ワイルド・ビル Wild Bill (1995) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

アメリカ西部開拓時代に名を残したガンマン、ジェームズ・バトラー”ワイルド・ビル”ヒコックの死までの数日間を描く、製作リチャード・D・ザナック、監督、脚本ウォルター・ヒル、主演ジェフ・ブリッジスエレン・バーキンジョン・ハートダイアン・レインキース・キャラダインデヴィッド・アークエット他共演の西部劇。


西部劇


スタッフ キャスト ■

監督:ウォルター・ヒル
製作
リチャード・D・ザナック
リリ・フィニー・ザナック
原作:ピート・デクスター”Deadwood”
原作戯曲:トーマス・ベイブ”Fathers and Sons”
脚本:ウォルター・ヒル
撮影:ロイド・エイハーン二世
編集:フリーマン・A・デイヴィース
音楽:ヴァン・ダイク・パークス

出演
ジェームズ・バトラー”ワイルド・ビル”ヒコックジェフ・ブリッジス
カラミティ・ジェーンエレン・バーキン
チャールズ”チャーリー”プリンス/ナレーター:ジョン・ハート
スザンナ・ムーア:ダイアン・レイン
バッファロー・ビルキース・キャラダイン
ジャック・マッコールデヴィッド・アークエット
ラーレイン・ニュウコム:クリスティナ・アップルゲイト
ウィル・プラマー:ブルース・ダーン
カリフォルニア・ジョー:ジェームズ・ギャモン
牧師:マージョー・ゴートナー
ドニー・ロニガン:ジェームズ・レマー
ソング・ルュー:カレン・ヒューイ
スー族の酋長:スティーヴ・リーヴィス
デイヴ・トゥット:ロバート・ノット
カール・マン:リー・デ・ブロ

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1995年製作 98分
公開
北米:1995年12月1日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $2,167,808


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1876年8月。
ジェームズ・バトラー”ワイルド・ビル”ヒコックの葬儀が行われ、恋仲だったカラミティ・ジェーン(エレン・バーキン)と友人チャールズ”チャーリー”プリンス(ジョン・ハート)は、その死を悲しむ。
_____

1872年。
ハンターからガンマン、また連邦保安官となり、その後辞職したワイルド・ビル(ジェフ・ブリッジス)は、バッファロー・ビル(キース・キャラダイン)が主催する”Wild West Shows”に参加する。

1875年、ミズーリ州、カンザスシティ
ビルは目の診察を受けて緑内障の進行と失明の可能性があると診断される。

1876年7月、ワイオミング州、シャイアン
イギリス人チャーリーと共に酒とカードに溺れる日々を送っていたビルは、かつて兄を殺されて足を撃たれ、車いす生活を送るウィル・プラマー(ブルース・ダーン)に決闘を挑まれる。

通りで待ち構えりるウィルに立ち向かったビルは、相手を容赦なく射殺する。

1876年8月、ダコタ準州デッドウッド
ビルは、金鉱発見で湧く活気ある町にチャーリーと共に移り住む。

かつて恋仲でもあったガンマンのカラミティ・ジェーン(エレン・バーキン)や旧友カリフォルニア・ジョー(ジェームズ・ギャモン)に歓迎されたビルは酒場に向かう。

その場でビルは、自分に個人的な恨みを持ち殺すと粋がる青年ジャック・マッコール(デヴィッド・アークエット)を威嚇する。

ジャックは店からつまみ出されるが、その後、娼婦ラーレイン・ニュウコム(クリスティナ・アップルゲイト)と過ごしながら、尚もビルの命を狙うことを考える。

ラーレインの情報で、ジャックビルアヘンを吸いに行く中国人の店を知る。

翌日、騒動を起こしてジョーにビルの元に連れて行かれたジャックは、愛したはずの自分の母親スザンナ・ムーア(ダイアン・レイン)へのビルの仕打ちに対して恨みを持つことを伝える。

