ホワイトハウス・ダウン White House Down (2013) 3/5 (11)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

アメリカの国会議事堂の爆破と共にテロ集団に占拠されたホワイトハウスに居合わせた議会警察官の、大統領と娘を含めた人質を救おうとする活躍を描く、製作、監督ローランド・エメリッヒ、主演チャニング・テイタムジェイミー・フォックスマギー・ジレンホールジェイソン・クラークリチャード・ジェンキンスジェームズ・ウッズ他共演ののサスペンス・アクション大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ローランド・エメリッヒ
製作
ローランド・エメリッヒ

ブラッド・フィッシャー
ラリー・J・フランコ
レータ・カログリディス
ハラルド・クローサー
ジェームズ・ヴァンダービルト
製作総指揮
リード・キャロリン

ウテ・エメリッヒ
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影:アンナ・フォースター
編集:アダム・ウルフ
音楽
ハラルド・クローサー

トーマス・ワンカー

出演
ジョン・ケイル:チャニング・テイタム

ジェームズ・ソイヤー大統領:ジェイミー・フォックス
キャロル・フィナティ特別警護官:マギー・ジレンホール
エミール・ステンツ:ジェイソン・クラーク
イーライ・ラフェルソン下院議長:リチャード・ジェンキンス
エミリー・ケイル:ジョーイ・キング
マーティン・ウォーカー:ジェームズ・ウッズ
ドニー・ドナルドソン:ニコラス・ライト
スキップ・タイラー:ジミ・シンプソン
アルヴィン・ハモンド副大統領:マイケル・マーフィー
メラニー:ラシェル・ルフェーブル
コールフィールド将軍:ランス・レディック
ケラーマン:マット・クレイヴン
キリック:ケヴィン・ランキン
テッド・ホープ:ジェイク・ウェバー

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2013年製作 131分
公開
北米:2013年6月26日
日本:2013年8月16日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $73,103,784
世界 $205,366,737


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ワシントンD.C.
アメリカ大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)は、キャロル・フィナティ特別警護官/シークレットサービス(マギー・ジレンホール)らと共に”マリーンワン”でホワイトハウスに到着する。

元軍人で”合衆国議会警察”のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、同僚のケラーマン(マット・クレイヴン)と共にイーライ・ラフェルソン下院議長(リチャード・ジェンキンス)の警護を務め国会議事堂に向かう。

引退を控える大統領警護隊主任のマーティン・ウォーカー(ジェームズ・ウッズ)は、星条旗のバッジを外し、戦死した息子の写真を見ながら、ある思いを胸にホワイトハウスに向かう。

ラフェルソンの警護を終えたケイルは、アルヴィン・ハモンド副大統領(マイケル・マーフィー)の秘書に近づき、知人である彼女にシークレットサービス採用面接の手配を頼む。

ケイルは、別れた妻メラニー(ラシェル・ルフェーブル)と暮らす大統領のファンである娘エミリー(ジョーイ・キング)のためにホワイトハウスの入館パスも加えて頼む。

その頃、国会議事堂内で、不審な男が行動を開始する。

エミリーと過ごすために迎えに行ったケイルは、旗振りの発表会を見に行かなかったため、まともに口もきいてくれない彼女に戸惑いながら、ホワイトハウスの入館パスを見せる。

驚くエミリーとホワイトハウスに到着したケイルは、警護官試験を担当するフィナティに会い、彼女が知人だったっために驚く。

面接を始めたケイルだったが、彼の過去を知るフィナティは、厳しい目で判断を下し採用は見送られる。

それをエミリーには言えず受かるだろうと伝えたケイルは、彼女と共に館内のツアーに参加する。

フィナティ他スタッフを集めたウォーカーは、当日の警護についてを確認し、用意されたケーキで引退を祝福される。

ウォーカーは、働きづめのフィナティに、自分と同じような人生を歩むなと助言し、帰宅して休むよう指示する。

ツアー・ガイドのドニー・ドナルドソン(ニコラス・ライト)と共に行動するケイルは、大統領専用シアターをチェックする業者エミール・ステンツ(ジェイソン・クラーク)らの作業を気にする。

