ワイルド・ワイルド・ウエスト Wild Wild West (1999) 3.5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1965-1969年にCBSで放映された、同名テレビ番組を基に製作された作品。
新兵器を開発して国を支配しようとする、科学者を倒す任務を大統領から受けた陸軍大尉と発明家の連邦保安官の活躍を描く、製作、監督バリー・ソネンフェルドウィル・スミスケヴィン・クラインケネス・ブラナーサルマ・ハエック他共演のアクション・ウエスタン・コメディ。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:バリー・ソネンフェルド
製作総指揮
ビル・トッドマンJr.

ジョエル・サイモン
キム・ルマスターズ
トレイシー・グレイザー
バリー・ジョセフソン
製作
ジョン・ピーターズ

バリー・ソネンフェルド
原作
ジム・トーマス

ジョン・トーマス
脚本
S・S・ウイルソン

ブレント・マドック
ジェフリー・プライス
ピーター・S・シーマン
撮影:ミヒャエル・バルハウス
編集:ジム・ミラー
音楽:エルマー・バーンスタイン

出演
ジェームス・T・ウエスト大尉:ウィル・スミス

アーティマス・ゴードン連邦保安官/グラント大統領ケヴィン・クライン
アーリス・ラヴレス博士:ケネス・ブラナー
リタ・エスコバー:サルマ・ハエック
”ブラッドバス”マグラス将軍:テッド・レビン
コールマン:M・エメット・ウォルシュ
アマゾニア:フレデリック・ヴァン・デア・ヴァル
ミュニーシア:ムゼッタ・ヴァンデル
リッペンリーダー:ソフィア・エング
メイリー・イースト:バイ・リン
ハドソン:ロドニー・A・グラント
ジョージ・ワシントン:ジェリー・ポッター
サディアス・モートン教授:マイケル・シムズ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

1999年製作 106分
公開
北米:1999年6月30日
日本:1999年12月4日
製作費 $170,000,000
北米興行収入 $113,745,408
世界 $222,105,681


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1869年、ウエストバージニア州、モーガン。
アメリカ陸軍大尉ジェームス・T・ウエスト(ウィル・スミス)は、元南部連合の”ブラッドバス”マグラス将軍(テッド・レビン)を追っていた。

一方、発明家でもある連邦保安官アーティマス・ゴードン(ケヴィン・クライン)も、科学者を誘拐するマグラスの動向を探り女装して近づくが、押し入ってきたウエストに邪魔され取り逃がしてしまう。

