ロジャー・ラビット Who Framed Roger Rabbit (1988) 3.5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

アニメーション/トゥーンの人気者と人間の探偵の活躍を実写とアニメーションの合成で描く、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、監督ロバート・ゼメキス、主演ボブ・ホスキンスクリストファー・ロイドチャールズ・フライシャーキャスリーン・ターナーエイミー・アーヴィング他共演ファンタジー・コメディ。


コメディ


スタッフ キャスト ■

監督
ロバート・ゼメキス

リチャード・ウィリアムス(アニメーション)
製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ

キャスリーン・ケネディ
製作
フランク・マーシャル

ロバート・ワッツ
脚本
ジェフリー・プライス

ピーター・シーマン
撮影:ディーン・カンディ
編集:アーサー・シュミット
美術・装置
エリオット・スコット

ピーター・ハウイット
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
エディ・ヴァリアント:ボブ・ホスキンス

ドゥーム判事:クリストファー・ロイド
ロジャー・ラビット:チャールズ・フライシャー
ジェシカ・ラビット:キャスリーン・ターナー/エイミー・アーヴィング
ドロレス:ジョアンナ・キャシディ
マービン・アクメ:スタッビー・ケイ
R.K.マルーン:アラン・ティルヴァーン
サンティーノ警部補:リチャード・ルパーメンティア

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

1988年製作 103分
公開
北米:1988年6月22日
日本:1988年12月3日
製作費 $70,000,000
北米興行収入 $154,222,492
世界 $349,200,000


アカデミー賞 ■

第61回アカデミー賞
・受賞
編集・音響編集・視覚効果賞
特別賞
・ノミネート
撮影・録音・美術賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1947年、ハリウッド
アニメーション/トゥーンの登場人物の住む町”トゥーンタウン”の、トゥーン・スタジオのオーナー、R.K.マルーン(アラン・ティルヴァーン)は、私立探偵エディ・ヴァリアント(ボブ・ホスキンス)を呼び寄せる。

スタジオのトゥーンの人気者ロジャー・ラビット(チャールズ・フライシャー)の妻ジェシカ(キャスリーン・ターナー)が浮気をして、彼が仕事に身が入らないということだった。

マルーンは、ジェシカの浮気現場の写真をロジャーに見せれば、彼も目を覚ますだろうと考え、その仕事をヴァリアントに依頼する。

それを断るエディだったが、仕方なく100ドルと必要経費でそれを受ける。

ターミナル・バーのウエイトレスで、恋人ドロレス(ジョアンナ・キャシディ)からカメラを借りたエディは、ナイト・クラブの歌手ジェシカの元に向かう。

エディはクラブで、アニメーション映画の小道具担当を引き受け、ジェシカにぞっこんのオモチャ会社社長マービン・アクメ(スタッビー・ケイ)に出くわす。

そして、ステージに上がったジェシカを見て、エディはその妖艶な姿に魅了されてしまう。

その後、アクメがジェシカの楽屋に入り、それを探っていたエディは建物から放り出されてしまう。

エディは、アクメと親しげなジェシカの写真を撮り、マルーンの元に向かい、ロジャーにもそれを見せる。

写真を見たロジャーは、目を覚ますどころかショックを受けて愕然としてしまい、その後、取り乱して消え去ってしまう。

トゥーンタウンで命を落とした弟のことを思い出しながら、オフィスで一夜を明かしてしまったエディは、翌朝、現れたサンティーノ警部補(リチャード・ルパーメンティア)に起こされる。

アクメの工場に連れて行かれたエディは、ロジャーの仕業と思われる、ピアノの下敷きになったアクメの殺害事件現場を見せられる。

エディは、そこに現れたジェシカに、写真のことで平手打ちを食らわされる。

さらに、金をばらまいて判事に当選したと言われる、ドゥーム(クリストファー・ロイド)に探りを入れられ、彼がトゥーンを葬る溶解液”ディップ”を作っていたことなども知らされる。