直後にソイヤー大統領が現れ、エミリーは興奮して声をかけ、”YouTube”にアップするための映像を撮り質問をする。

平和主義者のソイヤーに厳しく問いかけたエミリーは、丁寧に答える大統領に接して感激する。

エミリーに警護官になる父だと紹介されたケイルは、娘に嘘はつくなとソイヤーに忠告される。

ソイヤーは、執務室に共に向かったウォーカーに、息子の戦死は国のための犠牲だと言われる。

国会議事堂
清掃作業員に扮した男が、中央ホールに運んだ爆弾が爆発する。

帰宅途中のフィナティはそれに気づいて車を降り、警護官ケラーマンは、ラフェルソンの無事を確認する。

ホワイトハウス
ウォーカーは執務室を封鎖し、ホームシアターのステンツらは行動を開始して、警備員を殺し館内を制圧しようとする。

異変に気付いたケイルは、トイレに行ったエミリーと連絡が取れなくなる。

エミリーは銃を乱射するステンツらに怯えながらも、その様子を映像に撮る。

過激派キリック(ケヴィン・ランキン)らも到着し、ツアー客が待機していた部屋に向かい抵抗者を射殺する。

ケイルは、殺された警護官の銃を奪いその場から逃れる。

到着寸前のマリーンワンは攻撃を受け、ウォーカーは地下の”PEOC”(大統領危機管理センター)にソイヤーを避難させようとする。

国会議事堂
フィナティは、”エアフォース・ワン”に向かうアルヴィン・ハモンド副大統領(マイケル・マーフィー)の所在とラフェルソンの無事を確認する。

PEOCに着いたウォーカーは部下らを射殺し、ソイヤーにも銃を向けるのだが、敵を倒したケイルが現れる。

ソイヤーを救ったケイルは、ステンツらに襲われながらもその場を逃れてエレベーターの上に潜む。

ケイルとソイヤーは、エレベーターに乗ったウォーカーとステンツの会話を聞く。

ソイヤーは、ウォーカーが戦死した息子の恨みだけで行動しているとは思えず、何かを企んでいると考える。

ウォーカーらは待機していた閣僚の元に向かい、ステンツが国防長官を射殺する。

ペンタゴン
ラフェルソンを伴ったフィナティは、統合参謀本部副議長コールフィールド将軍(ランス・レディック)に迎えられ対策を考える。

ホワイトハウス周辺は混乱し、軍隊が配備されやマスコミ関係者や野次馬が押し掛ける。

ハッカーのスキップ・タイラー(ジミ・シンプソン)は、館内のシステムを制御する。

犯人らの映像をネット上にアップしたエミリーだったが、キリックに捕えられてしまう。

ケイルとソイヤーは、館内に運び込まれた対洗車ミサイル”ジャベリン”を確認する。

副大統領ハモンドは、ホワイトハウス奪還が困難な現状で大統領権限継承を検討し始め、フィナティが犯人との対話を試みる。

占拠したのがウォーカーだと知ったフィナティは驚き、連邦準備銀行の4億ドルを用意して、輸送機”C-17”の準備を要求される。

ウォーカーは、それを拒めば閣僚を殺害すると言って脅し、フィナティは大統領の生存だけを確認して、ウォーカーの妻を呼ぶよう指示する。

ソイヤーは、イランの核情報収集部隊として参加した息子が死んだウォーカーには黒幕がいて、軍事産業関連企業などが絡む陰謀だとケイルに考えを伝える。

寝室に向かったソイヤーから電話を渡されたケイルは、副大統領ハモンドの秘書に電話をかける。

秘書は信用しなかったが、ソイヤーが電話に出てそれがハモンドとペンタゴンに伝わる。

フィナティは、地下に向かい”マリリン・モンロー”の秘密の通路から脱出するようケイルに指示する。

現れた敵を倒し武器を奪ったケイルとソイヤーは、それをフィナティに伝える。

エミリーがアップした映像がニュースで流れているという報告を受け、それを知ったケイルは動揺し、ソイヤーは彼を落ち着かせる。

ソイヤーに衛星電話を渡したことを想いだしたウォーカーは、彼らの居場所を知りその場に向かう。

その場で映像の件を知ったステンツは、エミリーの元に向かい、彼女から携帯電話を奪い脅す。

ペンタゴン
犯人の正体が判明し、右翼の犯罪者キリックや元NSA局員のハッカー、タイラー、元”デルタフォース”ステンツのCIAの工作活動が、ソイヤー政権下で活動停止になったことなども分かる。

