人生万歳! Whatever Works (2009) 4/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

ロンドンに拠点を移していたウディ・アレンニューヨークで撮った、彼自身の監督40作目になる作品。
冴えない偏屈な老学者と若い女性、またその周辺の人々の奇妙な恋愛模様を描く、ラリー・デヴィッドエヴァン・レイチェル・ウッドパトリシア・クラークソンヘンリー・カヴィル共演のコメディ。


コメディ

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■

監督:ウディ・アレン
製作総指揮
ブラヒム・シウア
ヴァンサン・マラヴァル
製作
レッティ・アロンソン
スティーヴン・テネンバウム
脚本:ウディ・アレン
撮影:ハリス・サヴィデス
編集:アリサ・レプセルター

出演
ボリス・イェルニコフ:ラリー・デヴィッド
メロディ・セント・アン・セレスティン:エヴァン・レイチェル・ウッド
マリエッタ・セレスティン:パトリシア・クラークソン
ランディ・リー・ジェームズ:ヘンリー・カヴィル
ジョン・セレスティン:エド・ベグリーJr.
レオ・ブロックマン:コンリース・ヒル
ジョー:マイケル・マッキーン
ペリー・シングルトン:ジョン・ギャラガーJr.
ヘレナ:ジェシカ・ヘクト
ジェシカ:キャロリン・マコーミック
ハワード・カミングス:クリストファー・エヴァン・ウェルチ
アル・モーゲンスターン:オレク・クルパ

アメリカ 映画
配給 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
2009年製作 91分
公開
北米:2009年6月19日
日本:2010年12月11日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $5,305,622
世界 $35,097,815


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
かつて
ノーベル賞候補にもなった、元コロンビア大学の物理学者ボリス・イェルニコフ(ラリー・デヴィッド)は、今では落ちぶれていた。

