエラ・エアライン”に入社したドナは、同僚のクリスティンとシェリーと共に上を目指し、”ロイヤルティ航空”の面接を受ける。
シェリーは不合格になるものの、ドナとクリスティンは訓練生となり、教官ジョンによる厳しい研修が始まる。
そして、自信をもって最終試験を終えたドナだったが、近距離線に配属されてしまい、なぜかクリスティンが国際線のニューヨーク勤務となり納得がいかない・・・。
__________

陽気なコメディであり、夢の犠牲になるほろ苦い恋、そして人間性の追求という内容で、肩の凝らない楽しい物語が展開する。

世の人々が憧れるのも納得と言えるようなスーパーモデルのようなスチュワーデスを登場させ、その雰囲気を盛り上げる演出はいかにもアメリカ的なのだが、監督と撮影は、ブラジル出身のブルーノ・バレットアフォンソ・ビアトがそれぞれ担当しているというところが興味深い。

一見、大衆受けする内容、魅力的な出演者にも拘らず、作品の評価は低く、製作費の3000万ドルを全世界でも回収できない結果に終わってしまった。

北米興行収入 $15,614,000
世界 $19,526,014

オスカー女優となり実力派としても認められていた、グウィネス・パルトローのキュートな魅力が際立つ作品でもあり、形振り構わず努力する主人公が夢を叶えるものの、人間性に気づくという役柄が、親しみやすい彼女のイメージに合っている。

主人公の同僚ではあるが彼女を利用するクリスティナ・アップルゲイト、紆余曲折ありながら主人公と結ばれる青年を好演するマーク・ラファロ、伝説のスチュワーデス役のキャンディス・バーゲン、その夫チャド・エヴェレット、風変わりな訓練教官を楽しく演ずるマイク・マイヤーズ、主人公の同僚ジョシュア・マリーナケリー・プレストン、副操縦士ロブ・ロウ、主人公の故郷の恋人マーク・ブルカス、ファーストクラスの乗客ジョージ・ケネディなどが共演している。


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