ビルは、ジャックを町から連れ出すようジョーに支持して彼を殴り倒す。

母スザンナにこの件を話すなとビルに言われたジャックは、彼女が1年前に死んだことを伝えてその場を去る。

ジャックの考えはたちまち町に広がり、殺し屋ドニー・ロニガン(ジェームズ・レマー)が報酬目当てで彼に接触する。

その後ビルは、スザンナと愛し合っていた時のことを想い起す。

アヘンを吸い放心状態のビルを襲ったジャックだったが、中国人に邪魔されてしまい、彼はロニガンらを雇うことを決める。

酒場のジェーンの元に向かったビルは、アヘンを吸い悪夢を見たことを伝える。

ビルは、未熟な青年のジャックを警戒し、スザンナが素晴らしい女性だったが、ジェーンの魅力についても触れて愛し合う。

その場に押し入ったジャックらは、ビルジェーン、チャーリー、ジョーにも銃を向ける。

チャーリーにジャックに対して謝罪するべきだと説得されたビルだったが、彼はそれを拒む。

仕方なくチャーリーは、ビルを許すようジャックに迫るが、殺し屋に殴られてしまう。

夜が明け、カードを手にするビルは、様々な苦難の日々を送り精神を病んでしまったスザンナを病院に見舞った際のことを想い出す。

周囲の雑音に苛立ったビルは、銃に弾を一発だけ込めて渡せば自分で命を絶つと言い放つ。

ジャックビルに銃を渡すが、弾は込められていなかった。

ビルは銃を投げ捨て、ジャックは彼に銃を向けるものの今回も撃てなかった。

ロニガンがビルを撃とうとするが彼もそれを諦め、ジャックらはその場を去る。

部屋に向かったジェーンは銃を手にして戻り、それを渡されたビルジャックの元に向かいロニガンらを射殺する。

ビルジャックの銃を奪い、スザンナに免じて殺さずに逃がすことを伝え、町を出るよう指示する。

酒を飲みたいというジャックの要望を聞いたビルは、心配するジェーンの話も聞かずチャーリーやジョーとポーカーを楽しむ。

その時、ジャックは隠し持っていた銃を取り出し、背後からビルを射殺する。
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ジャック・マッコールは、ワイルド・ビルを殺した罪で1877年3月3日処刑された。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1876年8月、ダコタ準州デッドウッド
ハンターからガンマン、また連邦保安官となり、その後、酒とカードに溺れる日々を送るジェームズ・バトラー”ワイルド・ビル”ヒコックは、イギリス人の友人チャーリーと共にこの町に移り住む。
かつて恋仲だったガンマンのカラミティ・ジェーンに歓迎された
ビルだったが、自分に恨みを持つという青年ジャック・マッコールに命を狙われる。
ビルジャックを相手にしなかったのだが、彼が、かつて愛した女性スザンナの息子だと知る。
ジャックは格の違うビルに威嚇されるものの、彼の命を奪う計画を立てる・・・
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既に西部劇が廃れていた1990年代半ば、かつての正統派西部劇の雰囲気をうまく表現しつつ、ウォルター・ヒルの力感溢れる歯切れのいい演出が楽しめるまずまずの仕上がりの作品。

上記の通り、セットや衣装などもなかなか凝っている作品で、一瞬で決着がつくガンプレーや、そのガンさばきなどの描写も注目だ。

当時のガンマン特有の暴挙に近いヒーロー像を、抑え気味の演技で演ずる主人公バッファロー・ビル役のジェフ・ブリッジスの好演は光る。

3000万ドルをかけた作品ではあるが、興行的には成功しなかった。
*北米興行収入 $2,167,808

やや無理がある役柄が気になるものの無難にカラミティ・ジェーンを演ずるエレン・バーキン、ナレーターを兼ねる主人公の友人ジョン・ハート、夢やイメージでしか登場しない、主人公の元恋人ダイアン・レイン、その息子で主人公への恨みを果たすジャック・マッコール役のデヴィッド・アークエット、主人公が参加した”Wild West Shows”の興行主バッファロー・ビル役のキース・キャラダイン、娼婦クリスティナ・アップルゲイト、主人公に決闘を挑むブルース・ダーン、主人公の旧友ジェームズ・ギャモン、殺し屋ジェームズ・レマー、牧師マージョー・ゴートナースー族の酋長スティーヴ・リーヴィスなどが共演している。


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