ウォーカーは、キッチンの昇降エレベーターに潜んでいたケイルとソイヤーを逃がしてしまい、その後、発作でうずくまる。

地下通路に向かったケイルは、エミリーを捜すためにその場に残ることをソイヤーに伝えて別れる。

ところが、タイラーが設置した探知機で二人は見つかり、攻撃を受けながらその場を逃れようとする。

フィナティは、大統領権限を失う恐れがあるソイヤーを早急に脱出させるようケイルに指示する。

駐車場の大統領専用リムジンで館内から脱出した二人だったが、鋼鉄製のフェンスは突破できないため敷地内を走り回る。

ステンツらの追跡と攻撃を受けながら、ソイヤーは搭載されていたロケット弾でフェンスを破壊する。

しかし、キリックがエミリーをベランダに連れ出し、それを知ったケイルは動揺する。

リムジンはロケット弾攻撃を受けて、横転しながらプールに落下し、ケイルとソイヤーはウォーカーらに捕えられそうになる。

相手が自分を殺す気がないと判断したソイヤーは、ケイルに銃を向けさせ、手榴弾を渡された彼はそれを投げ捨てて、人はその場を逃れる。

ゲストハウスに逃げ込んだ二人だったが、攻撃を受けてその場は爆破されてしまい、ウォーカーは彼らが地下に逃げたことを知る。

ハモンドは大統領権限を継承し、核兵器発射装置がリセットされ、ソイヤー大統領の死が報道される。

ウォーカーの妻から、彼が末期癌だと知らされたフィナティは、ホワイトハウスに電話をつなぐ。

妻に癌のことを伝えたと言われ、行動を止めるよう説得されたウォーカーだったが、彼女に息子のためだと伝える。

それを知った妻は、息子のためであればウォーカーを許すと言ってその場を立ち去る。

フィナティは、コールフィールド将軍から任務は終わったと言われるものの、犯人らの情報を詳細に調べようとする。

爆発で傷を負ったソイヤーを手当てしたケイルは、エミリーが、自分を戦地から帰還させた大統領のファンになった経緯などを語る。

ソイヤーは国のために尽くすことを話し、ケイルにはエミリーの英雄に成り得ることを伝える。

攻撃ヘリコプター”ブラックホーク”三機の人質救出強行作戦が開始され、それを知ったケイルはエミリーを救おうとする。

攻撃を受けたヘリ二機は撃墜され、もう一機をにミサイルを向けたステンツにケイルは襲い掛かる。

銃撃されたケイルはその場を逃れるが、ステンツは彼が落した入館パスを確認して、捕えたエミリーが娘だと知る。

ウォーカーの指示を受けたタイラーは、”NORAD”(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)のシステムに侵入してミサイルを発射し”エアフォース・ワン”を撃墜する。