オフィスに戻ったエディは、入り口にいたロジャーの共演者ベビー・ハーマンに話しかけられる。

ハーマンは、ロジャーが犯人でないことと、アクメが遺言状を持っていたことをエディに伝えるが、彼はそれを信じない。

そかし、アクメの写真を調べたエディは、彼のポケットに遺言状が入っているのを確認する。

その後、ロジャーがその場に隠れていたことを知ったエディは驚くが、そこに、ドゥーム判事が雇ったイタチのパトロールが現れる。

何とか彼らから逃れたエディは、ロジャーを連れてドロレスのバーに向かう。

エディはロジャーに、マルーンがトゥーンタウンを我が物にするため、アクメを殺したという推理を立てる。

ロジャーをドロレスに預け、オフィスに戻ったエディは、その場に現れたジェシカから、 マローンに強請られて、わざとアクメとの写真を撮らせたことを語る。

ジェシカは、夫ロジャーを助けるためなら何でもすると、エディを頼りにしていることを告げて、その場を立ち去る。

それを目撃してしまったドロレスは嫉妬するが、エディは彼女をなだめる。

そしてエディは、トゥーンタウンを手に入れようとしているのはマルーンではなく、クローバーリーフ社だということを知る。

さらにエディは、その日の深夜までにアクメの遺言状が見つからなければ、トゥーンタウンが奪われることもドロレスから聞かされる。

それを盗み聞きしていたイタチのパトロールは、ドゥーム判事に連絡を入れ、判事はドロレスのバーに現れる。

ドゥームはロジャーを捕らえ、彼をディップ(溶解液)で抹殺しようとする。

エディは、最後の望みでロジャーに酒を渡し、それを飲んだ彼は興奮して、その隙に逃亡する。

通りに出たエディとロジャーは、トゥーンのタクシー、ベニー・ザ・キャブで逃走し、それをイタチのパトロールが追う。

彼らから逃れた二人は映画館に身を潜め、いつも不機嫌な理由をロジャーに聞かれたエディは、彼に弟がトゥーンに殺されたことを伝える。

その場で流されたニュース・フィルムで、エディはマルーンがクローバーリーフ社に、スタジオを売却したことを知り、彼のオフィスでそれを問い詰める。

スタジオ売却はアクメの土地を含めたことなので、マルーンは彼を陥れようと企んだのだった。

その頃、ロジャーはジェシカに捕らえられ、マルーンはエディの目の前で何者かに殺害されてしまう。

走り去ったジェシカが犯人だと考え、エディはトゥーンタウンに逃げ込んだ彼女を、覚悟を決めて追う。

現れたジェシカは、マルーンを殺したのはドゥームで、トゥーンタウンを狙っているのも彼だということをエディに伝える。

しかし、二人はドゥームに捕らえられてアクメの工場に向かい、彼が設計した巨大なディップ(溶解液)の装置を見せられる。

そしてドゥームは、路面電車を廃止してフリーウェイを作り、その周辺の開発計画を語る。

そのために、ドゥームがマルーンとアクメを殺したことを知ったエディだったが、そこにロジャーが現れる。

簡単に捕らえられたロジャーとジェシカは、ドゥームにディップで殺されそうになるが、エディがそれに立ちはだかる。

エディとドゥームは一騎打ちになるが、スチームローラーに押し潰されたドゥームはトゥーンで、エディの弟を殺した犯人だったことが分かる。

ドゥームはエディを殺そうとするが、噴出した大量のディップに浸かって解けてしまう。

ディップを消火栓の水で洗い流したエディは、ロジャーとジェシカを救い、そこに、ドロレスとサンティーノ警部補が現れる。

白紙だったアクメの遺言状は、彼の特殊インクで書かれた文字が浮かび上がり、トゥーンタウンはトゥーン達に遺すと書かれていた。

そしてエディは、ロジャーに強烈なキスをして、トゥーン達は自分達の勝利を祝う。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

トゥーンタウン。
人気者ロジャー・ラビットは、妻ジェシカの浮気が気になり仕事に身が入らない。
スタジオ・オーナーのマルーンは、私立探偵エディ・ヴァリアントを雇い、ジェシカの浮気現場の写真を撮らせてロジャーに刺激を与えようとする。
ところが、エディが写真をロジャーに見せた直後に、ジェシカの浮気相手で、トゥーンタウンのオモチャ工場社長アクメは殺害されてしまう。
悪徳判事ドゥームは、嫉妬したロジャーの犯行と考え彼を捜すものの、エディは犯人が別にいてアクメが遺言状を持っていたことを知る・・・。
__________

バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1984)でブレイクしたロバート・ゼメキスが監督して、スティーヴン・スピルバーグの協力などを得て、当時の先端技術を駆使して製作された実写・アニメーション映画の画期的な作品で、今見てもその仕上がりの素晴らしさは衰えることがない。

ロバート・ゼメキスの、スピード感溢れる無駄のない演出も圧巻だ。

7000万ドルの製作費をかけた作品は、北米で約1億5400万ドルの興行収入となり、全世界では3億5000万ドルに迫る大ヒットとなった。

第61回アカデミー賞では、編集、音響視覚効果賞を受賞し、その見事なアニメーションを担当したリチャード・ウィリアムスは特別賞を受賞した。
・ノミネート
撮影・録音・美術賞

第二次大戦直後の時代設定ではあるが、舞台となるハリウッドには、戦争に疲弊した市民の表情もなく、アメリカを代表するアニメのキャラクターが総出演するファンタジックな内容は、子供から大人まで、全ての世代に受け入れられる楽しい作品となっている。

実写のキャラクターも主演の探偵ボブ・ホスキンスや黒幕の悪徳判事役のクリストファー・ロイド(実はトゥーン)などがどことなくアニメチックでもあり、笑いを無理矢理に誘おうとしない二人の絶妙な演技が、たまらなく可笑しい。

ロジャー・ラビット(声)のチャールズ・フライシャー、その妻ジェシカ(声)のキャスリーン・ターナー、(歌)エイミー・アーヴィング、主人公の恋人ジョアンナ・キャシディ、ジェシカの浮気相手スタッビー・ケイ、スタジオの社長アラン・ティルヴァーン、警部補のリチャード・ルパーメンティアなどが共演している。


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