ザナドゥ Xanadu (1980) まだ評価されていません。


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1947年公開の、リタ・ ヘイワース主演作”Down to Earth”の非公式なリメイク作品。
かつての夢を実現しようとする実業家が、ミューズに魅せられた青年と協力して音楽の殿堂を造ろうとする姿を描く、監督ロバート・グリーンウォルド、主演オリビア・ニュートン=ジョンジーン・ケリーマイケル・ベック他共演のファンタジー・ミュージカル。


ミュージカル


スタッフ キャスト ■

監督:ロバート・グリーンウォルド
製作総指揮:リー・クレイマー
製作:ローレンス・ゴードン

脚本
リチャード・クリスチャン・ダナス
マーク・リード・ルベル
撮影:ヴィクター・J・ケンパー

編集:デニス・ヴァークラー
音楽
バリー・デ・ヴォルゾン

エレクトリック・ライト・オーケストラ
ジョン・ファーラー
ジェフ・リン
クリフ・リチャーズ
オリビア・ニュートン=ジョン

出演
女神キーラ:オリビア・ニュートン=ジョン

ダニー・マグワイア:ジーン・ケリー
ソニー・マローン:マイケル・ベック
シンプソン:ジェームズ・スローヤン
ヘレン:ディミトラ・アーリス
サンドラ:キャティ・ハンリー
女神:サンダール・バーグマン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1980年製作 95分
公開
北米:1980年8月8日
日本:1981年2月21日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $22,762,571


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

画家を目指す青年ソニー・マローン(マイケル・ベック)は、描いた絵が気に入らずに、破って窓の外に放り投げてしまう。

風に乗ったその絵は、9人のミューズ(女神)が描かれた巨大な壁画に触れる。

そして、その絵の中から、ミューズ達が踊りながら現れ、それぞれが旅立っていく。

一人のミューズ、キーラ(オリビア・ニュートン=ジョン)は、海岸を散歩するソニーにローラースケートで近づき、何も言わずに、突然、彼にキスして消え去っていく。

ソニーは画家として稼ぐ自信をなくしてしまい、古巣のエアーフロー・レコードに復帰することになる。

アルバム・カバーの模写の仕事をするソニーは、今回の材料に使うカバーを見て驚いてしまう。

そこには、ソニーに海岸でキスをして消えていった女性が写っていたからだ。

ソニーは彼女のことが気になり、捜し始めるが見つからず、製作者もプリントしたら、知らぬうちに彼女が写っていて、それが気に入り採用したようだった。

海岸に向かったソニーは、そこでクラリネットを吹く初老の男性ダニー・マグワイア(ジーン・ケリー)に出会う。

ダニーに挨拶していたソニーは、彼女を見つけてバイクを借りて追いかけるが、よそ見をして海に転落してしまう。

ソニーは、ダニーに事情を話し、再び彼女を捜し始めようとする。

その後ソニーは、アルバムの背景になっていたホールに向かい、そこで、ローラースケートをする彼女”キーラ”を見つける。

運命的なものを感じていることを伝えるたソニーだが、キーラは再び消えてしまう。

”プラチナ・パレス”に絵を設置に行ったソニーは、そこでダニーに再会して彼の豪邸に招かれる。

かつて音楽に情熱を捧げていたダニーは、それを断念して親の後を継ぎ、建築業で成功したのだった。

現在は引退したダニーは、音楽の殿堂と言えるようなクラブを造る夢を抱いていた。

ソニーが帰った後、音楽への思いに感傷的になっていたダニーの前にキーラが現れる。

二人が楽しく歌い踊る幻覚を見て、ダニーは思わず微笑んでしまう。

ある日、ソニーの仕事場にキーラが現れ、二人の出会った廃墟のホールを、ダニーが構想するクラブにする提案をする。

翌日、ダニーをホールに連れて行ったソニーは、そこが気に入った建築の専門家である彼の、夢広がる、1940年代と1980年代が融合した、ミュージック・ホールの改築計画を聞かされる。

ダニーは興奮し、ソニーをパートナーにして、モンゴルクビライが建てた桃源郷ザナドゥ”の名前をクラブに付けることを、その場に現れたキーラの提案で決める。

ソニーは早速エアーフロー・レコードを辞め、キーラと祝杯をあげ、やがて二人は愛し合うようになる。

しかし、キーラは自分が人間ではなく、ゼウスの娘ミューズであることをソニーに告白して姿を消す。

抜け殻のようになってしまったソニーは、ザナドゥのオープンにも行く気になれずにいた。

ダニーは、”キーラを取り戻すために、彼女がたどった道を探せ”とソニーにアドバイスする。

ソニーはキーラと8人のミューズが描かれた壁画を発見し、絵に向かって飛び込み天界にたどり着く。

キーラはソニーの前に現れるが、人間界には戻れないことを伝えて彼を帰そうとする。

ソニーは、ゼウスに直談判するが願いはかなわず、下界に戻されてしまう。

しかし、キーラはソニーへの気持ちをゼウスに伝え、母ムネーモシュネーがそれを手助けする。

いよいよザナドゥのオープンを迎え、再び下界に現れた、キーラの歌と踊りで盛大な祝賀イベントが始まる。

歌い終わったキーラは光と共に消え去り、失意のソニーをダニーが励ましてドリンクを注文する。

それを、ソニーのテーブルに運んだのは、なんとキーラだった。

ソニーはキーラに声をかけ、二人は笑顔で話し始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

画家志望の青年ソニー・マローンが、気に入らずに捨てた絵が風に舞う。
その絵は、9人のミューズ(女神)が描かれた巨大な壁画に触れ、その中からミューズ達が踊りながら現れえ旅立っていく。
その一人キーラは、ソニーと出会い、彼は画家として自信をなくし、アルバム・カバーの模写の仕事を始める。
ソニーは職場で、模写しているカバーの女性がキーラだと気づき、運命を感じて彼女を捜し始める。
その後ソニーは、音楽の殿堂のような理想のクラブを造る夢を抱いている、初老の男性ダニーと出会うのだが・・・。
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1970年代にミュージシャンや映画出演をして一世を風靡したオリビア・ニュートン=ジョンが、その勢いに乗り主演した作品。

興行的に大成功とは言えなかったものの、作品のサントラ”マジック”のエレクトリック・ライト・オーケストラの主題曲”ザナドゥ”、オリビアクリフ・リチャーズのデュエット”恋の予感”(Suddenly)などが大ヒットした。

近未来と1940年代が融合したような造型のホールや音楽、ポップなアートやアニメなどを駆使した楽しい映像は、大いに楽しめる。

何といっても、演技者としてはこれが遺作となるジーン・ケリーが、68歳にして、軽快で華麗なステップを見せてくれるのは嬉しいばかりだ。

ヒロインのキーラに魅了されるマイケル・ベックのローラースケート姿は、ジーン・ケリーに比べると”滑稽”に見えてしまい、インパクトもない演技が残念だ。

作品の評価はかなり低く、ラジー賞に多数ノミネートされてしまい、監督のロバート・グリーンウォルドは受賞してしまった。
しかし、1970年代末からの空前のディスコ・ブームが吹き荒れる中、その時代の雰囲気を味わうには、十分に興味深い作品でもある。


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