ボリスは、友人のジョー(マイケル・マッキーン)らに自論をまくし立てる日々を送っていた。

以前は、妻ジェシカ(キャロリン・マコーミック)と優雅な生活を送っていたボリスだったが、離婚して自殺未遂まで起こした過去がある。

ある夜、ボリスはアパートの前で、ミシシッピ州から来たと言う若い女性メロディ・セント・アン・セレスティン(エヴァン・レイチェル・ウッド)に出会う。

何も食べてないというメロディを、仕方なく部屋に招き入れたボリスは、若いだけで、知性のかけらももない彼女を追い払おうとする。

その後、ボリスは、泊めて欲しいと言うメロディの頼みに折れ、翌日から彼女をニューヨーク見物に連れて行ったりもする。

しかし、ボリスはメロディとの会話などが苦痛になり、彼女を再び追い出そうとする。

ところが、メロディはボリスに好意を示し、結婚の話まで始めたため、彼は面食らってしまう。

犬の散歩代行の仕事を始めたメロディは、ある日、街角で、愛犬の散歩をしていたペリー・シングルトン(ジョン・ギャラガーJr.)に出会う。

メロディとペリーはデートすることになり、ボリスは彼女を厄介払い出来ると思い、ジョー達との時間を過ごす。

帰宅したボリスは、メロディとの偶然の出会いに何かを感じ、なんと彼女との結婚を決意してしまう。

そしてボリスは、微妙に癒されるメロディとの生活を楽しみ始める。

そんな時、メロディの母親マリエッタ(パトリシア・クラークソン)が現れ、娘の夫ボリスを見て卒倒してしまう。

その後、マリエッタは、夫が愛人と逃げて破産したために、家を失ったことをメロディに伝え、気を取り戻しニューヨーク見物を始める。

マリエッタはあるカフェで、俳優のランディ・リー・ジェームズ(ヘンリー・カヴィル)に声をかけられ、彼がメロディに一目惚れしたことを知る。

そのためマリエッタは、偏屈な老人ボリスからメロディを引き離そうとする。

そんなマリエッタを、ボリスの友人である哲学の教授レオ・ブロックマン(コンリース・ヒル)が気に入ってしまい、彼女をデートに誘う。

惹かれ合った二人は、友人アル・モーゲンスターン(オレク・クルパ)と共に三人で暮らし始める。

ボリスとメロディを別れさせようと考えるマリエッタは、彼女をランディと引き合わせる。

そして、ランディの住むボートに誘われたメロディは、彼と愛し合ってしまう。

その後、メロディの父親ジョン(エド・ベグリーJr.)が現れ、写真の個展を開く妻マリエッタの元に向かう。

二人の男性と暮らす変貌したマリエッタに、ジョンは驚いてしまう。

メロディは、他の男性を愛してしまったことをボリスに伝え、彼はそれを素直に理解する。

バーで自棄酒を飲んでいたジョンは、”離婚”したばかりの、ゲイの男性ハワード・カミングス(クリストファー・エヴァン・ウェルチ)と出会い、自分もゲイだと伝え意気投合する。

メロディとランディは愛を深め、ボリスは二度目の自殺を試みるが、犬の散歩をしていた占い師ヘレナ(ジェシカ・ヘクト)の上に落下して失敗する。

ボリスは無傷だったが、骨折したヘレナを見舞い、彼女と食事をする約束をする。

その後、全米ライフル協会会員でもある保守的なジョンは、ハワードと暮らして幸せを掴み、その結果、マリエッタと理解し合うことが出来る。

そして、メロディはランディと、そして、ボリスはヘレナとの偶然の出会いによる幸せを実感する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

かつてノーベル賞候補にもなった物理学者のボリス・イェルニコフは、今では落ちぶれて、友人達などに自論をまくし立てる毎日を送る偏屈な老人だった。
ある日、ボリスの前に、
ミシシッピから来た若い女性メロディが現れ、彼女は、食事と宿泊を求める。
ボリスは、知性のかけらもない彼女を、仕方なく泊めることになる。
その後、メロディは、変人のボリスを嫌うどころか好意を示し、結婚も迫ってしまう。
そしてボリスは、偶然の出会いを直感し、思い切って彼女の愛を受け入れ結婚してしまう。
そんな二人の元に、メロディの母親マリエッタが現れ、彼女も刺激を受けて変貌し、二人の男性との同棲を始める。
メロディをボリスと別れさせようとするマリエッタは、若い俳優ランディを彼女に接近さる。
そして、メロディの父ジョンまで現れ、それぞれの恋、そして幸せは、混迷するかに見えたのだが・・・。
__________

ウディ・アレンが、1970年代に発想した物語で、当時ならば、間違いなく彼が主人公を演じていただろう。

主人公が老人なので、70代半ばの彼に演じてもらいたかった気もするが、ラリー・デヴィッドの、人を食ったような演技と語り口は絶妙であり捨て難い。

批評家の受けは良くなかった作品だが、”故郷”ニューヨークに戻り、その雰囲気を押し付けがましくなく描写する、彼の演出と笑いのセンスは冴えている。

ニューヨークならありかなと思える、ドタバタでは済まされない珍妙な恋愛劇が、主人公の説得力ある言葉で、しっとりとした雰囲気で終わる結末も心地よい。

日本では全く馴染みのない天才コメディアンであり、度を越した偏屈な学者を怪演するラリー・デヴィッド、彼に惹かれてしまう女性を好演するエヴァン・レイチェル・ウッド、その母を愉快に演ずるパトリシア・クラークソン、保守的な父がゲイであったというところが実に可笑しいエド・ベグリーJr.、メロディ(E・R・ウッド)と恋仲になる俳優の青年役ヘンリー・カヴィル、主人公の友人役のマイケル・マッキーン、同じく友人役マリエッタ(P・クラークソン)と暮らすことになるコンリース・ヒル、その友人役のオレク・クルパ、メロディ(E・R・ウッド)とデートする青年ジョン・ギャラガーJr.、主人公の命を助けてパートナー、ジェシカ・ヘクト、元妻のキャロリン・マコーミック、ジョン(E・ベグリーJr.)のパートナー、クリストファー・エヴァン・ウェルチなどが共演している。


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