ウィンドトーカーズ Windtalkers (2002) 3.14/5 (28)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

作品の舞台となった太平洋戦争末期の激戦地サイパンで、実際に従軍した先住民の暗号伝達兵”コードトーカー”と彼らを命がけで守った護衛兵の活躍を描く、製作、監督ジョン・ウー、主演ニコラス・ケイジアダム・ビーチクリスチャン・スレーターピーター・ストーメアマーク・ラファロジェイソン・アイザック他共演の戦争スペクタクル大作。


ドラマ(戦争)

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スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・ウー
製作総指揮:C・O・エリクソン
製作
ジョン・ウー

テンレス・チャン
トレーシー・グラハム
アリソン・R・ローゼンツワイグ
脚本
ジョン・ライス

ジョー・バッター
撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集
スティーブン・ケンパー

ジェフ・ギューロ
トム・ロルフ
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
ジョー・エンダーズ:ニコラス・ケイジ

ベン・ヤージー:アダム・ビーチ
ピート”オックス”ヘンダーソン:クリスチャン・スレーター
チャーリー・ホワイトホース:ロジャー・ウィリー
イェルムスタッド:ピーター・ストーメア
チック:ノア・エメリッヒ
パパス:マーク・ラファロ
メリッツ少佐:ジェイソン・アイザック
ネリー:マーティン・ヘンダーソン
ハリガン:ブライアン・ヴァン・フォルト
リタ・スウェルトン:フランセス・オコナー

アメリカ 映画
配給 MGM

2002年製作 134分(DC 153分)
公開
北米:2002年6月14日
日本:2002年8月24日
製作費 $115,000,000
北米興行収入 $40,911,830
世界 $77,628,265


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1943年。
ナバホ族のベン・ヤージー(アダム・ビーチ)は、家族に別れを告げ、友人チャーリー・ホワイトホース(ロジャー・ウィリー)ら仲間達と共に出征する。

ソロモン諸島ガダルカナル島
迫る日本兵から、陣地を守れという命令を受けていたジョー・エンダーズ伍長(ニコラス・ケイジ)の小隊は、弾も尽き次々と兵士が殺される。

そして、エンダーズも手榴弾の爆発で意識を失ってしまう。

カリフォルニア州、ペンドルトン基地。
ヤージーやホワイトホースは、ナバホ語を使った暗号通信兵としての教育を受ける。

ハワイカネオヘ・ベイアメリカ海軍病院。
鼓膜が破れ平衡感覚に支障をきたしながら、も奇跡的に一命を取り留めたエンダーズは、薬剤師リタ・スウェルトン(フランセス・オコナー)の協力で聴覚試験をパスする。

メリッツ少佐(ジェイソン・アイザック)に戦地復帰を希望したエンダーズは、日本兵に暗号を解読され小隊を失った事実を知らされる。

そこで、海兵隊先住民のナバホ族を教育し、高度な暗号を開発したことをメリッツはエンダーズに伝える。

エンダーズは、その暗号を操る”コードトーカー”護衛の任務を受け軍曹に昇進する。

訓練基地で、同じ任務のピート”オックス”ヘンダーソン(クリスチャン・スレーター)に声をかけられたエンダーズは、そこに到着したヤージーとホワイトホースとはあまり親しくなるなと助言する。

その後、ヤージーは自分と組むエンダーズに挨拶するのだが、彼は素っ気無い態度で多くを語らなかった。

日本の本土攻撃の拠点となるサイパンへの出撃が決まり、沸き立つ兵士達を尻目に、エンダーズはガダルカナルの記憶が甦り心が沈む。

しかし、リタから薬を渡されたエンダーズは、僅かながら心の安らぎを得る。

1944年6月16日、サイパン島
イェルムスタッド一等軍曹(ピーター・ストーメア)の指揮下、チック(ノア・エメリッヒ)、パパス(マーク・ラファロ)、ネリー(マーティン・ヘンダーソン)、ハリガン(ブライアン・ヴァン・フォルト)、そしてヘンダーソン、ヤージー、ホワイトホースらと共に上陸したエンダーズは、日本兵の激しい抵抗に遭う。