ペンタゴン
それを知らされたラフェルソンは、大統領権限を継承する。

ウォーカーが、ミサイル発射システムを掌握していることをコールフィールドから知らされたラフェルソンは、現状を考えホワイトハウス空爆を命ずる。

ステンツはウォーカーの元にエミリーを連れて行き、二人は彼女を殺すと言ってソイヤーを投降させる。

フィナティに連絡したケイルは、ソイヤーが捕えられたことを伝え空爆を知らされるものの、残り時間が8分だと確認してエミリーを救おうとする。

ウォーカーは、核発射装置を作動させてイランを攻撃するようエミリーに銃を向けてソイヤーに迫る。

ケイルは”リンカーンの寝室”に火を放ち現れた敵を倒すが、キリックに襲われそうになる。

そこにガイドのドナルドソンが現れ、ホワイトハウスを壊したキリックを怒りを込めて叩きのめす。

金が目当てだった傭兵は、ウォーカーらが騙したことを知るが、愛国心を強調する彼に殺される。

襲い掛かったソイヤーを殴り倒したウォーカーは、強引に装置を作動させてミサイル発射コードを入力する。

ドナルドソンはツアー客を建物の外に避難させ、ケイルはステンツに襲われる。

抵抗しようとしたソイヤーは、ウォーカーに撃たれてしまう。

ラフェルソンの命令を受けた戦闘機”F-22/ラプター”は、ホワイトハウスに向かう。

ケイルは、格闘の末にステンツを爆死させて、執務室に車で突っ込み、最後のコードを入力しようとするウォーカーを射殺する。

エミリーに空爆があるため逃げるよう伝えたケイルは、その場に残りソイヤーを捜す。

大統領旗を手にして外に出たエミリーは、それを降り始めて攻撃を阻止しようとする。

ラフェルソンは攻撃中止命令を出せなかったが、パイロットは独自の判断で空爆を中止する。

エミリーは、その場に来ていた母メラニーと抱き合い英雄として称えられる。

ソイヤーの生存を確認したケイルは、エミリーの姿をテレビで見て安堵する。

ケイルは、妻から贈られたリンカーンの懐中時計に弾丸が当たり助かったことをソイヤーから知らされ、娘を守ってくれたことを感謝する。

犯人達の資料を渡されたフィナティは、ウォーカーが傭兵達を雇ったのではないことを知らされ、発射コードを知る黒幕が誰であるかを悟る。

エミリーと抱き合ったケイルは、その場に到着したラフェルソンにソイヤーが死亡したことを伝える。

ケイルはラフェルソンの企みを暴き、それを無視する彼の前にソイヤーが現れる。

ソイヤーは、軍需産業と組んで企んだラフェルソンの考えを非難し彼を逮捕させる。

フィナティに感謝されたケイルは、ゾイヤーから特別警護官に指名され、エミリーも誘いマリーンワンに搭乗する。

ソイヤーは、自分が提唱する平和プランに、イランロシアイスラエルフランスなど各国が同意することを知らされる。

同乗したフィナティは、大統領の命令で特別飛行をするようパイロットに指示する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ホワイトハウス
元軍人の議会警察官ジョン・ケイルは、大統領のソイヤーのファンである娘エミリーを連れてツアーに参加する。
大統領特別警護官主任ウォーカーは、引退を控えていたが、息子を戦地で失ったことを理由に、ある行動を開始する。
国会議事堂の爆破と共に、ウォーカーは傭兵を従えてホワイトハウスを占拠し大統領を拘束する。
しかし、それに気づいたケイルは、武器を奪いその場を逃れ、別れたエミリーを捜そうとする。
非常事態となり、大統領権限を継承する副大統領ハモンドと下院議長のラフェルソンは身柄を保護される。
ウォーカーを攻撃しソイヤーを救い出したケイルは、エミリーを捜しながら、大統領を脱出させようと考えるのだが・・・。
__________

良くも悪くもローランド・エメリッヒらしい、とにかくあらゆることを盛り込んだ、満腹感を味わえる作品ではある。

”荒唐無稽”がトレードマークのようなローランド・
エメリッヒ
の本領発揮と言ったところであり、割り切って観れば楽しめるのだが、もう好きにしてくれ・・・という感じの内容を、圧巻と見るか呆気にとられるかで賛否は分かれるだろう。

相当ハチャメチャな内容でもほとんどメガ・ヒットを続けていたローランド・エメリッヒだったが、北米の興行収入は約7300万ドルで、製作費1億5000万ドルの半分も回収できず、全世界でも約2億ドルで、成功したかというのは微妙なところだ。

3カ月前に公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」(2013)を更にパワーアップしたような作品なのだが、ホワイトハウスの警備網をいかにして破るか、都合のよいように描かれているだけとしか言えない。

しかし、製作者側はそんなことは承知であるはずで、世界最強の警備であるホワイトハウスが”陥落”する姿が人々に受けるという単純な考えに沿った企画なのだろう。

緊迫感溢れる展開の中で、少々ユーモアを取り入れる工夫などがみられる。
クライマックスで、主人公の娘が大統領旗を振る場面は思わず噴出しそうになったのだが、なぜか妙に感動してしまったりもする。

大統領権限が一気に2段階進んでしまうというとんでもない展開に発展する内容は、その仕組みを理解する上で非常に興味深い。

下院議長の警護官(というより送迎係)は、平民からすれば立派な仕事だと思うが、大統領のファンだという娘のために上を狙う、主人公を熱演するチャニング・テイタム、平和主義者として、それを強調するためにめがねをかけたり、スニーカーを履いたりしてユーモアも見せる大統領ジェイミー・フォックス、こんな警護官がいれば頼もしいとも思える、その典型のようなマギー・ジレンホール、テロ傭兵軍団のリーダー、ジェイソン・クラーク下院議長リチャード・ジェンキンス、物語のキーパーソンの一人で主人公の娘のジョーイ・キング、愛国者として立ち上がるテロを指揮する大統領警護隊主任ジェームズ・ウッズホワイトハウスのツアー・ガイドのニコラス・ライト、ハッカーのジミ・シンプソン、副大統領マイケル・マーフィー、主人公の元妻ラシェル・ルフェーブル統合参謀本部副議長ランス・レディック、主人公の同僚役マット・クレイヴン、犯人一味の過激派ケヴィン・ランキン、特別警護官ジェイク・ウェバーなどが共演している。


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