ワシントンD.C.ホワイトハウス
グラント大統領(ケヴィン・クライン)に呼ばれたウエストは、それが変装したゴードンだと見破る。

現れた、本物のグラント大統領(ケヴィン・クライン)は、科学者を誘拐して兵器を開発し、政府を脅しているマグラスを、1週間以内に捕らえるよう二人に命ずる。

二人は、特別機関車”ワンダラー”で出発するものの反りが合わない。

殺された科学者の生首を利用して、手がかりを掴んだ二人は、ニューオーリンズであるパーティーに忍び込む。

ウエストは、戦争で下半身を失った天才発明家アーリス・ラヴレス博士(ケネス・ブラナー)に接触する。

マグラスを操るのが、ラヴレスだと知ったウエストは、彼の助手のメイリー・イースト(バイ・リン)らに襲われそうになるが、彼女らを倒す。

ラヴレスらが向かった場所を知ったウエストだったが、女装していると思ったゴードンと婦人を、間違えて捕らえられてしまう。

ゴードンは、拘束されていた、見覚えのある酒場の歌手リタ・エスコバー(サルマ・ハエック)と、吊るされそうになっていたウエストを救う。

リタは実は歌手ではなく、科学者の父を捜していることを二人に伝える。

その頃ラヴレスは、新開発の戦車でマグラスの同胞を虐殺し、それに激怒した彼も銃撃され川に捨てられる。

虐殺現場に着いたウエストらは、岸にたどり着いた瀕死のマグラスに気づき、ラヴレスがかつて、民間人まで虐殺した事件の黒幕だと言うことを知る。

ウエストらは、ラヴレスの目的地が、大統領も向かう予定のユタ州の”プロモントリー・ポイント”だと知り、リタに別れを告げて出発する。

しかし、リタは戻り、ウエストは、機関士のコールマン(M・エメット・ウォルシュ)に機関車を止めさせ、彼女を降ろそうとする。

結局はリタに説得され、彼女も同行することになり、機関車はラヴレスの重装備機関車に近づく。

それに気づいたラヴレスは、相手を出し抜き、後方に回り、”ワンダラー”を攻撃する。

ウエストがラヴレスの機関車に乗り移るものの、彼らは捕らえられて置き去りにされ、”ワンダラー”は奪われてしまう。

その場から逃れたウエストとゴードンは、苦労した末に”ワンダラー”を見つけて、ラヴレスの秘密基地に到着する。

ウエストとゴードンは、蒸気で動く機械仕掛けの巨大なクモで、”プロモントリー・ポイント”に向かったラヴレスらを追う。

鉄道敷設工事の、”ゴールデン・スパイク”のセレモニーを行っていたグラント大統領は、現れたラヴレスから降伏を迫られるがそれを拒み、専用機関車を攻撃される。

そこに、大統領に扮したゴードンが現れるものの、二人は捕らえられ、巨大クモによじ登ったウエストは銃撃されてしまう。

式典を開いたラヴレスは、合衆国の分割を宣言するが、大統領は調印を拒否し、ゴードンが殺されそうになる。

そこに、女装してベリーダンサーに扮したウエストが現れ、ラヴレスの気を引き誘惑して、ゴードンを助ける。

ウエストの正体を知ったラヴレスは、大統領を連れ去りその場を逃れる。

ゴードンは飛行機を作り、連邦保安官だったコールマンから、武器弾薬を渡されて飛び立ちラヴレスを追う。

大統領を脅し町を破壊したラヴレスだったが、ウエストらがクモに突っ込む。

ラヴレスは、機械仕掛けの四脚を使って立ち上がり、ウエストを痛めつけるが、ゴードンが油圧ホースを撃ち抜く。

倒れたラヴレスは、ウエストに慈悲を乞うが崖から落ちそうになり、停止したクモから落下しそうになる。

それにしがみついたウエストは、ラヴレスを崖下に転落させる。

その後、”ゴールデン・スパイク”のセレモニーは、グラント大統領出席の下、無事に行われる。

大統領は、ウエストとゴードンの行いを称え、新設された”シークレット・サービス”に任命する。

そして、ウエストとゴードンは、修理したクモに乗り、悠然と荒野を進みワシントンD.C.に向かう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1869年。
陸軍大尉ジェームス・T・ウエストと、発明家の連邦保安官アーティマス・ゴードンは、科学者失踪事件に絡み、兵器を開発して政府を脅している、元南部連合のマグラス将軍を捕らえる命令をグラント大統領から受ける。
二人は、特別機関車”ワンダラー”でマグラスを追うが、黒幕が天才発明家ラヴレスだということを知る。
ラヴレスは新兵器を開発してマグラスを殺し、大統領が鉄道式典を行う、ユタ州の”プロモントリー・ポイント”に向かう。
ウエストとゴードンもそれを知るもののラヴレスに妨害され、彼に捕らえられた大統領は、国家の分割の調印を迫られてしまう・・・。
__________

人気急上昇中のウィル・スミスバリー・ソネンフェルドが、コンビ作の「メン・イン・ブラック」(1997)に続き再び組んだ作品で、実力派ケヴィン・クラインケネス・ブラナーなど、豪華キャストと、1億7000万ドルをかけた製作費が、大いに話題になった作品。

しかし、評価は最悪に近く、ラジー賞ではなんと8部門にノミネートされ、最悪賞など主要部門を受賞してしまった。

北米興行収入は約1億1400万ドル、全世界では約2億2200万ドルのヒットとなった。

機械化が進んでいない19世紀に、奇抜な発明兵器などが登場するアイデアは、まずまず楽しめる。
コメディ仕立ての内容で、出演者もそれなりに奮闘するものの、ギャグなどが今一冴えないところがあり、アクションとしても平凡で、巨額の製作費が生かされていないなど不満が残る。

主演のウィル・スミスは、彼らしいユーモアと体を張った演技で楽しませてくれるが、大統領と二役に加えて女装までして、ラジー賞の”助演女優賞”にノミネートされてしまったケヴィン・クラインは、熱演も空しく欲張り過ぎという感じだ。

悪の黒幕ケネス・ブラナーに至っては、見るに耐えないという声もあり、サルマ・ハエックの、主人公達との絡み方も物足りない。

科学者誘拐犯の将軍テッド・レビン、特別機関車”ワンダラー”の機関士、実は連邦保安官であるM・エメット・ウォルシュ、ラヴレス(K・ブラナー)の助手フレデリック・ヴァン・デア・ヴァルムゼッタ・ヴァンデル、ソフィア・エング、バイ・リンなどが共演している。


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