エンダーズは敵の大砲の位置をヤージーに伝え、彼は的確な位置をナバホ語で伝達し、海上の戦艦からの艦砲射撃で敵を撃破する。

初日の上陸地点を制圧したアメリカ軍は、新しい合言葉とトーカーズを”ウィンドトーカーズ”と呼ぶことになる。

チックは日本人に似ているとヤージーをからかい、二人は争いになりエンダーズらがそれを制止する。

ナバホとしての誇りを持つヤージーだったが、エンダーズは確かに日本人にも見える彼の単独行動を注意する。

その後、アメリカ軍は進撃を続けるものの、エンダーズはリタからの手紙にも返事を書かなかった。

手紙を出せない規則だったのだが、ヤージーはそれを知らずに息子に手紙を書こうとする。

エンダーズがそれを止めさせようとした時、進路を外れた部隊は味方の砲撃を受けてしまう。

ネリーが砲撃で死亡し、ヤージーは日本兵の軍服を来て敵の無線機を奪い砲撃を止めさせようとする。

イェルムスタッドはそれを許可し、エンダーズが捕虜を装い敵の陣地に侵入し、隙を見て日本兵を倒し、味方の砲撃を修正させる。

エンダーズは、その武勲により銀勲章を受けるが、彼はヤージーの活躍を称え、ネリーの妻に勲章を送るようにとパパスにそれを渡す。

ある村に到着する頃には、エンダーズとヤージーには、ほのかな友情が芽生えていた。

エンダーズは、任務を降りたいということをイェルムスタッドに伝えるが、当然それは許可されなかった。

その直後、日本兵の攻撃が始まり、火炎放射器を背負っていたハリガンは爆死し、チックはホワイトホースに命を救われる。

ホワイトホースはヘンダーソンも助けようとするが、彼は日本兵に斬首されてしまう。

捕らえられたホワイトホースを見つけたエンダーズは、捕虜になるわけにはいかないことを悟り覚悟を決めた彼を、手榴弾で爆死させる。

エンダーズがホワイトホースを殺したことを知ったヤージーは、彼を殴り倒し銃を向けるが、それをパパスが制止する。

その後、アメリカ軍はサイパンをほぼ制圧し、エンダーズの部隊が、最後の拠点となる岩山の偵察に向かうことになる。

現地に向かい、地雷原に入ってしまった部隊は敵の攻撃を受ける。

イェルムスタッドが銃弾に倒れ、突撃してしまったヤージーをエンダーズが追う。

エンダーズは、イェルムスタッドが死んだことを知らされ、チックに弾が切れそうだと言われる。

ガダルカナルの戦場を思い出したエンダーズは放心状態になりかけるが、後方部隊が攻撃され始めたのを知る。

爆撃機の支援要請のため、エンダーズはヤージーに無線連絡をさせようとする。

二人は銃弾を受けながらもその場から離れようとするが、周囲から敵兵が近づく。

ヤージーは、自分を射殺するようエンダーズに銃を向けさせる。

しかし、エンダーズはヤージーを担ぎ上げ味方の陣地に戻り、援軍機が攻撃し敵を撃滅する。

ヤージーの命を救ったエンダーズは致命的な傷を負い、ホワイトホースを殺したことを謝罪し、息を引き取る。

故郷に帰還したヤージーは、自分を命がけで守ってくれたエンダーズを妻子と共に称え、彼の認識票を手に祈りを捧げる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ガダルカナルの戦闘で重傷を負ったジョー・エンダーズ伍長は、回復後に戦地復帰を希望し、軍が新しく開発した、ナバホ語の暗号を操る”コードトーカー”護衛の任務を命ぜられる。
日本本土攻撃の拠点サイパンに向った部隊は、犠牲者を出しながらも”コードトーカー”らの活躍で島を制圧していく。
しかし、彼らを捕虜にするわけにはいかないエンダーズは、激しい日本兵の抵抗に遭い、”コードトーカー”の一人を、已む無く殺してしまう。
味方を殺したエンダーズは苦悩するが、敵との最終決戦で、自分が護衛するヤージーが、捕虜となる危険にさらされる状況に立たされる・・・。
__________

バイオレンス・アクションを得意とするジョン・ウーによる、彼にしてはやや落ち着いた雰囲気ながら、激しい戦闘場面満載の作品で、製作費に1億1500万ドルをかけた超大作。

しかし、北米興行収入は約4100万ドルに留まり、全世界でも約7800万ドルに留まった作品。

上記のように、ジョン・ウーのアクションばかりが目立つ作品で、”コードトーカー”と護衛兵の友情や心の葛藤の描き方が、中途半端だったようにも思える。

無意味と分かりながら陣営を守り、戦友を多く亡くす主人公のニコラス・ケイジは、悲惨な戦場体験で苦悩する兵士を好演している。

誇りあるナバホ族、”コードトーカー”のアダム・ビーチロジャー・ウィリー、やや物足りなさを感じる存在でもある、護衛兵のクリスチャン・スレーター、部隊揮官のピーター・ストーメア、兵士ノア・エメリッヒマーク・ラファロマーティン・ヘンダーソンブライアン・ヴァン・フォルト、主人公の上官ジェイソン・アイザック、主人公に心を寄せる薬剤師フランセス・オコナーなどが共演している。


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